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Safari Firing

2022 / Firing /

東京都の離島「神津島」での1日限りのアートイベント

神津島は人口約1800人、一島一村の離島であり、伊豆諸島の有人島としては最西端の島です。島の形はひょうたん型をしており天上山(標高572m)を中心とした北部と、秩父山のある南部とに大きく分けられ、Safari Firingでは村内から北西部の海岸沿いを中心に開催します。
島名の由来は、伊豆の島々を作るために神々を集めて話し合う場がこの島であったことから「神集島」と言われています。この神々の話し合いとされる場所を舞台とし、概念的に「火を起こす」ことを想像する移動型のパフォーマンスイベントを開催いたします。
公共の場所でどのように火を起こすことが可能かを問う企画「Firing」の3回目の開催である。
Safariの意味は狩猟や探検である。普段Apple製の機器を使用している者にとっては、興味のある言葉を入力し検索することができるウェブブラウザでもおなじみであり、ウェブに漂う情報すらも狩猟・探検の対象となった。
今回の開催地は伊豆諸島の神津島。キリスト教が禁教となった時代では“ジュリアおたあ”という名のキリシタンがこの島にも流された。しかし、流人は島を変革する開拓者でもあった。島流しにあった者はどのように島を開拓し、生き延びようとしたのか。一般とは異なる思想や行動原理を持ち、強制的にゲームチェンジを促すものは火を消されるように、法によって追放させられるアウトローである。
15世紀から19世紀ごろにかけて、ハイウェイマンという、いわゆる追い剥ぎやひったくりのような者が存在した。彼らは突如として馬に乗って現れ、旅行客や通行人を狙い強盗をし、彼らの多くは見物人達のいる最中、斬首台で処刑された。
突然に現れては物事を起こすパフォーマーもまた、通行人の行き先を阻む。火を起こすことを目的とする本企画もまた、アウトローの誕生を促しているとも言える。
 
Participating artists
 
井上徹
オル太
カニエ・ナハ
玄宇民
contact Gonzo
高見澤 峻介
百頭たけし
嶺川貴子
 
「公共の場所でどのように火を起こすことが可能か」を実践し検証するパフォーマンスイベント「Firing」。メグ忍者が構想して始まった本プロジェクトは、多摩川でのアーティストミーティングから始まり、都内某所のキャンプ場にて2回目を開催し、そしてついに離島へと渡る。3回目となる今回は、共同ディレクターに吉田山を迎え実施する。キーワードは「火」であることを前提とするが、実際に火を起こすとは限らない。インターメディアにパフォーマンスが行われる。
 
Information
日時:2022年9月13日(火)
場所:神津島 テラマチ(東京都神津島村998番地)・その地島内
参加費:20,000円(宿つき)
締切先着順で定員に達し次第締切ます。
 
企画:吉田山、メグ忍者、Jang-Chi
運営:オル太
制作:飯川恭子
主催:オルターマイン実行委員会
協力:一般社団法人シマクラス神津島
助成:公益財団法人セゾン文化財団
 
website

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1.2.6、写真:松見拓也
3-5、7.8、写真:百頭たけし

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WEB上映《RAM PRACTICE 2020 – Online Screening》に参加

2020 / House 2009- /

RAM Association主催のWEB上映会に参加します。3日間限定で新作《 耕す家でのストーリーズ 》をご覧いただけます。下記のフォームより申し込み下さい。
 
《 RAM PRACTICE 2020 – Online Screening 》
 
|日程| 2020年3⽉27⽇[金]9:00 - 29日[日]26:00
|視聴方法| フォームよりお申込みいただいた方に、配信URLをお送りします。
|お申込みフォーム| https://forms.gle/X1nw9WTiwyDEM9qQ9
|視聴料| 無料
|参加アーティスト|
倉谷卓 / 小林太陽 / 坂本裕司 / ジョイス・ラム / 土本亜祐美 / 大和由佳 / 吉田高尾 /
エルサムニー・ソフィー / かわかみしんたろう / 佐藤未来 / Eclipse Project / 岡田直己 /
青柳菜摘 / オル太 / カニエ・ナハ / 玄宇民 / 潘逸舟
|WEB|http://geidai-ram.jp/rampractice2020/
    http://geidai-ram.jp/rampractice2020/olta/
|主催| 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
|助成| 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
|お問い合わせ| geidairam@gmail.com(RAM Association事務局)

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メグ忍者がコ本やオープン記念展「コ本や Selection Vol.01」に参加

2019 / MEGUNINJA

メグ忍者がコ本やオープン記念展「コ本や Selection Vol.01」に参加します。2019年4月に企画した《piping pipe》の小作品を出品しています。
会期|2019年11月3日(日)~12月22日(日)
会場|techa(テカ) in コ本や honkbooks
住所|〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目24番地2号メゾン旭2階
参加予定作家|相磯桃花、長田雛子、小光、小宮麻吏奈、清水玄、林香苗武、平瀬ミキ、中島あかね、ニメイ、CHIHO IWAKAWA/ MEGUNINJA/ TAKAKO MINEKAWA、青柳菜摘
Web|https://honkfunding.com/selection/

