Format
installation
Nippon Ideology
performance
playing installation
汽笛を鳴らす全長180.3mの浦賀ドックから。
全6章を上演した『ニッポン・イデオロギー』から一年を経て、横須賀市浦賀での野外公演を実施します。
1899年、浦賀船渠株式会社によって「浦賀ドック」が竣工。それから70年後の1969年には、東京湾を見渡せるマンモス団地「かもめ団地」が建てられました。かもめ団地は、Expo ’70が開催された1970年には入居が開始されました。
この浦賀一帯は入り江を隔てて東と西に分かれています。東西が入り江によって分断され、渡し舟を通して往来します。かもめ団地は東側にあり、頭上にはトンビが飛んでいます。東側の渡し船の乗り場まで歩く道には高い塀があり、有刺鉄線が張り巡らされていて入り江を見ることはできません。西側に位置している愛宕山公園は1891年に開園した市内で最も古い公園で、西側からは入り江を一望することができます。
第7章の汽笛が浦賀ドックから響き渡ります。
会場
浦賀ドック(野外会場)
〒239-0822
横須賀市浦賀4-7-1
日時
12.14 Sat 15:30
12.15 Sun 15:30
上演時間
50-70分
上演言語
日本語上演
翻訳・字幕
英語概要配布
チケット
https://sil24events1214.peatix.com
スタッフ/キャスト/クレジット
脚本|メグ忍者
演出|Jang-Chi
出演|井上徹、内田結花、菊地侑紀、斉藤隆文、髙山玲子、中川友香、メグ忍者、長谷川義朗、アイヴァン・ティンブレル
セノグラフィー|オル太
舞台設計|長谷川義朗
音響|山口宜大
英語翻訳|太田恵以
主催|横須賀市、Sense Island実行委員会(横須賀集客促進・魅力発信実行委員会、株式会社アブストラクトエンジン、株式会社トライアングル)
特別協賛|パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社
特別協力|Peatix株式会社
協力|ウシオ電機
助成|公益財団法人セゾン文化財団
公式サイト
https://senseisland.com
お問い合わせ
https://senseisland.com
senseisland@gmail.com
046-822-8247
Format
installation
Nippon Ideology
performance
playing installation
sculpture
Youtube
MEET YOUR ARTISTにて森山未来さんと近年の活動について話しました。
【社会や都市の現象をパフォーマンスやインスタレーションで表現する、5人組のアーティスト集団【オル太】に森山未來が迫る】
https://youtu.be/yBfTcL3TjI4?si=TyuW_7R1uBqD2hgX
Format
installation
performance
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video
10月11日から14日の4期間、東京・天王洲運河一帯で開催される「MEET YOUR ART FESTIVAL 2024」。
寺田倉庫G1ビルを会場とするアートエキシビションに参加します。
2020年に京都で上演した『超衆芸術 スタンドプレー』をインスタレーションとして構成しました。
EVENT NAME
MEET YOUR ART FESTIVAL 2024
ART EXHIBITION
SSS: Super Spectrum Specification
SCHEDULE
2024年10月11日(金) – 10月14日(月・祝)
11日:16:00 – 21:00
12日 – 14日:11:00 – 20:00
EVENT SITE
寺田倉庫G1ビル
出展アーティスト&パフォーマー:
アグネス吉井/アントニス・ピッタス/オル太/風間サチコ/かもめマシーン/contact Gonzo /ゴッドスコーピオン/下道基行/シュウ・ジャウェイ/suzuko yamada architects/トモトシ/中間アヤカ/ボマ・パク/松田将英/MES/森下真樹
キュレーター:吉田山、呉宮百合香、堤拓也
WEB SITE
https://avex.jp/meetyourart/festival/
Instagram
https://www.instagram.com/meet_your_art/?locale=ja_JP
京都上演 WEB SITE
https://olta.jp/works/standplay/
Format
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playing installation
