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《RAM PRACTICE 2021》ONLINE SCREENINGに参加

/ City 2014-2016 Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

RAM Association主催のWEB上映会に参加します。昨年京都にて上演された『超衆芸術 スタンドプレー』(1h50min, HD, 2020)を期間限定でご覧いただけます。下記のフォームより申し込み下さい。英語字幕付き、Program Bで参加。
 
視聴申し込みする(予約サイトPeatix)
https://rp2021-os.peatix.com
 
◼️《RAM PRACTICE 2021》ONLINE SCREENING 詳細
上映期間: 上映期間 2021年3⽉21⽇[日]10:00 - 4月4日[日]24:00 ※期間中いつでもご視聴いただけます。
 
視聴方法: 要申込み・無料。視聴申込サイトよりお申込みいただいた方に、視聴用URLをお送りします。
 
視聴申込: [予約受付WEB]http://geidai-ram.jp/rampractice2021/
 
参加作家: Akari Yasuda-Akiki / 上野貴弘 / 三野 新 / 山科晃一 / 佐藤貴宏 / シェレンバウム ゾエ / 李 和晋 / タゴチャン / 青柳菜摘 / オル太 / カニエ・ナハ / 玄 宇民 + 金 益鉉 / 潘 逸舟
[GUEST]是恒さくら / 田上 碧 / 田村友一郎 / 地主麻衣子 / 東方悠平 / 山形一生
 
特設WEB: [ONLINE SCREENING]http://geidai-ram.jp/rampractice2021/os
 
主催: 東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association
 
助成: 令和2年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
 
お問合せ: RAM Association事務局 geidairam@gmail.com
 
◼️2020年2月、ロームシアター京都にて上演された『超衆芸術 スタンドプレー』詳細
滑稽かつ批判的な眼差しから日常を切り取り、都市における無意識の振る舞いを人・物になって自在に演じてきたオル太によるプレイング・インスタレーション作品。笑いから都市の機能を観察し、スケッチや記述から都市の現象をオブジェクトと再演する。新国立競技場の構造モデルから設計したスタジアムを再現し、「自らが演じること」と「演じることを観ること」が演者と観客、都市と劇場のなかで入れ子構造で立ち上がる。
ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU”
 
会場:ロームシアター京都 ノースホール
 
上演日:2020年2月8日(土)/ 9日(日)/ 10日(月)/ 11日(火)
 
出演・スタッフ
作・演出:オル太/ 演出統括:Jang-Chi/ 出演:新井麻弓、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、長谷川義朗、メグ忍者、山本悠/ クリエーション協力:新井麻弓、タカハシ ‘タカカーン’ セイジ、玉木晶子、山本悠/ 舞台美術、衣装:オル太/ 舞台設計:井上徹、長谷川義朗/ CGデザイン:長谷川義朗/ サウンドデザイン:井上徹/ 映像制作:メグ忍者/ イラストレーション(映像):井上徹、斉藤隆文/ キャラクターデザイン(映像):斉藤単勝/ チラシデザイン、イラストレーション:山本悠
衣装協力:南野詩恵/ 制作:上村絵梨子
 
テクニカルスタッフ
照明:藤本隆行/ 音響:加登匡敏/ 映像:武部瑠人/ 映像技術協力:時里充/ アシスタント:大和由佳/ 撮影・編集:縣健司/ 編集:橋田夏希/ 撮影:姫田麻衣、持木永大/ 撮影協力:東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association

(1h50min, HD, 2020) ©OLTA 写真:田村友一郎

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眺望する無人島

2016 / City 2014-2016 /

発砲スチロール、バックライトフィルム、LED、アクリル、ケージ、包帯、他
名古屋港見学船でポートアイランドを訪れた。ポートアイランドは名古屋港航路拡大の整備に伴って発生する土砂が堆積して形成され た人工島であり、未だに所属先が決まっていない土地である。雨の後で土地がぬかるんでいるという理由により、上陸は岸壁しか許されなかったが、そこで鳥の白骨を発見した。コンクリートの上にある白骨は、人工島において特異な自然の状態が保たれていた。
展示場所である西本接骨院には、まだ多くの物が雑然と残っていた。それは普段目にする日常的な風景で、私たちの住んでいる部屋を思い出した。部屋とそこに残る蓄積されたモノをデータ化し、再度、物質化することにより、日常の認識を変えることのできる無人島を形成しようと試みた。日常と非常の上で想像されうる骨格をつくる。
 