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耕す家

2019 / House 2009- /

オル太は「collective(英: 集団的、集合的)」であることに極めて自覚的なアーティスト集団です。その活動はメンバーが持ち寄ったアイデアを、ドローイングをもとに描き合わせ、作品コンセプトとして興すことから始まります。そうしてオル太は個性の発揮とは別のところで、個々の身体感覚や経験をベースに社会や歴史と向き合うための器であろうとし続けてきました(《ドグウニンゲン》《GHOST OF MODERN》など)。また土着の祭りの所作を積極的に取材し、制作したボードゲームを様々な国や地域の参加者とプレイし、新たな芸能として立ち上げる近年のプロジェクト《TRANSMISSION PANG PANG》などに見られるように、オル太の制作は仮設の場を立て遊ぶことから、幻想の共同体を構築し、現実社会を捉えなおそうとする点に特徴があります。そんなオル太の作品から今回の展示では、日本のどこか地方で制作と耕作を共に行う場——《耕す家》やそこで行われた「大嘗祭」を踏まえたインスタレーション作品を紹介します。そうして食と社会を支える「農」の営みにオル太の身体感覚に根ざした共同幻想が迫る。そこには根を同じくすると言われる文化(英: culture)と耕すこと(英: cultivate)の網の目からこぼれ落ちる土を養分として、大地を耕そうとするミミズを想起するとともに、米を始めとする様々なモノと連帯しながら生きる人びとという、古く新しい「常民」像を見て取ることができるようです。
(奥脇嵩大、「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」カタログより)
 
レビュー:
・農業から見えるこの国の課題。保坂健二朗評「青森EARTH2019:いのち耕す場所 −農業がひらくアートの未来」|美術手帖
・「ローカル」とは何か:青森県立美術館の二つの展覧会をめぐって|工藤健志|artscape
 
展示「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」
会期:2019年10月5日(土)-12月1日(日)
会場:青森県立美術館、青森
 
http://www.aomori-museum.jp/ja/event/88/#anchor4
 
オープニングパフォーマンス
日時:10月5日(土)13:00~13:45
出演:オル太
集合:エントランスギャラリー
料金無料・申込不要
 
2 連続講座「美術館堆肥化計画」【青森県立美術館サポートシップ倶楽部共催事業】
農業にまつわる思想や社会実践をヒントに、美術館や大地に根ざしたアートの可能性を皆で考えるための連続講座
第5講「ミミズの径行き ー飛び地のヴィジオネールⅡ」
講師=オル太(アーティストコレクティブ/企画展参加作家)、椹木野衣(美術批評家)、山内明美(歴史社会学者)、豊島重之(演出家/故人)
2019年11月30日(土)13:30-16:30
 
 
『耕す家』ドキュメントブック 2019
 
農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(Cultivate House)と題した自作の家を、2019年の7月から9月中旬まで千葉県北東部農村地域の不耕作地に設営した。山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく住民は田んぼよりも上の土地に居を構えている。その土地の一角で2つの建造物(母屋と離れ)を設営した。母屋には居間と3段ベッドがある。離れは便所であり、二つのコンポストイレと三角コーンを用いた小用便器、便の重量を測る秤が設置されている。この場所で滞在しながら、手作業での稲刈りや足踏み脱穀機、唐箕、風選を駆使して稲作の工程を進めて、土器や版画制作、竹簡日 、定点撮影、便の記録などによりこの場所での活動を記述した。家の壁や床に本プロジェクトのコンセプトや稲作の工程をソリッドマーカーなどで描き、木版リトグラフの版にした。些細な事から大きな出来事まで、様々な変化の中、農と芸術の作業を繰り返す不耕作地での日常の記録をここに纏める。家の設計図から滞在記録、版画や土器などが収められたドキュメントブック。(日英テキスト入り、限定20部)
 
制作監修:edition.nord consultancy/秋山伸
表紙・扉デザイン:宮原慶子
本文デザイン:メグ忍者
編集、制作:オル太
助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
発行:オル太
発行日:2021年11月8日
特装版:20部
価格:22000円(税込)
購入サイト(BASE) http://https://olta.thebase.in/items/47303356

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1,4,6-8 写真:大西正一 / 2,3,5,9-12 写真:オル太
展示『青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来』青森県立美術館 2019年

『耕す家』ドキュメントブック

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耕す家(千葉)