sculpture
video
第1章 Dreamの意義
第2章 Gestellの解放
第3章 Deathの権利
第4章 Calmの獲得
第5章 Voiceの反乱
第6章 Ideologyの真相
作:メグ忍者
演出:Jang-Chi
出演:井上徹、内田結花、小山薫子、菊地侑紀、斉藤隆文、髙山玲子、中川友香、メグ忍者
セノグラフィー:オル太
舞台設計:長谷川義朗
音楽:嶺川貴子、井上徹
イラストレーション:斉藤隆文
衣装:井上徹
照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
映像:長谷川義朗、メグ忍者、中川友香、武部瑠人、柴田一秀
プロジェクション:武部瑠人、柴田一秀(神奈川公演)
音響:甲斐宣明 、若月聡作(WHITELIGHT.Ltd)
宣伝美術:ユン・トクジュン
英語字幕:太田恵以
韓国語翻訳:チョ・グナ
演出助手:吉田アミ(神奈川公演)
制作:平岡久美(神奈川公演)、武田侑子(京都公演)
リサーチ協力:林立騎、泉川のはな、上地里佳、仲村祥平、松尾海彦(沖縄)、ユン・トクジュン、チョ・グナ(韓国)
音源提供:筒井潤
委嘱・製作:横浜国際舞台芸術ミーティング
共同製作:ロームシアター京都
リサーチ協力:YCAM InterLab 協力:山口情報芸術センター[YCAM]
神奈川公演
YPAM2023
開催日時:2023年12月9日(土)-17日(日)
会場:BankART Station
チケット
オーディエンス 1回券:¥1,500
オーディエンス 通し券:¥6,000 ※前売りのみ
プロフェッショナル 1回券:¥1,000
プロフェッショナル 通し券:¥4,000 ※前売りのみ
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター、神奈川県民ホール(公益財団法人神奈川芸術文化財団)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
事業名:JAPAN LIVE YELL project 神奈川県アートキャラバンコンソーシアム2023
京都公演
開催日時:2024年1月13日(土)、1月14日(日)
会場:ロームシアター京都 ノースホール
Aプログラム(第1~3章)
Bプログラム(第4~6章)
チケット
Aプログラム、Bプログラムのみの場合
一般3,000円、ユース(25歳以下)1,500円
A・Bプログラム通し券(前売り販売/一般のみ)
一般4,200円
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
事業名:JAPAN LIVE YELL project 神奈川県アートキャラバンコンソーシアム2023
YPAM 2023
BankART Station
撮影:前澤秀登
ロームシアター京都 ノースホール
撮影:松見拓也
Format
installation
performance
playing installation
「かつては神の国。現世は苦行なのか。私たちはこの国に生まれ、生きている。世界に遅れを取らないために走り続けた神の国、ニッポン。私たちは今の社会をどのように享受し、または耐えなければならないのか。家庭や学校、職場という集団の中で現れてくるイデオロギーの徴発」——ジャンルを横断した活動を展開するアーティスト・コレクティブ、オル太が、YPAMで2年間にわたり、「ニッポンのイデオロギー」がとる日常的形態のパフォーマティブな分析に取り組みます。無意識の言葉、不可視の不安と欲望からつくられる感覚の集積。教育から、憲法から、広告から、ブラウザから、あるいはコンビニやファーストフード店やスーパーマーケットから、日々再生産され、動員されているイデオロギー。ニッポンのイデオロギーは永久に不滅なのでしょうか? 今年はワークインプログレスとしての試演。YPAM2023で完成作品を初演予定です。
会場
KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
日時
2022.12.9(金) 18:00 – 21:20
12.10(土) 13:30 – 16:50
12.11(日) 13:00 – 16:20
休憩あり
作・演出:オル太
ドラマトゥルギー:林立騎
ゲスト出演:内田結花、小山薫子、菊地侑紀、武田力、中川友香、捩子ぴじん、嶺川貴子、他
ロボット制作:小林椋
照明:武部瑠人、藤本隆行(Kinsei R&D)
映像:武部瑠人
音響:濵田夢花・加登匡敏(MUSA ENTERPRISE)
制作:飯川恭子、柴田聡子
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
