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Living Conditions

2024 / Firing Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

インスタレーション、シングルチャンネル・ビデオ、サウンド 69’45’’
 
本展では、豊田市にある保見団地を制作の契機の一つとしながらも、各地にある「団地」のリサーチを加え、さらにそこに日本の戦後の産業構造・社会構造の変化を象徴する「炭鉱」の穴倉的イメージを重ね合わせる。日系ブラジル人が多く暮らすことで知られる保見団地であるが、1969年に開発が始まり1975年に入居開始となった当初の団地は、斜陽を迎え閉山となった炭鉱労働者が「流民」となり、自動車工場の働き手として数多くやってきたことで形作られた。(中略)戦後各地に誕生した団地は、生活や産業に必要なインフラを集中させ、効率化を図ることを目的に作られたものである。その団地の配管=インフラを作品の基礎に使うという選択は、戦後の日本を覆う下部構造=インフラの抗し難い力を象徴するようであり、またオル太が近年関心を抱いている詩人森崎和江が描き出した筑豊の炭鉱=地下世界にも通じる。
千葉真知子「しないでおくことの可能性、別の生の可能性」 展覧会カタログより引用
 
出演:安藤朋子、中川友香、文、ネス・ロケ、長沼航、今村達紀、メグ忍者、井上徹、斉藤隆文、長谷川義朗、三ヶ尻敬悟(contact Gonzo)、松見拓也(contact Gonzo)、千葉真智子、勝部涼亮(dot architects)、北里萌音(dot architects インターン)、豊田市美術館ボランティア
編集・演出:Jang-Chi
編集・脚本:メグ忍者
撮影・編集助手:清原惟
小道具・造形:斉藤隆文
録音・音響:井上徹
照明:今村達紀
舞台設計・造形:長谷川義朗
英語字幕:リリアン・キャンライト
フィリピン語字幕:ネス・ロケ
機材協力:松見拓也(contact Gonzo)
ロケーション:豊田市美術館
リサーチ協力:JUNTOS、特定非利活動法人トルシーダ、チェ・ヨンリ、Mojiko Art Platform、折笠富美子
 
『スタンドプレー vol.4 多摩ニュータウンでのアクティビティ』2019
シングルチャンネル・ビデオ、サウンド 30’33’’
オル太Website: https://olta.jp/works/standplay-vol4/
 
展覧会:「しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム」
 
主な出品作家:ポール・シニャック、ジョルジュ・スーラ、カミーユ・ピサロ、ラスロー・モホイ=ナジ、アスガー・ヨルン、イリヤ・カバコフ、集団行為、マルガレーテ・ラスペ、大木裕之、コーポ北加賀屋(adanda + contact Gonzo + dot architects + remo + FabLab Kitakagaya + 102木工所 + REUNION STUDIO)、オル太
 
会期:2024年10月12日[土]‐2月16日[日]
会場:豊田市美術館
開館時間:10:00-17:30[入場は17:00まで]
休館日:月曜日[祝日の場合は開館]、12月28日〜1月17日
 
主催:豊田市美術館
協力:Galerie Molitor
 
Website: https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/anarchism_and_art
Tokyo Art Beatインタビュー: https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/olta-toyota-interview-202411
 
関連イベント: Spectacle Firing

Photo: ToLoLo studio, OLTA