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installation

painting

メグ忍者個展「キャピタリズム」

2024 / MEGUNINJA

メグ忍者は、1988年生まれ、千葉県出身。大量生産される商品や趣味性から増殖し続ける素材に着目し、日用品や日常を批評性を持って見つめる作品を制作する。
 
初の個展となる本展では、人々の消費と欲望を一つの資本主義の象徴として表す彫刻が点在する。毎日増え続ける紙袋の存在を資本主義の「自然」と捉えて日々のドローイングを表面に出現させ、過剰な現代の物欲をコンクリートやウレタンフォームで充填し、変容させる。
 

開催日時:2024年1月19日(金)– 2月11日(日)12:00-19:00、金土日のみ開廊
 
会場:CAPSULE(東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F)
https://capsule-gallery.jp

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field research

installation

video

耕す家:不確かな生成

2020-2022 / House 2009- /

数年間使用されてこなかった土地に仮の家を建て、住みながら、投機と回収という高度に産業化した農業とは別のモデルを模索した。本プロジェクトは、以前に行なったものを守谷市の土地の特長を踏まえながら改編したものだ。《耕す家》は道具を置く「納屋」とベッドやコンポストトイレといった「家」としての機能を持つ。壁の一部は、舞台として畑の方へと開かれる。畑では、コンパニオンプランツや草マルチを用いて不耕起栽培という実験的な農法を採用し、一代限りの作物しか実らせないF1種ではなく在来の種を使っての作物栽培を行った。作物の成育する過程を観察し、この場所で拾ったプラスチックやアルミ缶などの人工的な素材に版画として描く。また、土地に自生している竹や葛を利用して、オブジェクトをつくる。農作物を調理して食べ、米ぬかや籾殻を利用し、排泄物を堆肥に変える。産業化した農業の隙間を縫うようにして進められたこのプロジェクトの過程で、版画やフロッタージュ、ドローイング、また収穫物は生まれ、アーカススタジオや近くの畑や小屋で展開された。
 
『耕す家:不確かな生成』
日時:2022年2月2日(水)~3月14日(月)13:00-17:00
場所:茨城県守谷市内
公開内容:
1.《耕す家》内部
2. 農作物(国分鮮紅長人参、青首大根)の収穫
3. 籾殻燻炭で焼いた陶芸作品、竹細工、版画作品、アルミ缶日誌など
4. 大根や人参の葉で作ったお茶
装備:汚れても良い靴、暖かい服装
 
アーカスプロジェクト 2020-2021 いばらき アーティスト・イン・レジデンスプログラム』
参加アーティスト: イエヴァ・ラウドゥセパ(ラトビア)、ミロナリウ[クロディアナ・ミローナ&ユァン・チュン・リウ](アルバニア/台湾)、オル太(日本)
 
https://www.arcus-project.com/assets/pdf/ARCUS_Project_Activity_Report_2020-2021.pdf

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1-3、5、7、9-13、写真:加藤甫
4、6、写真:縣健司

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drawing

video

「Try the Video-Drawing」に参加

2021 /

TAV GALLERYでのグループ展に参加します。
 
開催概要
 
名称 : Try the Video-Drawing
会期 : 2021年5月14日 (金) – 5月31日 (月)
会場 : TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐谷北1-31-2) [03-3330-6881]
時間 : 13:00 – 20:00
休廊 : 水曜、 木曜
 
出展作家 : 泉太郎、大木裕之、岡田裕子、オル太、小林勇輝、小宮りさ麻吏奈、田村友一郎、林千歩
 
企画 : 林千歩、西田編集長
協力 : ANOMALY、Take Ninagawa、MIZUMA ART GALLERY、Yuka Tsuruno Gallery
 
ビジュアルデザイン : 阪本あかり
 
website : http://tavgallery.com/try-the-video-drawing/

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drawing

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performance

〈Daily drawing, Daily page vol.35〉「東京史/詩」

2020 / Daily drawing Daily page /

『Daily drawing, Daily page vol.35』をフェスティバル/トーキョー20プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』にて開催します。
 
