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Daily drawing, Daily page

2019 / Daily drawing Daily page /

「この絵画、このページ」

アーティスト・コレクティヴの「オル太」、プラクティショナー・コレクティヴの「コ本や」との2つのコレクティヴによる共同企画の参加型イベントです。一冊の本をめぐって、順に参加者は朗読しあい、同時にその言葉を手がかりにドローイングを描きます。文字を読み、音を聞き、線や形に表して、本の世界に入り込んだり、少し離れてみたり、一冊の本との関係性を開いていくことで、新しい余白を立ち上げていきます。何に描くかは、古本や木片、石といったマテリアルにも描くこともあり、画材選びから始めていきます。自分が描いたドローイングがいつの間にか他の手に渡り筆が重ねられ、新しいかたちになって戻って来る。朗読で本が巡るように絵も巡る。誰でも参加可能。
今回は、「アート/ブックのとても大きな部屋:読む・作る・考える」に合わせて、新潟県で生まれた坂口安吾の自伝的小説『石の思い』から始まり、代表作の『桜の森の満開の下』に至るまで、農舞台で安吾と出会いましょう。
 
|日程|  3/21(木) 13:30-17:00
|朗読本| 坂口安吾著作(『石の思い』『桜の森の満開の下』『白痴』)
|場所|  まつだい「農舞台」
      〒942-1526 新潟県十日町市松代3743-1
|参加費| ドネーション制
|対象|  子どもから大人まで
|企画|  オル太, コ本や honkbooks
 
https://honkbooks.com/post/183582381801/dddp28

 
ルール:参加者が参加者によって指示された読み方で読み、描き方で描く。
 
1 桜の森の満開の下
本を読む人:井上徹 提案者:斉藤隆文 読み方:2人で一緒に読む(井上、斉藤) 描き方:一回筆を置いたら支持体から離さない、一筆描き
2 桜の森の満開の下
本を読む人:飯岡幸子 提案者:ゆびな 読み方:1人で真ん中で読む 描き方:色んな色を使う
3 桜の森の満開の下
本を読む人:だつお 提案者:村田萌菜 読み方:場所は自由、一行づつ飛ばして読む 描き方:利き手と反対で描き
4 桜の森の満開の下
本を読む人:Jang-Chi 提案者:和田信太郎 読み方:遠いところから大きな声でゆっくり 描き方:このテーブルから離れる
5 桜の森の満開の下
本を読む人:長谷川義朗 提案者:秋山伸 読み方:雪を額に付けて、口を閉じないで読む 描き方:雪を握りながら読む
6 桜の森の満開の下
本を読む人:川村和秀 提案者:松浦昇 読み方:棒読みでめちゃくちゃ早口 描き方:眺める
7 石の思い
本を読む人:メグ忍者 提案者:中島あかね 読み方:読んだところを行ったり来たりしながら読む 描き方:外で紙をお腹の上に乗せて描き
8 石の思い
本を読む人:中島あかね 提案者:メグ忍者 読み方:読んだところを行ったり来たりしながら読む 描き方:画材を使わないで描く、皆んなで歩きながら
9 石の思い
本を読む人:松浦昇 提案者:川村和秀 読み方:出来るだけ感情的に読む 描き方:声を出しながら描く
10 石の思い
本を読む人:村田萌菜 提案者:長谷川義朗 読み方:すごくゆっくり読む 描き方:全員で1つの紙に描く
11 石の思い
本を読む人:秋山伸(描く人) 提案者:Jang-Chi 読み方:皆んなで読む 描き方:秋山さんが描く
12 石の思い
本を読む人:和田信太郎 提案者:だつお 読み方:名詞を強調しながら早口で読む 描き方:1段落につき1人1ストロークごと描く