展覧会:アッセンブリッジナゴヤ2016、パノラマ庭園ー動物生態系にしるす
会期:2016年9月22日ー10月23日
会場:名古屋港~築地口エリア一帯
アッセンブリッジナゴヤ2016ドキュメントpdf
http://assembridge.nagoya/2018/wp-content/themes/assembridge/pdf/AN2016_Document.pdf

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オル太 かるた

2016 / City 2014-2016 Future Primitive 2012-2014 GHOST OF MODERN 2013- House 2009- KOREA-JAPAN Organella 2013 Soil 2010-2012 /

このかるたは、アーティストコレクティブ「オル太」の活動のドキュメンテーションとして制作されました。読札はヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーを中心に現代詩の詩人たちが書き下ろし、絵札はオル太自身が担当しています。しかしなぜ、芸術の記録が「かるた」というかたちをとったのでしょうか?
パフォーマンス、インスタレーション、観客によるまちの移動など、様々な形態をとるオル太の作品では、パフォーマーと観客の身体、そしてそれが位置する空間と時間が、重要な要素になっています。
ある枠組みの中でしか成立しない、特別な空間、時間、身体を、どのように記録し、伝えることができるでしょうか? この問いへの一つの試みとして、わたしたちは、空間と時間の中にある身体的な芸術表現を、別の空間と時間をもつ別の身体表現へと翻訳する、 という方法を採りました。インスタレーションが置かれていた空間 と時間が、パフォーマーの身体が、わたしたちがこのかるたで遊ぶ空間、時間、身体へと、変容します。オル太の作品群を開く詩は、 そこに含まれていたものたちを、あらたな質感で伝えます。
このかるたは、オル太と企画チームの構想から始まり、そこにTOLTAが加わりました。広く記録の可能性は、すでに完結した内 容や価値を社会に伝達することにとどまりません。記録を残す場が 人々の集まるプラットフォームとなり、記録するプロセスそのもの が表現になり、記録の受容もまた表現行為に近づくとき、オリジナ ルとしての作品を縮小再生産するのではない、豊かなドキュメンテーションが生まれるのではないでしょうか。
オル太の活動から詩 が生まれ、かるたができあがりました。それが声になり、札が何度も散らばります。手元に集まった札を自由に並べてみてください。オル太の活動は、そこに、その都度、記録されているでしょう。わたしたちがこのかるたを上演するたびに、オル太の活動は記録され、記録され直し、新しい姿 を浮かび上がらせるでしょう。その空間と時間の中に、声と身体とイメージが描く模様の中に、オル太の、そしてわたしたち自身の、過去、現在、未来が、見えてくるでしょう。
企画者を代表して 林立騎
オル太かるた
価格:3,500円(税別) 限定500部
制作:オル太
企画:桂英史+田中沙季+林立騎
詩:カニエ・ナハ/河野聡子/佐次田哲/関口文子/山田亮太
編集:山田亮太
デザイン:河野聡子
発行:コミュニティデザイン協議会

個展:「カルタナティブスペース」

会期:2016年6月24日(土)ー7月30日(日)