日時| 2020年10月24日(土)13:00~16:00(参加者は12:45集合)
会場| 東京芸術劇場前広場、オンライン(Periscope on Twitter)
朗読本| 東京にまつわる歴史と詩より、複数篇を選取
参加費| 無料
定員| 10名程度
※ご観覧は予約不要で自由にしていただけますが、朗読とドローイングにご参加いただくには事前予約が必要です。
[〆切:10月23日(金)23:59, 定員10名]
予約フォーム→ https://forms.gle/YwaVhtppPjxBhVPu7
 
本を朗読しあい、同時にその声や言葉を手がかりにドローイングを描く、参加型のドローイング・パフォーマンスです。
コレクティブとしてパフォーマティブな作品制作を続けるオル太と、本屋を拠点に構えアート・プロジェクトを実践するコ本や honkbooksの共同企画として、2016年より継続して開催しています。
今回はフェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』に参加し、Pop-up 印刷トラックが出張する東京芸術劇場 劇場前広場にて開催します。
朗読するのは、東京にまつわる出来事を元にした、いくつかの詩や、体験記、日記など。関東大震災の起こった1923年頃から現代までの歴史を辿る文章を選取します。都市としての東京を見守ってきた”広場”に、オル太によってつくられた鉄の小舞台を設置し、朗読しながら描く様子をオンラインで配信します。ご来場いただけない方も、オンライン配信を聞きながら描いた絵をメールで送ることができますので是非ご参加ください。会場でリソグラフ印刷をし、その場でドローイングに加えていきます。
イベント終了後には、ガリ版印刷発信基地にて一冊の本としてまとめます。
 
▶︎参加方法|要予約【申込期限:10月23日(金)23:59まで】
イベント当日、12:45に東京芸術劇場前広場に直接お越しください。鉄製の小舞台が目印です。
朗読本、画材等はこちらで用意しますので、持ち物はとくにありません。
新型コロナウィルス感染予防対策は万全の上、汚れても良い服装でお越しください。
▶︎参加条件|下記項目について同意いただける方
・Periscopeよりオンライン生配信を行い、映像記録も行います。
・記録したものに関して、後日作成される〈Daily drawing, Daily page〉の作品へ使用する可能性があります。
・参加に際してご記入いただいた名前は、公開する可能性があります。
 

フェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』
https://www.festival-tokyo.jp/20/program/hand-saw-press.html

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performance

workshop

Daily drawing, Daily page vol.34

2020 / Daily drawing Daily page /

『Daily drawing, Daily page vol.34』を開催します。webミーティング「zoom」を通し島崎藤村『破戒』を朗読しながら、お絵かきチャット「MagicalDraw」でドローイングします。
 
日時:9月21日(月・祝)21:00-23:00頃(20:30開場)
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
朗読本:島崎藤村『破戒』
参加費:オンライン投げ銭制
定員:20名程度
企画:オル太, コ本や honkbooks
参加方法:要予約【申込期限:9月21日(月・祝)15:00まで】
必ず事前にこちらのフォームからお申込みください
https://forms.gle/VBpv8oaT2AYWqjhs8
 
詳細はこちら↓
https://https://honkbooks.com/dddp-34/
 
Daily drawing, Daily pageとは
アーティスト・コレクティヴの「オル太」、プラクティショナー・コレクティヴの「コ本や」との2つのコレクティヴによる共同企画の参加型イベントです。一冊の本をめぐって、順に参加者は朗読しあい、同時にその言葉を手がかりにドローイングを描きます。文字を読み、音を聞き、線や形に表して、本の世界に入り込んだり、少し離れてみたり、一冊の本との関係性を開いていくことで、新しい余白を立ち上げていきます。何に描くかは、古本や木片、石といったマテリアルにも描くこともあり、画材選びから始めていきます。自分が描いたドローイングがいつの間にか他の手に渡り筆が重ねられ、新しいかたちになって戻って来る。朗読で本が巡るように絵も巡る。誰でも参加可能。

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live painting

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Public Meeting

Youtube

Daily drawing,Daily page vol.32

2020 / Daily drawing Daily page /

『Daily drawing,Daily page vol.32』をオンライン上で開催しました。
朗読はwebミーティング「zoom」を通して行い、ドローイングはお絵かきチャット「MagicalDraw」で描き出し、20名の参加者で夏目漱石の小説『夢十夜』(1908)に取り組みました。
『Daily drawing, Daily page』は、5月以降もオンラインにて開催予定です。
 
