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おぼろげな凱旋ス

2015 / SAITO Takafumi

前年度の二人展を経て Ongoing では初となった斉藤隆文の個展〈おぼろげな凱旋ス〉。斉藤は自身の作品について「過去の事象を探りながら、今の時代を見つめている」と話す。一見すると政治や社 会問題に対する批評的な作品のようにも映るが、斉藤の作品の本質は、むしろ過去を見つめることで現代に孕む様々な問題を曝け 出している点にあるといえる。本展「おぼろげな凱旋ス」は、幼少時代、斉藤の祖父が歌い聞かせてくれたという日露戦争に関する しりとりの歌をきっかけに着想したという。歴史という概念についての個人的な体験から言及。そもそも、いくら客観性を維持しつ つ多角的かつ公平な視点を志したとしても、「純粋な歴史」などというものは存在しえないのかもしれない。次の世代に歴史を残す その瞬間に、その時代時代の価値観や個人の興味、そして思想などが入り交じった「フィルター」がどうしてもかかってしまうから だ。斉藤はそうしたフィルターが幾重にもかけられた過去の事象を冷ややかに見つめることで、私たちが生きていく上で盲目的に 享受している「現代」というこの時代、そしてそこに潜む狂気や歪みをあぶり出そうとする。 Art Center Onging 紹介文
 
個展:「おぼろげな凱旋ス」
会期:2015年12月2日 (水)- 12月13日 (日)
会場:Art Center Onging、東京
 
Pre Ongoing School(アーティストトーク)
日時:12月6日(日)15:00ー
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)
 
ワークショップ:「おぼろげな凱旋ス」ワークショップ
日時:12月13日(日)15:00ー
参加費:1,000円(1drink付き+入場料込み 先着30名様)