会場:nap gallery、東京

http://napgallery.jp/en/exhibitions/cartanative-space/

この度、nap galleryでは6月24日(金)から7月30日(土)まで、2年ぶりとなるオル太個展「カルタナティブスペース」を開催いたします。
本展では、2009年に結成した当時から現在までのオル太作品をモチーフとしたかるたを展示、販売いたします。
結成当時の貴重なドローイング、映像作品などを展示した中で、かるた大会も開催しますので是非ご高覧ご参加下さい。
トーク
6月24日 18時〜19時 桂英史×林立騎×Jang-Chi(オル太)
桂英史◉東京藝術大学院映像研究教授。専門はメディア研究、 社会芸術論、図書館情報学。著書に「インタラクティブ・マインド」(NTT出版)「東京ディズニーランドの神話学」(青弓社)
林立騎◉翻訳者、演劇研究者。東京藝術大学特任講師(geidaiRAM)、Port観光リサーチセンター所長。訳書にイェリネク「光のない。」(第5回小田島雄志翻訳戯曲賞)。
かるた大会
6月24日 19時〜
7月16日 15時〜
7月30日 15時〜

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||:幽霊トリオをうつ:||

2015 / City 2014-2016 /

サミュエル・ベケットの映像作品「幽霊トリオ」を西荻レヂデンスにて撮影する。西荻窪のビリヤード山崎で、「幽霊トリオ」の台本にある人物や配置図の番号を球の番号に当てはめ、8ボールを打つ。
 
展示:「//:幽霊トリオをうつ://」
会期:2015年10月1日(木)- 25日(日)
会場:ビリヤード山崎(杉並区西荻北3-19-6)
西荻レヂデンス(杉並区西荻北3-18-10 4F)TERATOTERA
トークイベント日時:10月24日(土)19:00-
 
幽霊トリオをうつ
 
「あけてごらんなさい。」
 
球、キュー、テーブル、ブレイクショット。
ビリヤードで繰り返される、テーブルでの玉突き。
 
「誰もいない。」
 
溶明、床、壁、ドア、音楽、窓、人間。プレイヤーがルールの流れに従い、ショットを重ねていく。
西荻レヂデンスの前住人により白ペンキで塗られた部屋で、サミュエル・ベケットにより制作された作品「幽霊トリオ」を撮る。
 
「繰り返してちょうだい。」
 
2015年8月、10月に西荻レヂデンスに滞在した。「‖:幽霊トリオをうつ:‖」は、サミュエル・ベケットの映像の台本「幽霊トリオ」とビリヤードをもとに、西荻レヂデンスと80年以上も続くビリヤード山崎を舞台とする。この二つの場所は、99m程離れている。西荻レヂデンスが使用していた部屋は、老朽化した建物の4階にあり、現在は取り壊されている。部屋は幽霊トリオの台本と似た間取りをしていて、床と壁面は前の住人により粗雑に白く塗られていた。
そこで、まず台本どおりに「幽霊トリオ」を撮影する。台本には、間取りに番号のふられたもの(1.ドア、2.窓、3.鏡、4.安ベッド、5.ドアのそばに坐ったときのF、6.窓のそばに立ったときのF、7、ベッドの枕元のF)とカメラ位置(A.全景を捉えるカメラ位置、B.中距離からのカメラ位置、C.5と1、6と2、7と3の近距離ショットのカメラ位置)、セリフと動作が書かれている。撮影は8月に行なわれた。
10月にビリヤード山崎で、ビリヤードを打った。ビリヤード上には西荻の地図が投影され、1ショットごとに地図の縮尺が拡大され、球が移動する。最初はレヂデンスの建物から始まり、それが拡大され、西荻全域までの地図が投影される。33ショット打ち、8つのボールが全て落とされる。玉の1〜7までは、ベケットの台本に書いてある、「1.ドア、2.窓、3.鏡、4.安ベッド、5.ドアのそばに坐ったときのF、6.窓のそばに立ったときのF、7、ベッドの枕元のF」に当てはめられた。
それぞれの球の位置をリサーチし、記述していき、新たな台本を制作した。新たな台本をもとに、画像や映像を組み合わせ、西荻レヂデンスの部屋でもう一度再構成した「幽霊トリオ」を撮影した。「幽霊トリオ」にとって重要である音楽、「幽霊」をピアノとチェロ・バイオリンに分けて、ピアノはビリヤード山崎にあった電子ピアノで、チェロ・バイオリンは共に西荻レヂデンスで演奏、撮影した。
 