日時:2020.4.26(日)16:00-18:30
朗読本:夏目漱石『夢十夜』青空文庫
Youtube
参加者:だつお、komitsu、井上、tago chan、平瀬ミキ、工藤千尋、たつき、みつこ、メグ忍者、たんじ、斉藤隆文、kengo、川村、あら太、ゆびな、チャンチ、長谷川、家村佳代子、なかじま、まゆたん、和田
企画:オル太、コ本や

第一夜
読み方:一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:参加者が二つ(偶数番号と奇数番号)に分かれて、左右それぞれの領域で描く

第二夜
読み方:一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:参加者が二つ(偶数番号と奇数番号)に分かれて、左右それぞれの領域で描く

第三夜
読み方:一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:参加者が二つ(偶数番号と奇数番号)に分かれて、左右それぞれの領域で描く

第四夜
読み方:一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:参加者が二つ(偶数番号と奇数番号)に分かれて、左右それぞれの領域で描く

第五夜
読み方:一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:参加者が二つ(偶数番号と奇数番号)に分かれて、左右それぞれの領域で描く 

第六夜
読み方::一夜毎に、二人が交代で読む
描き方: 7 pixelで描く

第七夜
読み方::一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:(ズーム300%にして)偶数の番号の人が描いて、奇数の番号の人が消しゴムで消す

第八夜
読み方:早く読む
描き方:ゆっくり描く

第九夜
読み方::一夜毎に、二人が交代で読む
描き方:偶数の番号の人は黒で描き、奇数の番号の人は文字を書く

第十夜
読み方:
描き方:自分の描く範囲を決めてその中で描く

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painting

performance

workshop

Daily drawing, Daily page

2020 / Daily drawing Daily page /

アーティスト・コレクティヴの「オル太」、プラクティショナー・コレクティヴの「コ本や」との2つのコレクティヴによる共同企画の参加型イベントです。一冊の本をめぐって、順に参加者は朗読しあい、同時にその言葉を手がかりにドローイングを描きます。文字を読み、音を聞き、線や形に表して、本の世界に入り込んだり、少し離れてみたり、一冊の本との関係性を開いていくことで、新しい余白を立ち上げていきます。何に描くかは、古本や木片、石といったマテリアルにも描くこともあり、画材選びから始めていきます。自分が描いたドローイングがいつの間にか他の手に渡り筆が重ねられ、新しいかたちになって戻って来る。朗読で本が巡るように絵も巡る。誰でも参加可能。
 
 
Daily drawing, Daily page vol.35
フェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』に参加し、Pop-up 印刷トラックが出張する東京芸術劇場 劇場前広場にて開催。出村紳一郎『虹蜺譚100話』を朗読しながら、広場に設置された鉄の小舞台で、透明シートに描画する。
日時| 2020年10月24日(土)13:00-16:00
朗読本| 出村紳一郎『虹蜺譚100話』
会場| 東京芸術劇場前広場、オンライン(Periscope on Twitter)
https://https://honkbooks.com/dddp-35
 
「東京史/詩」アーカイブZIN
フェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』にてオル太×コ本やで開催した〈Daily drawing, Daily page vol.35〉「東京史/詩」のドキュメントZIN。全ドローイング と当日の会場風景を掲載。
印刷・製本:Hand Saw Press(リソグラフ)
発行:オル太、コ本や honkbooks
18ページ、A3、ホチキス綴じ
価格:2500円(sold out)
 
 
Daily drawing, Daily page vol.34
日時:2020年9月21日(月・祝) 21:00-23:00
朗読本:島崎藤村『破戒』
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
https://https://honkbooks.com/dddp-34
 
 
Daily drawing, Daily page vol.33
日時:2020年5月23日(土) 16:00-18:30
朗読本:中原中也『山羊の歌』
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
https://https://honkbooks.com/dddp-33
 
 
Daily drawing, Daily page vol.32
日時:2020年4月26日(日) 16:00-17:30
朗読本:夏目漱石「夢十夜」
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
https://honkbooks.com/dddp32-2
 
 
Daily drawing, Daily page vol.31
蝋燭の光のもと、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』を朗読しながら黒の画用紙に白の描画道具でドローイングします。
日時:2020年2月24日(月)14:00-16:00
朗読本:メアリー・シェリー(著) 森下弓子(翻訳) 『フランケンシュタイン』
会場:コ本や(東京都豊島区池袋2-24-2メゾン旭2F)
https://honkbooks.com/dddp31
 