YPAM2022ウェブサイト
https://ypam.jp/programs/dr80
お問い合わせ(メール)
info@ypam.jp
お問い合わせ(電話)
045-264-6514
内田結花
ダンサー、振付家。NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス@神戸」参加を機に、黒沢美香、紅玉、セレノグラフィカ、ジェコシオンポ、チーム・チープロなどの作品に出演、アートプロジェクトに多角的に参画する。近年では、ダンサー中根千枝との協働作品「暮らし」をシリーズ化し、屋内外問わず様々な環境で発表を続ける。シリーズのひとつ『移動する暮らし』は2020年度KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD最終審査会選出。
小山薫子
東京都出身。俳優。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。劇団「ままごと」に所属。2018年、俳優2人による演劇ユニット「humunus」(フムヌス)を結成。環境や空間を構成する物質やその肌理などを、声と身体でうつしとる表現を試みている。2020年よりユニットとして福島県富岡町と東京との2拠点でリサーチと創作を続けている。ツアー演劇「うつほの襞/漂流の景」(2021-2022)、上演+展示企画『〈砌と船〉ーうつつ、揺蕩い』(2022)など。
菊地侑紀
茨城県出身。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。音楽劇「夜のピクニック」深作健太演出・古川悦子役としての出演を皮切りに、初恋タロー20周年記念舞台「お笑い家族」「Devil May Cry -THE LIVE HACKER-」PAPALUWA10周年記念特別公演「SUPER SUMMER INTRASQUAD GAME!!」「big the Musical」など舞台を中心に活動。
Photo by Kenji Seo
武田力
演出家、民俗芸能アーカイバー。俳優としてチェルフィッチュや飴屋法水氏の作品に参加。3.11を機に演出家に。警察の指導、たこ焼き、小学校の教科書など日常的な素材を扱い、劇場外での演劇作品を多く手掛ける。また、各地の過疎集落に継がれる民俗芸能の復活/継承事業を行なっている。横浜市芸術文化振興財団2016, 17年度クリエイティブ・チルドレン・フェロー。2019年度国際交流基金アジアフェロー。九州大学非常勤講師。
中川友香
1999年、松本生まれ。俳優。主な出演作に、関田育子「浜梨」(2019)、新聞家「弁え」(2021)、篠崎誠監督『きみの面影をいまだ夢みる』『ひかりのなかでよむ』(2021)。2022年、俳優2人組のユニット「再演企画」を始動し「ここから発つ」を上演。新聞家「とりで」(2023年2月)、松田正隆「文化センターの危機」(2023年2月)に出演予定。
Photo by Kai Maetani
捩子ぴじん
ダンサー・振付家・neji&co. 主宰。2004年まで舞踏カンパニー大駱駝艦に所属。自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。セゾン文化財団セゾン・フェロー。
嶺川貴子
1990年頃より歌うことを始める。「Roomic Cube – a tiny room exhibition 」(1996)など、国内外で8枚のアルバムを発表、様々な表現者とのコラボレーション/音楽制作を経て、今に至る。近年では、池田扶美代によるワークショップ&ショーケース『Powewrlessness』(2017) への参加、ギタリストのDustin Wongとの三部作アルバムのリリースや灰野敬二との共演がある。
小林椋
1992年東京都生まれ。2017年多摩美術大学大学院修士課程情報デザイン領域修了。2019年京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻専攻修了。ある事物に対して、物理的な装置やオブジェを介入させることで生まれる飛躍や不和を観察しながら作品を制作する。時里充とのユニット「正直」でも活動。
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Format
game
playing installation
茨城県日立で炭鉱と坑夫の歴史をリサーチしたオル太が、神話の世界から近代化の時代を抜け、福島の原発事故を経て、延期されたオリンピックと常態化した緊急事態に振り回された日本の現在において信仰されている「神」とは、そのために捧げられている「労働」とは何かを問う、ゲーム/プレイングインスタレーション作品。