映像:
「幽霊」電子ピアノ演奏 10分36秒
GHOST TRIO 23分27秒
Shoot the GHOST TRIO 10分35秒
会場:ビリヤード山崎
 
「幽霊」チェロ・バイオリン演奏 10分36秒
Shoot the GHOST TRIO(ビリヤード) 11分28秒
会場:西荻レヂデンス
 
演奏協力:
ヴァイオリン:堀耕平、チェロ:鴨下真穂、ピアノ:吉田絵美
 
参考:「幽霊トリオ」サミュエル・ベケット
Geistertrio 1977 ~ Germany
Director Samuel Beckett
Cast Klaus Herm and Irmgard F?rst
Production company SDR
Running time 20 minutes
「GHOST TRIO(幽霊トリオ)」サミュエル・ベケット
作品は男の繰り返される行為と女のナレーションで構成され、前行為、行為、再行為と、同じ行為が3回繰り返される。毎回少しずつ変化があるが劇的な変化というものはなく、振り返る、移動する、ドアや窓をあける、頭を下げる、坐るなどを繰り返す。挿入曲はベートーヴェンのピアノ三重奏曲第五番「幽霊」の第二楽章である。
 
解説:
「西荻レヂデンス」は、アーティストが西荻窪駅周辺に約2カ月滞在し、制作・発表を行うプロジェクトです。今回は、パフォーマンス、彫刻、映像などを駆使し、ジャンルを超えた作品を国内外で発表する集団「オル太」が参加しました。
 オル太が作品の起点としたのは、不条理演劇の作家サミュエル・ベケットが1975 年にテレビ放映用に書いた戯曲「幽霊トリオ」です。この戯曲には、白い部屋の中で、窓に近づいたり鏡を覗いたりといった行為をぎこちなく繰り返す男が描かれています。その姿は、テレビという箱の中を彷徨っているようで、深い孤独と、他者と繋がりたいという人間の根本的な欲望を感じさせます。
 オル太は、日本国内では鑑賞困難なこの映像作品を、戯曲を読み取って再現しました。挿入歌や舞台の配置など多様な観点から解体し、映像、音声などの要素をビリヤード店とアパートの室内に分けて展示しました。「‖:幽霊トリオをうつ:‖」は、2 つの会場を行き来する鑑賞者の記憶の中でだけ、1つの作品として浮かび上がりました。
 オル太は、滞在先のアパートの部屋が「幽霊トリオ」の舞台図面と似ていたことから、今回の作品を着想しました。そこに、展示会場となる老舗のビリヤード場と滞在する西荻の街を織り込みつつ、「幽霊トリオ」の様々な要素を解体、再構築することを目指しました。
 まず、舞台図面では窓やドア、家具に番号がついていることに注目。ビリヤード台に西荻の地図を投映してゲームをしました。球が止まった地点を実際に訪れて、周囲の窓やドアを撮影。その画像を投映したアパートの室内で、メンバーが「幽霊トリオ」の男を演じて、いわばオル太版「幽霊トリオ」を撮影しました。
 展示会場は「ビリヤード山崎」の2 階。床にオル太版「幽霊トリオ」を投映し、ビリヤード台には作品の資料ともいうべき西荻の地図も投映しました。壁を隔てた小部屋では、戯曲を忠実に再現した、もう一つのオル太版「幽霊トリオ」の映像がモニターで流されました。
 滞在先のアパートの部屋も展示会場となりました。こちらには、西荻の地図を投映したビリヤード台でゲームをした映像を展示。ビリヤードの偶然性を通して「幽霊トリオ」に西荻の街がリンクされたことを示唆しました。
 原作には三重奏による楽曲が挿入されます。オル太はこの楽曲も解体し、各パートを演奏する映像と音声を2会場に分けて展示しました。アパートではピアノの演奏が響き、モニターにチェロとバイオリンの演奏風景が無音で流れ、「ビリヤード山崎」ではその逆になります。
 ベケットの戯曲からもう一つの物語を再構築することで、部屋という小さな空間と、個々人の選択の結果として形成される「街」、そして「もの」に宿る人々の記憶の関係性を探る。オル太の「‖: 幽霊トリオをうつ :‖」はそんな試みから生まれた作品でした。(文:髙村瑞世)
http://teratotera.jp/events/西荻レヂデンス-‖-幽霊トリオをうつ‖/
http://nishiogiresidence.blogspot.com/2015/10/