 
Daily drawing, Daily page vol.30
尹 東柱『尹東柱詩集 空と風と星と詩』を朗読し、短冊の色紙に鉛筆でドローイングをする。
日時:2019年12月15日(日) 18:00ー20:00
朗読本:尹 東柱(ユン・ドンジュ)『尹東柱詩集 空と風と星と詩』
会場:コ本や(東京都豊島区池袋2-24-2 メゾン旭2F)
https://honkbooks.com/post/dddp30
 
 
Daily drawing, Daily page vol.29
土方巽『病める舞姫』を読みながら、紙に土粘土、木炭、石、木、水などで描画する。
 
「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」
日時:2019年9月6日(金)-8日(日)*東京藝術大学藝祭期間中
DAY1 9月6日(金)13:00–19:00
DAY2 9月7日(土)10:00–17:00
DAY3 9月8日(日)10:00–17:00
朗読本:土方巽『病める舞姫』
会場:東京藝術大学附属図書館B棟(東京都台東区上野公園12-8)
企画:東京藝術大学附属図書館, 東京藝術大学大学院映像研究科, RAM Association, コ本や honkbooks
助成:2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
http://geidai-ram.jp/geidaibiblioscape2019/
 
 
Daily drawing, Daily page vol.28
「アート/ブックのとても大きな部屋:読む・作る・考える」に合わせて開催。新潟県で生まれた坂口安吾著作『石の思い』『桜の森の満開の下』『白痴』を朗読しながら、紙に水彩、クレヨン、ペン、雪など、素材を用いてドローイングする。順番に参加者による読み方や書き方の指示がされ、屋内から雪の積もる屋外へ移動したり、声の大きさや読む速さ、拘束のある描画法や全身を使ったものなどが交わされる。開催後、まつだい「農舞台」でリソグラフを用いて製本される。
 
日時:2019年3月21日(木)13:30-17:00
朗読本:坂口安吾著作(『石の思い』『桜の森の満開の下』『白痴』)
会場:まつだい「農舞台」(新潟県十日町市松代3743-1)
https://honkbooks.com/dddp28
 

Daily drawing, Daily page vol.35、東京芸術劇場前広場

<Daily drawing, Daily page vol.35>「東京史/詩」アーカイブZIN

Daily drawing, Daily page vol.34、オンライン(MagicalDraw)

Daily drawing, Daily page vol.32、オンライン(MagicalDraw)

Daily drawing, Daily page vol.31、コ本や(東京)

Daily drawing, Daily page vol.30、コ本や(東京)

Daily drawing, Daily page vol.29、東京藝術大学附属図書館B棟(東京)

Daily drawing, Daily page vol.28、まつだい「農舞台」(新潟)

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OLTA FARM BOXの販売

2019 /

2019年7月から9月まで、千葉に建てた『耕す家』で生活し、育てた米とさつまいもをセット販売します。鎌で稲を刈り、竹ではざかけを作り稲を掛け、足踏式脱穀機で脱穀し、箕や唐箕を使い籾殻を飛ばし選別する。現代ではあまり使われなくなった道具を用いた方法で収穫した白米です。
 
数量限定(30箱)
●OLTA FARM BOX
内容物:米(ふさこがね)500g+さつま芋(シルクスイート、紫芋)500g+ドローイングのプリント(2種)
1kg 1500円
送料:800円
 
下記のリンク先よりご購入をお願いします。
 
http://olta.thebase.in/items/25144953
(BASEのサイトに飛びます)
 
※米は9月初旬、芋は11月10日に収穫したものです。
白米は無洗米になっております。

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drawing

painting

workshop

「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」にて《Daily drawing, Daily page》vol.29開催、『piping pipe packing』展示

2019 /

「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」
・オル太がDAY1に「《Daily drawing, Daily page》vol.29」を開催します。
・メグ忍者がいわかわちほ、嶺川貴子と共に制作した『piping pipe packing』を「オブジェとしての本」にて展示します。

|会期| 2019年9月6日[金]- 8日[日]*東京藝術大学藝祭期間中
|時間|
DAY1(9/6金) 13:00 – 19:00←オル太が参加するのはこの日のみ
DAY2(9/7土) 10:00 – 17:00
DAY3(9/8日) 10:00 – 17:00

