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死者の書

2018 / TRANSMISSION PANG PANG 2017- Walking Cascade 2016 /

Collaboration with Matthieu Blake
映画制作のアイデアを題材にしたオル太とフランス人作家であるマチュー ブレイクとのコラボレーションプロジェクト。作品では各シーンの映像が部分的にライブで制作され、シナリオはドローイングと発話のパフォーマンスによって展開される。映像の対象は徐々に明らかにされ、その多くは1943年に釈迢空(折口信夫)によって出版された歴史的な幻想小説「死者の書」を探求する。この小説では、古代、當麻曼荼羅の中将姫伝説と幻想、奈良時代の大津皇子と郎女(姫)の狂気の関係と亡霊の姿を融合した。
「死者の書」の舞台となった当麻寺や二上山を訪れ、それぞれ自身のシナリオを朗読し、四角の透明な支持体に描くパフォーマンスを撮影した。各個人がリサーチから断片的なシナリオをつくり、それらは結合して物語を形成する。衣装の黒い帯に自身が制作したテキストが白インクで書かれ、そのテキストを各々が読み上げる。他の人物が読み上げられたテキストの解釈から、モジュール式で高さが変更可能な器具を用いて、ライブドローイングを制作した。
集団は、発話の表象から選ぶことで本の中で展開されていく物にできる限り近づき、物語そのものと溶け込み、声を具現化し、創造的でラディカルな朗読のリレーとこの意味における制作を実行した。この朗読とパフォーマンスは、洞窟や寺の前、山への小道で行われ、そのようにして書かれた歴史やその歴史の起源がある場を更新しようと試みている。