私たちの生きる都市はどのような「鉱山」で、日々そこで私たちはいかに身体と言葉を使い、使わされ、どこに運ばれ、何を掘り出し、また埋めるようにして生きているのか。劇場の中の観客はインスタレーションの内部に作られた観客席で、劇場の外の観客は映像で内側を覗き込むように、自然/都市/労働にあらたな視界を切りひらく一つの旅を体験するでしょう。
第1部:Game
鉱山という過酷な労働環境で近代化を支えてきた社会集団をテーマにして、そこでの生活や風習、あるいは土地に根ざした祝祭の伝承から、近現代史を読み込んでいく。プレイヤーは、祭りをおこすために9名の住人と出会う。国内でも有数の銅鉱山であった「日立鉱山」(1981年閉山)、そこから発展した鉱工業都市「日立(茨城県)」、巨大な山車とからくり人形芝居の「日立風流物」を具体的な手がかりとして、「鉱山の暮らしを探索する」という別なる世界をシミュレートし、地上世界を歩き巡る。探索を終えると祭りが始まる。山車が、プレイヤーの声に反応して地底の闇へと進む。観客自らダウンロードし、自身のPC を用いて体験できる。
声の出演: 新井麻弓、玉木晶子、山本悠、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、メグ忍者、大畑美智子(日本語版)、平瀬ミキ(日本語版)、水野響(英語版)、山田カイル(英語版)、長谷川義朗(英語版)
ディレクター:Jang-Chi
シナリオ、映像、UI デザイン:メグ忍者
構成:斉藤隆文
CG デザイン:長谷川義朗
造形、サウンドデザイン:井上徹
幻灯機制作:土本亜祐美
出演協力:まゆたん
ドラマトゥルギー:和田信太郎(コ本や honkbooks)
ゲーム制作:ReeeznD
英語版ゲーム制作:薄羽涼彌
英語版ゲーム翻訳:水野響、山田カイル
『ひたち風流唄』作詞・作曲:井上徹、唄:まゆたん
協力: 大畑美智子(認定NPO 法人共楽館を考える集い副代表)、水庭久勝、鈴木司、根本雅文、水野賢一(日立郷土芸能保存会)、日立市郷土博物館、鈴木賢二版画館 如輪房、コ本や honkbooks
令和2年度茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト「たよりをつむぐ」企画(主催 茨城県、小川希、飯川恭子、茨城県政策企画部県北振興局) オル太制作作品『TRANSMISSION PANG PANG on HITACHI』
英語版共同制作:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
『生者のくに』GAME〈TRAILER〉
https://www.youtube.com/watch?v=tsbI_HAoD6Y&t=1s
【実況トーク①】7月31日(土)19:00(予定)~会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)
https://youtu.be/3K_v156Y_Ok
【実況トーク②】8月1日(日)14:00(予定)~青柳菜摘 × 山田亮太
https://youtu.be/UqsQPD-WxBI
第2部:Playing Installation
私は山に行った。その山はかつて黒いダイヤを採掘する場所だった。人間が活動をする燃料として、山でとれる黒いダイヤが必要だった。地下から噴出する「臭か水」が遠くの異国の地で発見されると、瞬く間に黒いダイヤは不要とされたという。
東北の港町には都に灯を灯すために働いた水が、巨大なタンクの中にあった。灯を灯すための燃料は、かつて多くの人命を奪った。そのタンクの水は、いずれ海に流されるそうだった。ある夜、喉の渇いた河童がそのタンクに近づくと、その中の水を飲み干した。水は全てなくなり、海に流すものは一滴も残らなかった。
漁師がそれを見ていた。それに気づいた河童は言った。「この水は飲んでも死なない」と。河童は沼に戻ったが、それ以後、河童の姿を見たものは誰もいない。
日本では、山に神様がいると信じられていた。山と同様に、海にも神様はいるし、神様はいたるところにいた。
都には多くのビルが建てられ、山が消えた。多くの人が同じ場所に住みたがるので、地面が足りなくなり、海を埋めた。もう長屋のように横に並べて住むことができなくなったので、縦に住居を並べることにした。
これから話されるのは、現代の民話。遠い昔、かつて語られてきたように。
近代の礎、産業として発展した鉱山や炭鉱。
そこで生きた人々の声や山という自然を切り崩してつくられた労働とその生を今の私たちはどのように受け止めることができるのか。
【初演】
日時:2021年8月8日(日)18:00、9日(月祝)13:00
会場:神戸アートビレッジセンター B1 シアター(兵庫)
日時:2021年8月28日(土)18:30、29日(日)13:00/18:00