DAY1(9/6金)
14:00-18:30
オル太は参加者と共に本を読み、ドローイングを描く「《Daily drawing, Daily page》vol.29」を開催します。
朗読本:病める舞い姫、土方巽
描き方:土粘土、木炭を使い、紙に手足で

|会場| 東京藝術大学附属図書館B棟(東京都台東区上野公園12-8)
|お問い合わせ| geidairam@gmail.com(RAM Association事務局)
|企画| 東京藝術大学附属図書館, 東京藝術大学大学院映像研究科, RAM Association, コ本や honkbooks
|助成| 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」

http://geidai-ram.jp/geidaibiblioscape2019/

《Daily drawing, Daily page》vol.28/2019

『piping pipe』/2019

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board game

document

drawing

installation

耕す家(千葉)

2019 / House 2009- TRANSMISSION PANG PANG 2017- Walking Cascade 2016 /

農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(英:Cultivate House)と題した自作の家を、2019年の7月から9月中旬まで千葉県北東部農村地域の不耕作地に設営した。山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく住民は田んぼよりも上の土地に居を構えている。その土地の一角で2つの建造物(母屋と離れ)を設営した。母屋には居間と3段ベットがある。離れは便所であり、二つのコンポストイレと三角コーンを用いた小用便器、便の重量を測る秤が設置されている。この場所で滞在しながら、手作業での稲刈りや足踏脱穀機、唐箕、風選を駆使して稲作の工程を進めて、土器や版画制作、竹簡日誌、定点撮影、便の記録などによりこの場所での活動を記述した。稲の収穫後には、参加者を集い独自のボードゲームを用いた上演『TRANSMISSION PANG PANG 大嘗祭』を3日間開催した。
 

 
耕す家ーオープンハウス
会期:2019年8月30日(金) ー9月16日(月)
※9月6日(金)は見学不可
時間:12:00-18:00
予約制、見学無料
場所:千葉県香取市、某所
助成:公益財団法人 アイスタイル芸術スポーツ振興財団
協力:青森県立美術館、東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association
 
【見学内容】
1.『耕す家』内部
2. 農作業:稲刈り、乾燥、脱穀
3. 制作:土粘土での立体物の制作、野焼き、木版リトグラフによる版画など。
4. 食事:かまどでの食事作りや湧き水で淹れた冷たいお茶やコーヒー。
5. トイレ:水を使わず土に還すシステム。
6. 公開ミーティング
装備:汚れても良い服装、日よけ、虫除け対策、長靴(雨天時)
 
Web掲載:
農耕と芸術から生を問う。オル太のプロジェクト「耕す家」のオープンハウスが千葉県で開催中 美術手帖

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field research

painting

川村和秀が台湾、台東のレジデンスプログラムに参加

2019 / KAWAMURA Kazuhide

川村和秀が2019年6月4日から約1ヶ月、Kapo (Kanazawa Art Port) と台湾、台東でのレジデンスの交流プログラム、CRAFT TAITUNG CREATOR EXCHANGE PROGRAMに参加します。
http://crafttaitung.net

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installation

painting

performance

sculpture

video

波ものみこむ手

2019 / SAITO Takafumi

東日本大震災以降、自身が考え続けてきた「海」を題材に個展「波ものみこむ手」を開催。個展では、大森海岸(東京)や九十九里浜(千葉)でマイクロプラスチックを採取し、作品の素材に用いて、サーフボードやかまぼこなど、「海」を連想させる立体作品を製作した。マイクロプラスチックは大量生産されたプラスチックが廃棄物として海に流出し、波に揉まれ粉末状になり、食物連鎖の中で生命の内部に蓄積されていく。このサイクルを、フェデリコ フェリーニの映画「カサノバ」で、主人公のカサノバや参加者が、作り物の鯨の中で映写機を使った胎内めぐりをするシーンから新たに構想し、マイクロプラスチックによる無機物があらゆる物や生命の胎内めぐりをテーマに作品を製作した。大小の単位が入れ替わり、刻まれたものの拡散を回収しながら、海の動かなくなった生物に息を吹き込み、もう一度生き返らせる物語である。
 
