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スタンドプレー vol.1

2018年 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

「スタンドプレー」は、オル太が日常の中から笑いを生む事物や状況を記述、記録し、都市の機能やメディアと身体が作り出す関係性を考察する試みである。都市におけるパイロンやペットボトルなどの簡易的に用いられる物、賭け事などの集団における行為、信号機や防災無線などの機能やそれらの環境での人々の身振りと会話に着目し、笑いがもたらす社会的な役目を能楽堂で演じる。
 
ゼウス神殿の聖なる社地(アルソス)は、古くからアルティスと呼ばれていた。ピンダロスも、オリンピック競技の優勝者にささげた頌詩の中で、これをアルティスと言っている。(呉茂一『ギリシア神話』1994年、新潮社)
 

 
脚本、演出、出演、制作:オル太
映像撮影:飯岡幸子、村田萌菜
映像編集:飯岡幸子、メグ忍者(オル太)
 
日時:2018 年7 月23 日(月)
開場:18:30 開演:19:00 終演:20:30( 予定)
会場:川崎能楽堂
住所:川崎市川崎区日進町1-37
企画:オル太、Drawing lab Wroclaw
 
超衆芸術 スタンドプレーとは
日常の中で出会う笑いを引き起こす現象を調査し、都市生活の中で生まれる無意識の身体の動きや人為的に仮設された街頭のオブジェがもたらす無作為の状況について明らかにしていく。群衆と物質や情報を含めた集合を「超衆」を名付け、都市の環境や機能によって私たちが演じていると気づく事柄や場所をシミュレーションする。

写真:井上佐由紀