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複製された笑い

2016 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

展示:「亡霊ー捉えられない何か」
会期:2016年6月3日(土)ー7月3日(日)
会場:瑞雲庵、京都
キュレーション:吉岡恵美子
助成:公益財団法人西枝財団
協力:京都精華大学
 
『複製された笑い』
笑いは、人間の本質や社会的な役割を持ち、古来より多くの哲学者が人間を「笑うことを心得ている動物」と定義した。アンリ・ベルクソンは、笑いは一人の人間の中に二つの相容れない、こわばった感情があると仮定できる、と書いている。笑いがもつ集団性や社会的な役目に着目し、日常の様々な場所で目撃した笑いの現象や身振りを(笑い)声と画で再演した。
 
『マイQRコード』
身体に描かれたQRコードは、Lineアカウント「laughing」に繋がる。そこでは、日々撮影された笑いの映像を見ることができる。
 
ワークショップ:笑いのレプリカ
現在参加中のグループ展「亡霊ー捉えられない何か」展にて、ワークショップ「笑いのレプリカ」を開催します。
日時:6月18日(土)14:00-18:00
会場:瑞雲庵
対象:どなたでもご参加いただけます。
定員:10名 (要予約、bourei2016@gmail.com 宛にメールで申込)
参加費:無料
オル太の本展出品作品は「笑い」をテーマとしています。ワークショップでは、参加者がオル太と共に「笑い」について考え、各々の「笑い」のイメージをドローイングやマスク(仮面)で表現する試みです。
 
技術が情報の(とりわけイメージの)伝播を発達させればさせるほど、技術は与えられた意味の陰に隠れて作られる意味に仮面をつける方法を提供してしまう」(ロラン・バルト(2005)『映像の修辞学』ちくま学芸文庫)
オル太は本展出品の映像作品において、自己と他者、社会における「笑い」の性質や現象、「笑い」が引き起こす感情や機能を探ります。ワークショップでは、オル太の作品の世界に触れ、共に「笑い」について考えながら、各自が「笑い」のイメージをドローイングやマスク(仮面)で表現します。

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1-5、Photo : Seiji Toyonaga