個展:「波ものみこむ手」
会期:2019年1月30日(水)-2月10日(日)
会場:Art Center Ongoing、東京
協力:オル太
http://www.ongoing.jp/ja/artcenter/gallery/index.php?itemid=685
 
アーティストトーク「Pre Ongoing School」 
日時:2月3日(日)15:00-
場所:Art Center Ongoing 会場
 
トークイベント
出演:片岡香(川崎市岡本太郎美術館 学芸委員)斉藤隆文
日時:2月9日(土)19:00-
場所:Art Center Ongoing 1F
 
斉藤隆文は1986年千葉県生まれ。2012年に多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了し、現在国内外の様々な展覧会で発表を続ける美術家です。個人とは別に、2009年に結成したアーティスト・コレクティブ「オル太」のメンバーとしても活動しています。
今回の個展「波ものみこむ手」では、サーフボードやかまぼこなど、「海」を連想させるオブジェクトが会場に並びます。東日本大震災以降、斉藤が考え続けてきたテーマの一つである「海」。海水浴場のすぐ近くで幼少期を過ごしたこともあり、「海」とは、斉藤にとって身近な存在でしたが、震災を機に、改めてその大きな存在について考え始めたといいます。
本展覧会のきっかけの一つに、マイクロプラスチックという素材との出会いがありました。マイクロプラスチックとは、海に捨てられたプラスチック製の廃棄物が波に揉まれ粉末状になったもので、近年、海の環境を悪化させるとして大きな問題となっています。人間が日常生活の中で使用する洗剤に含まれる粒子や、メラミンスポンジもその原因の一つです。海中に大量に含まれているマイクロプラスチックは、食物連鎖の長いサイクルの中で人間の体内へと取り込まれ、人体にも影響を及ぼすことが分かっています。
ではここで環境問題を斉藤がテーマにしているのかというと、必ずしもそうではありません。むしろマイクロプラスチックの素材としてのおもしろさに着目しているのです。もともとは製品として人々に扱われていたものが、長い時間をかけて粉末状になり、巡り巡って人の身体に取り込まれていく…。そうした移り変わる素材の存在が斉藤を魅了します。
マイクロプラスチックは、一般的な議論のなかでは「有害なもの」としてのイメージが固定されています。斉藤はそのマイクロプラスチックに「素材としてのおもしろさ」という解釈を加えました。そこには、事実だと信じられていることに対して、もう一つの視点をそっと提案するような、発想の自由さがあります。
斉藤は、過去の作品から続くテーマに「わからないことを考える」ことをキーワードに挙げています。彼にとって、作品を作ることとは、わからなさを受け入れつつも、それについて考えることを諦めないことでもあります。マイクロプラスチックが元々どこにあったのか? どのような経緯を経てここへたどり着いたのか? それにはどれくらいの時間がかかったのか? それらは簡単に答えを出すことができない「わからない」問いですが、想像すること、考えることの地平は無限に広がっていきます。
おもしろさを伴う「素材」と、そこから導き出される個々の立体作品が作り上げる「物語」。斉藤隆文が浮かび上がらせる詩的な連関による「わからなさ」を、ぜひこの機会に多くの方々にご体験いただければと思います。 Art Center Ongoing 高橋萌香

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drawing

人間に機械が宿る

2018 / KAWAMURA Kazuhide

冊子「人間に機械が宿る」は石と鳩、蚕、お辞儀や歌について考察する。古代の風習や信仰と、現代の事柄を書き連ね挿絵を描いた書物。
 
「第二十七回文学フリマ東京」
日時:2018年11月25日
会場:東京流通センター第二展示場

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万葉の森に蠢く虫と文字

2018 / KAWAMURA Kazuhide

紙、布、糸、ペン、色鉛筆、墨
 
東京、国分寺の万葉植物園にて、状況は文字が言霊となり森の生態系の中に生きていることを想像させられた。
 
展示:「生き抜くために、創るのだ」BARRAK アンデパンダン​
会期:2018年6月15日ー6月17日、2018年6月22日ー6月24日
会場:BARRAK、沖縄
https://www.barrakindependands.com/home