会場:BUoY(東京)
【再演】
横浜国際舞台芸術ミーティング2021 YPAM ディレクション
日時:2021年12月11日(土)19:00、12月12日(日)13:00/18:00
会場:KAAT 神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉(神奈川)
出演・スタッフ
演出、舞台美術:オル太
脚本:メグ忍者
演出統括、構成:Jang-Chi
出演:平瀬ミキ、山本悠、井上徹、斉藤隆文、川村和秀、長谷川義朗、メグ忍者、Ad Mornings(東京公演:ジョイス・ラム、土本亜祐美、花岡美緒、神奈川公演:山科晃一、大和由佳)
オンライン出演:玉木晶子、新井麻弓
舞台構成:長谷川義朗
サウンドデザイン:井上徹
映像制作:メグ忍者、Ad Mornings
ドラマトゥルギー:林立騎
【兵庫、東京公演】
照明(兵庫公演):藤本隆行(Kinsei R&D)|照明(東京公演):武部瑠人
音響(兵庫公演):加登匡敏(MUSA ENTERPRISE)|音響(東京公演):濵田夢花(MUSA ENTERPRISE)
映像:武部瑠人
撮影:縣健司、飯岡幸子、飯川雄大
配信:大北真未(MUSA ENTERPRISE)
グラフィックデザイン:山本悠
制作:飯川恭子、佐藤真理
企画・主催:オルターマイン実行委員会
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
【神奈川公演】
照明:筆谷亮也
音響:加登匡敏・大北真未(MUSA ENTERPRISE)
映像:坂田亮一
制作:飯川恭子
撮影:縣健司、飯岡幸子、山科晃一
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング2021 実行委員会
文化庁「ARTS for the future!」 補助対象事業
引用・参照:森崎和江『奈落の神々 炭坑労働精神史』、1996年、平凡社、上野英信『地の底の笑い話』、1967年、岩波書店、水溜真由美『『サークル村』と森崎和江 交流と連帯のヴィジョン』、2013 年、ナカニシヤ出版
参照画像:山本作兵衛『昔のヤマ(坑内での死者の運び出し)』『坐り掘り』『坑木(松)による昔の枠と柱』『縁起』『ガス爆発』「©Yamamoto Family」及び「田川市石炭・歴史博物館所蔵」|、山本作兵衛『母子入坑(1974)』「個人蔵」
レビュー
高嶋慈(artscape)
https://artscape.jp/report/review/10171179_1735.html
YPAM
https://ypam.jp/archives/dr76?lang=ja
1
2
3
4
5
6
7
8
1-3 神戸アートビレッジセンター B1 シアター 撮影:飯川雄大 2021年
4 BUoY 撮影:飯川雄大 2021年
5-7 KAAT 神奈川芸術劇場〈中スタジオ> 撮影:前澤秀登 、8 撮影:縣健司 2021年
生者のくに(Game)
Format
game
playing installation
YPAMディレクションで『生者のくに』がKAAT神奈川芸術劇場中スタジオにて12月に上演決定!コンピューターゲームとプレイング・インスタレーションを発表、ゲームは新たに英語版も公開されます。
12.11(土)19:00
12.12(日)13:00 / 18:00
KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
言語・字幕
ゲーム:日本語・英語/プレイングインスタレーション:日本語(英語概要配布)
詳細
https://ypam.jp/program/detail/?id=land-of-the-living
Photo by Takehiro Iikawa
Format
game
playing installation
特設 web site:https://seijanokuni.net
神戸公演
日時:2021年8月8日(日) 18:00、8月9日(月祝) 13:00
会場:神戸アートビレッジセンター B1シアター(神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号)
東京公演
日時:2021年8月28日(土) 18:30、8月29日(日) 13:00・18:00
会場:BUoY(東京都足立区千住仲町49-11)
全5公演 各時刻に開場・開演予定、受付は30分前
会場鑑賞:2400円(自由席・税込)
オンラインライブ鑑賞:2400円(税込)
(チケット販売:https://seijanokuni.net)
第1部 GAME