写真:松尾宇人

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FAKE BONES

2015 / City 2014-2016 /


OLTA & Leif Holmstrand
 
人一組で漕ぐ巨大なゆりかごは、二つの上半身が合体した形状。そのゆりかごに、スポンジや縄で即興的につくった骨や乳母車の残骸、それらを組み合わせた料理が加わり、石膏や粘土で固められる。パフォーマンスの進行とともに、ゆりかごの構造物は崩壊と再構築を繰り返し変容する。
犬の餌やおもちゃとして作られる偽物の骨をモチーフに、石膏やスポンジなど大小様々な素材で制作し、複製する。FAKE BONESは、労働や貨幣の代替物として運搬、消費、交換、生産される。互いに同じおむつを共有、結合し、這いずり回る。床に落ちている食べ物や残骸、滓などを運び、会場に新たな循環を生み出す。
 
Performance: FAKE BONES
Date: Sep 17th – 26th, 2015
Duration: 2h
Place: Lilith Performance Studio, Bragegatan 15, Malmo, SWEDEN
Review of FAKE BONES in Sydsvenskan (in Swedish)
www.sydsvenskan.se/kultur–nojen/scenkonst/scenrecensioner/utflippat-verk-om-sokandet-efter-ben/
In FAKE BONES, magic rituals around eating, physicality, birth and death are faked.
Here ritual cooking, cooking shows, oracle activities and dissolution of both time and personality are faked in an ongoing process. Plastic bones, rawhide bones for dogs and boned strollers are present.
For several weeks, they will on site create an universe with common interests related to biology, shamanism, radioactive mutations, fantasies of the body, eating, dissolve the ego boundaries, bio-politics and an open eye for beauty and reproduction of weirdness, where Holmstrand’s imagery melts together with OLTA’s.
The visitors are invited to their common organism in which Leif carefully disassembles several prams and cook them, fry, boil, bake them with more possible food. The pram food is served to the audience and to OLTA, that builds and improvises along with Holmstrand in a long fragmented collage like cycle where sound, voice and poetry becomes a central element.
In his art, Leif Holmstrand (born in 1972, lives and works in Malm?) combines traditional textile art with a fascination for horror movies and burlesque popular culture. In crochet and knitting, Holmstrand creates objects, covers and clothing impossible to wear. He coats and wraps objects and bodies in rope, yarn and cord. His works are characterized by an abnormal and paranoid corporality with a dark relation to sexuality and the surrounding world. The themes in his works are similar irrespective of mode of expression: a dreamlike dissolution of gender, where he tries to find and stretch the cultural and biological boundaries of the body. 
In OLTA’s work the man’s relationship to nature, the primary conditions of existence and the Japanese culture and pop culture are recurring starting points. 
OLTA consists of seven artists born in the 80s, which all lives and works in Tokyo.
The Art Collective was formed in 2009 and since then the group have made a series of solo exhibitions and group exhibitions in Japan.
 