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workshop

オル太ドローイング大会 vol.1-27

2016-2019 / Daily drawing Daily page /

王子にある古本屋、「コ本や」にて毎月行われるイベント「オル太ドローイング大会」。
2016年から始まった。毎月本を選び、その本を参加者全員で朗読しながらドローイングを行う。
誰かが描いたその上から絵を描いても、誰かとともに描いても、一人で描き進めても良い。

vol. 1 : 2016/06/26 宮沢賢治「春と修羅」
vol. 2 : 2016/07/17 江戸川乱歩「パノラマ島奇譚」
vol. 3 : 2016/09/25 江戸川乱歩「パノラマ島奇譚」
vol. 4 : 2016/10/10 カニエ・ナハ「用意された食卓」
vol. 5 : 2016/11/13 安部公房「壁」
vol. 6 : 2016/12/18 北杜夫「牧神の午後」
vol. 7 : 2017/01/29 魯迅「阿Q正伝」
vol. 8 : 2017/02/25 アルベール・カミュ「異邦人」
vol. 9 : 2017/03/26 谷崎潤一郎「陰翳礼賛」、「客ぎらい」
vol.10: 2017/04/30 シャルル・ボードレール「パリの憂鬱」
vol.11: 2017/05/21 屈原「離騒」
vol.12: 2017/06/18 円城塔「オブ・ザ・ベースボール」
vol.13: 2017/07/16 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「アトラスー迷宮のボルヘス」
vol.14: 2017/08/27 ミヒャエル・エンデ「鏡の中の鏡」
vol.15: 2017/09/23 武田百合子「犬が星見た」
vol.16: 2017/10/15 アルトナン・アルトー「神の裁きと訣別するため」
vol.17: 2017/12/08 折口信夫「死者の書」
vol.18: 2018/01/21 折口信夫「死者の書」
vol.19: 2018/03/04 ジャックデリダ「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」
vol.20: 2018/04/03 ジャックデリダ「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」
vol.21: 2018/06/05 ジャックデリダ「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」
vol.22: 2018/07/03 ジャックデリダ「盲者の記憶 自画像およびその他の廃墟」、萱野 茂「アイヌの昔話」
vol.23: 2018/08/21 萱野 茂「アイヌの昔話」
vol.24: 2018/10/02 カール・クラウス「人類最期の日々 上巻」
vol.25: 2018/11/07 カール・クラウス「人類最期の日々 上巻」
vol.26: 2018/12/11 カール・クラウス「人類最期の日々 上巻」
vol.27: 2019/01/26 カール・クラウス「人類最期の日々 上巻」

会場:コ本や
https://honkbooks.com

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sculpture

workshop

オルガネラ

2013 / Organella 2013 /

本展ではこれまでの集大成として、作品『オルガネラ』が当館の中庭に出現し、オル太のパフォーマンスによって命が吹き込まれる。古代からの生命、記憶、リズムを想起させつつ、現代の廃棄物の断片ものぞく土層とともに、巻貝からミジンコ、鶏や牛などの生命体と内臓などの体内モチーフが互いに独立しつつも関係し合う様が、渦巻きのようにねじれ伸びるフォルムでダイナミックに表現される。(キュレーター 吉岡恵美子、「内臓感覚ー遠クテ近イ生ノ声」展カタログより)
 
オルガネラと呼ばれるそのオブジェは、内と外が地層と内臓として表現され、大きな波のようにうねり捻れている。細胞小器官を意味するこの語を、細胞が共生する為の一つの器と捉えて、自らが一つの細胞となり、オルガネラの周縁で新たな身体の予感を感じて蠢めく。
 
オルガネラ。
地層と内臓は表裏一体。
大きく波のようにうねりねじれている。
オルガネラ。
アリストテレスは、動物の体壁を「オルガノン」と呼んだ。
オルガネラ。
細胞小器官を意味する語。
オルガネラ。
細胞が共生する為の一つの「器」。
オルガネラ。
その「器」に、細胞が集まり蠢いている。
 
オルガネラのパフォーマンスは雨の中でも行われる。その日の光景は、生命の進化をうねるように表現された立体、オルガネラが大海を泳ぐようだった。ドローイングは「胎海を泳ぐ」(2013)。ミジンコの中に体をはめ込んだ人物は胎児の記憶を遡り生命の起源を夢想する。
 