常時接続された世界のなかで、オル太はその裂け目にまなざしを向けてきたアーティスト集団です。忘却することで前に進み、断絶によって加速する世の中の「明るさ」に対して、遠ざかっていく社会や歴史の「翳り」を拾い出し、過去の声や痕跡、出来事に遭遇するための道標(ルビ:みちしるべ)をつくることで、「翳り」の道案内をしてきました。これまでも在日米軍(表参道)、伝承(韓国/沖縄)、大嘗祭(耕作放棄地)、オリンピック(東京/京都) 、関東大震災(墨田)など、「明るさ」の烈しい陰翳によって、見えにくくなった「翳り」の争点を見出す作品を発表しています。この裂け目への道行きには、不穏な笑みの手招きがあり、作品を受容する観客の身体や身振りさえもパフォーマンスの一部であることが多く、観客はいつしか、「明るさ」の起原や「翳り」の深さをめぐって、その言語化の困難さをオル太とともに共有することになるのです。6名のメンバーは大き過ぎるほどの主題を前に、フィールドを個々の関心や嗅覚のもとで散り散りに彷徨い、声を書き記し、仕草を写し取り、言葉を喚び返し、形を彫り起し、呑んで謡い、ゆっくり沈黙する、というただならぬ制作過程を経ることで、〈現在〉という裂け目への通路に導いていきます。
オル太の新作『生者のくに』は、鉱山という過酷な労働環境で近代化を支えてきた社会集団をテーマにして、そこでの生活や風習、あるいは土地に根ざした祝祭の伝承から、近現代史を読み込んでいくパフォーミング・ゲームです。国内でも有数の銅鉱山であった「日立鉱山」(1981年閉山)、そこから発展した鉱工業都市「日立(茨城県)」、巨大な山車とからくり人形芝居の「日立風流物」を具体的な手がかりとして、「鉱山の暮らしを探索する」という別なる世界をシミュレートし、地底の反転としての地上世界を歩き巡っていきます。プレイヤーは、坑夫、芸者、農婦、パイロン、牛、為政者から役割(ルビ:ロール)を選び、語りづらく遠ざかっていく矛盾や葛藤をさまざまな身体で演技(ルビ:プレイ)していくことで、生活や歴史の裂け目に会遇していく作品です。鉱山の裏側に立ち、そこでの「生者」を語ることができるのか。世界に介入する新たな伝承(ルビ:ナラティヴ)を紡ぐためにも「地底を孕んだ現在」として問いかけます。
和田 信太郎
令和2年度茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト
オル太制作作品「 TRANSMISSION PANG PANG on HITACHI」
ゲーム制作:ReeeznD
ドラマトゥルギー:和田信太郎(コ本や honkbooks)
出演協力:まゆたん
協力:大畑美智子(認定 NPO 法人共楽館を考える集い副代表)、鈴木司・根本雅文・水庭久勝・水野賢一(日立郷土芸能保存会)、日立市郷土博物館、コ本や honkbooks
第2部 Playing Installation
茨城県日立で炭鉱と坑夫の歴史に取り組んだオル太は、神話の世界から近代化の時代を抜け、2021年の今へと至るパフォーマンス作品を発表いたします。福島の原発事故から10年を迎え、延期されたオリンピックと収束することのないコロナウイルスに振り回される東京/日本の現在において、信仰されている「神」とは、そのために捧げられている「労働」とは何でしょうか? 私たちの生きる都市はどのような「鉱山」で、日々そこで私たちはいかに身体と言葉を使い、使わされ、どこに運ばれ、何を掘り出し、また埋めるようにして生きているのでしょうか? 劇場の中の観客は、オル太によるインスタレーションの内部に作られた観客席で、劇場の外の観客は、映像で内側を覗き込むように、自然/都市/労働にあらたな視界を切りひらく一つの旅を体験するでしょう。
作:メグ忍者
演出、舞台美術:オル太
構成:Jang-Chi
出演:新井麻弓、玉木晶子、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、平瀬ミキ、山本悠、Ad Mornings
舞台構成:長谷川義朗
サウンドデザイン:井上徹
ドラマトゥルギー:林立騎
制作:飯川恭子、佐藤真理
グラフィックデザイン:山本悠
テクニカルスタッフ
神戸公演:
照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
音響:加登匡敏(MUSA ENTERPRISE)
映像:武部瑠人
撮影:縣健司、飯岡幸子、飯川雄大
配信:大北真未(MUSA ENTERPRISE)
東京公演:
照明、映像:武部瑠人
音響:濵田夢花(MUSA ENTERPRISE)
撮影:縣健司、飯岡幸子、飯川雄大
配信:大北真未(MUSA ENTERPRISE)
企画・主催:オルターマイン実行委員会
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
■問い合わせ先
TEL:070-9009-2976