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Format

installation

performance

sculpture

漂白と遍歴

2023 /

伊豆諸島の神様達が集まったとされる神津島を舞台に、様々な立場から島に関わる人とつながり、それぞれの暮らしや考え方を学び合うことを目指したアートプロジェクト「HAPPY TURN/神津島」。「アーティストプログラム in 神津島」の一環として、2022年春からアーティスト集団「オル太」を招聘し、神津島の歴史や風土のリサーチを通じた作品制作を続けてきました。『漂白と遍歴』では、島の空き家「ちょうべえ」を舞台にプログラムの成果発表となる展示、パフォーマンスを行います。島に流れ着く様々な漂流物を神として祀る信仰の逸話から着想を得た本展では、独特の風習が残る神津島の歴史だけでなく、海を隔てた他国との関係まで思い巡らされます。島民へのインタビューや文献調査を繰り返し、実際に島で収集された漂流物などで制作された作品からは、豊かな自然や神話と人々の関わりから現在に至る暮らしとの結びつきを考えるきっかけになるでしょう。
 
展示日時
2023年2月13日(月)-2月19日(日)
 
パフォーマンス
2月17日・18日・19日
 
会場
ちょうベえ(東京都神津島村神津島村818)
 
公演定員
各日程15名
 
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人シマクラス神津島
 
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/56184/
http://happyturn-kozu.tokyo/2023/02/12/olta2/

《戦闘機と筏》
映像

《タンチョウのデコイ》
漂着物、JALの時刻表

《第一列島線と第二列島線のデコイ》
漂着物、木材、プラスティックの皿に油彩

《シチフク》
既製品の木彫に油彩、アメリカ芋

《デイリー・ファウンド・オブジェ 神様》
漂着物、接着剤

《Interview card》
紙にインクジェットプリント、ミクストメディア

《ターナス》
瓶、水、他

《寄物の道》
椰子の実、釣り竿、釣り糸、他

写真:縣健司