特設webサイト:http://www.olta.jp/organella/
 
展示「内臓感覚 ー 遠クテ近イ生ノ声」
会期:2013年4月27日(土) ー2013年9月1日(日)
会場:金沢21世紀美術館、金沢
 
オル太パフォーマンス:「オルガネラ」
会期:2013年4月27日(土) ー2013年9月1日(日)、会期中の金、土、日、祝日
会場:「内臓感覚 ー 遠クテ近イ生ノ声」会場内光庭
 
ライブ・イベント:「オルガネラナイト ー14歳のインセクト」
日時:2013年8月22日(木)
会場:Kapo-Kanazawa Art Port
時間:19:00~21:00(Open:18:30)
主催:オル太
ゲスト:たんきゅん、だつお
Adv:¥1000Yen/Door:¥1500
※Adv=オル太宛に「8月22日行きます!」などのメール(mail@olta.jp)、またはtwitter(@olta_jp)宛にリプライで1000円!
 
ワークショップ:「オルガネラワークショップ」
日時:8月8日(木)10:00~17:00
8月9日(金)9:00~12:30
対象:小学生以上で両日参加できる方
定員:10名
講師:オル太
参加料金:2,000円
金沢21世紀美術館:2日間連続オル太『オルガネラワークショップ』
 
木埜下大祐とのコラボレーションパフォーマンス:「オルガネラ管」
日時:2013年8月11日(日)
フルート奏者としての活動のみならず、作曲家としてアートとのコラボレーションも手がける木埜下大祐を《オルガネラプロジェクト》のコラボレーターとして招き、展覧会場内光庭にて特別パフォーマンスを展開します。
時間:開場時間中随時
会場:オル太の作品が展示されている光庭
2013年7月下旬頃
 
川久保ジョイとのコラボレーション作品公開開始「オルガネラと特異点の音」
写真家・川久保ジョイとのコラボレーションによるこの企画では、「バイノーラル録音」といわれる特殊な録音技術を用いて収録したパフォーマンス時の音声から、《オルガネラ》と鑑賞者が交錯する新たな視点を提示します。《オルガネラ》をめぐって身体の外と内とで響く二つの音が極めて高い臨場感をもって再現されます。
公開開始日:7月下旬予定
会場:展示室11横休憩スペース
 
2013年4月28日(日)
「内臓感覚 ー 遠クテ近イ生ノ声」
アーティスト・トーク
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
トーク内容はこちらでお聞きになれます。
金沢21世紀美術館のポッドキャスティング まるびぃ on the RADIO

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1-4: Photo: 安齊重男

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5-6: Photo: 本城直季
7-8: Photo: 牧野智晃、本城直季

オルガネラドローイング:胎海を泳ぐ
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H20.2×W28.7cm

オルガネラドローイング:Cell's performance
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H17.8×W25.7cm

オルガネラドローイング:アンモナイトを中心に反時計まわり渦中へ吸い込まれる
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H25.7×W18cm

オルガネラドローイング:稲と電柱に扮する
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H17.9×W25.6cm

オルガネラドローイング:スカラベの転がすあれ
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H25.6×W18cm

Related works

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performance

sculpture

綴りおる、太く編む

2012 / HASEGAWA Yoshiro INOUE Toru Jang-Chi KAWAMURA Kazuhide MEGUNINJA SAITO Takafumi

当時のオル太メンバー8名とゲルオルタナメンバー3名(栗原一成、小林丈人、田中良太)の計11名により、ある設定された架空の人物(著者)を装い、自由に書き綴り交換し続けた物語を制作。また、そのコンセプトに基づいた展覧会をゲルオルタナにて行う。
 

展示:「綴りおる、太く編む」

会期:2012年7月22日 ー8月5日

ゲルオルタナ

オル太:Jang-Chi、長谷川義朗、川村和秀、梅田豪介、斉藤隆文、井上徹、高木真希人、メグ忍者

direction:栗原一成、小林丈人、田中良太

Opening Reception「オル太全員パフォーマンスやる。」7/22(日) 18:00~

「梅田豪介 公開制作」 7/31(火)、8/1(水)8/2(木)8/3(金)12:00~20:00

Closing event「オル太誰もパフォーマンスやらない」8/5

写真:加藤健

One picture a day
2010
Painting

写真:加藤健

Talking head
2012
Performance, Sculpture
2000×500×500mm
wood, speaker, enamel paint

写真:加藤健

写真:加藤健

写真:加藤健

写真:加藤健

写真:加藤健