Lilith Performance Studio
lilithperformancestudio.com
Leif Holmstrand
www.leifholmstrand.se

写真:Lilith Performance Studio

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眼のある風景が視る光景

2015 / City 2014-2016 /

画家の靉光は、1935年から上野動物園のライオンを描き始め、「眼のある風景」を制作した。この絵をオブジェにして不忍池に佇み、道行く人々と対峙する。
昭和初期に造られた建物を巡る映像作品とともに、同時代に生きた画家である靉光の作品をモチーフにしたインスタレーションを発表。”歴史の復元性”をテーマに、クロヒョウ脱出事件と日本の歴史を重ね合わせる。
 
展覧会:TWS-NEXT@tobikan「上野のクロヒョウ」
会期:2015年2月19日[木] -3月7日[土]
会場:東京都美術館ギャラリーB(東京)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2015/20150219-4724.html

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ヘビの渦

2015 / City 2014-2016 /


とぐろを巻くヘビの輪はモグラの巣穴よりもはるかに複雑にできているのである。
Les anneaux d’un serpent sont encore plus compliqués que les trous d’une taupinière.
────“L’Autre Journal”n°l, mai 1990, Gilles Deleuze/ジル・ドゥルーズ
 
都市生活における思考停止や機能不全に陥った状態を脳死した都市として形象化する。
『電波の礎』
スカイツリーをモデルにした電波塔から水が頭蓋骨に注がれ、心臓が音を鳴らす鹿威しとして、都市の身体を表す。
『零人札』
市の機能不全による不在をテーマにしたデザインが鏤められている。雲散霧消の印、脳に挟まれた人型を写さない信号機、押されない非常停止ボタン、ひっくり返された戦争放棄の器から一度捨てた兵器が埃とともに再度現れる。赤瀬川原平「零円札」から着想を得る。
『肺の蓄音機』
都市の身体を規制する信号音や警戒音、環境音が流れる。肺の管から蓄音機のホーン部へと繋がる形は、身体とメディアが密接に関係し、無機質に拡張されたイメージである。
 

個展:「ヘビの渦」
会期:2015年2月6日[金] -3月8日[日]
会場:Nadiff a/p/a/r/t、東京
第7回恵比寿映像祭 地域連携プログラム参加展示、協力:nap gallery
http://www.nadiff.com/gallery/olta.html
オル太は、日本の古来より伝わる伝統的な風習、原風景から現代のサブカルチャーまで、風土に染み付いた感性と記憶にインスパイアされた、巨大な彫刻やインスタレーション、集団による肉体表現などを展開し、2011年岡本太郎現代芸術賞 (岡本太郎賞) の受賞をはじめ、国内外での展覧会、滞在制作のプログラム等にも数多く参加するなど、近年注目を集めるアーティスト・コレクティヴです。2013年にオル太が参加した金沢21世紀美術館での展覧会「内臓感覚ー遠クテ近イ生ノ声」では、古代からの生命、記憶、リズムの連なりを想起させるインスタレーション「オルガネラ」を発表し、臓器、血肉の造形を成す野外彫刻と共にパフォーマンスを繰り広げました。また、2014年のドイツでの滞在制作「GHOST OF MODERN」では、ベルリンからクラコフ、アウシュヴィッツ、ビルケナウ、チェルノブイリ、キエフを舞台に、亡霊の姿を纏ったオル太が各地を彷徨い移動しながら、「住むべき場所を見失った今、私達はどこへ向かわなければいけないのだろう」という亡霊の声によって、近代化の過程でイデオロギーの犠牲となった出来事を浮かび上がらせるパフォーマンスを行うなど、彫刻という造形要素と、肉体を使ったパフォーマンスの双方によって有機的な総体としての作品を生み出しています。
本展では、都市に生きる人間存在の危うさを象徴すべく、社会においての〈思考停止〉や〈機能不全〉に陥った状態を〈脳死した都市〉として形象化したインスタレーション作品を発表いたします。都市という幻想、人間の精神/身体の在り方が、オル太による彫刻表現によって炙り出されるでしょう。会期中には、1960年代から1970年代初頭にかけて活動した過激な最左派・前衛芸術集団、アート・テロリスト〈ゼロ次元〉の加藤好弘氏を迎え、オル太とのトークセッションを行います。
 
トークイベント
出演:加藤好弘(ゼロ次元)、オル太
日時:2015年2月28日(土)18:00-20:00
場所:Nadiff a/p/a/r/t店内にて

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写真: 加藤健