2019 / House 2009- TRANSMISSION PANG PANG 2017- Walking Cascade 2016 /

農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(英:Cultivate House)と題した自作の家を、2019年の7月から9月中旬まで千葉県北東部農村地域の不耕作地に設営した。山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく住民は田んぼよりも上の土地に居を構えている。その土地の一角で2つの建造物(母屋と離れ)を設営した。母屋には居間と3段ベットがある。離れは便所であり、二つのコンポストイレと三角コーンを用いた小用便器、便の重量を測る秤が設置されている。この場所で滞在しながら、手作業での稲刈りや足踏脱穀機、唐箕、風選を駆使して稲作の工程を進めて、土器や版画制作、竹簡日誌、定点撮影、便の記録などによりこの場所での活動を記述した。稲の収穫後には、参加者を集い独自のボードゲームを用いた上演『TRANSMISSION PANG PANG 大嘗祭』を3日間開催した。
 

 
耕す家ーオープンハウス
会期:2019年8月30日(金) ー9月16日(月)
※9月6日(金)は見学不可
時間:12:00-18:00
予約制、見学無料
場所:千葉県香取市、某所
助成:公益財団法人 アイスタイル芸術スポーツ振興財団
協力:青森県立美術館、東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association
 
【見学内容】
1.『耕す家』内部
2. 農作業:稲刈り、乾燥、脱穀
3. 制作:土粘土での立体物の制作、野焼き、木版リトグラフによる版画など。
4. 食事:かまどでの食事作りや湧き水で淹れた冷たいお茶やコーヒー。
5. トイレ:水を使わず土に還すシステム。
6. 公開ミーティング
装備:汚れても良い服装、日よけ、虫除け対策、長靴(雨天時)
 
Web掲載:
農耕と芸術から生を問う。オル太のプロジェクト「耕す家」のオープンハウスが千葉県で開催中 美術手帖

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スタンドプレー vol.2

2018 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

古代オリンピックの競技であるスタディオン走やディオニューシア祭での様子が描かれたギリシャの壺の絵、20世紀初頭にアメリカやイギリスの新聞に掲載された記事や写真、風刺画、広告をピックアップし、人々が集い熱狂する競馬場やスタジアム、市場などで撮影した映像を再生する。三角コーンや仮面、ゆりかごを人型で表したスポンジ製のオブジェを用いて、メディアを通じてつくられるイメージの模倣から情報に操作される人間の身体を顕にする。
 
Date : 2018.10.19.  17:30-(Duration : about 40min.)
Venue : BWA Awangarda, Wroclaw, Poland
https://bwa.wroc.pl/?tf_events=performans-stand-play-vol-2
 

 
超衆芸術 スタンドプレーとは
日常の中で出会う笑いを引き起こす現象を調査し、都市生活の中で生まれる無意識の身体の動きや人為的に仮設された街頭のオブジェがもたらす無作為の状況について明らかにしていく。群衆と物質や情報を含めた集合を「超衆」を名付け、都市の環境や機能によって私たちが演じていると気づく事柄や場所をシミュレーションする。
 
Exhibition: Limited Vision
Duration: October 2018
Venue: National Forum of Music(Wroclaw, POLAND)
https://limitedvision.weebly.com
 
Exhibition: 땅!DDang!
Venue: 5%, 90, Usadan-ro 10-gil, Yongsan-gu, Seoul
Curator: Kahyun Song, Hyunin Lee
Period: 2018.12.21.(FRI)-2019.02.16.(SAT)

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オル太 かるた

2016 / City 2014-2016 Future Primitive 2012-2014 GHOST OF MODERN 2013- House 2009- KOREA-JAPAN Organella 2013 Soil 2010-2012 /

このかるたは、アーティストコレクティブ「オル太」の活動のドキュメンテーションとして制作されました。読札はヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーを中心に現代詩の詩人たちが書き下ろし、絵札はオル太自身が担当しています。しかしなぜ、芸術の記録が「かるた」というかたちをとったのでしょうか?
パフォーマンス、インスタレーション、観客によるまちの移動など、様々な形態をとるオル太の作品では、パフォーマーと観客の身体、そしてそれが位置する空間と時間が、重要な要素になっています。
ある枠組みの中でしか成立しない、特別な空間、時間、身体を、どのように記録し、伝えることができるでしょうか? この問いへの一つの試みとして、わたしたちは、空間と時間の中にある身体的な芸術表現を、別の空間と時間をもつ別の身体表現へと翻訳する、 という方法を採りました。インスタレーションが置かれていた空間 と時間が、パフォーマーの身体が、わたしたちがこのかるたで遊ぶ空間、時間、身体へと、変容します。オル太の作品群を開く詩は、 そこに含まれていたものたちを、あらたな質感で伝えます。
このかるたは、オル太と企画チームの構想から始まり、そこにTOLTAが加わりました。広く記録の可能性は、すでに完結した内 容や価値を社会に伝達することにとどまりません。記録を残す場が 人々の集まるプラットフォームとなり、記録するプロセスそのもの が表現になり、記録の受容もまた表現行為に近づくとき、オリジナ ルとしての作品を縮小再生産するのではない、豊かなドキュメンテーションが生まれるのではないでしょうか。
オル太の活動から詩 が生まれ、かるたができあがりました。それが声になり、札が何度も散らばります。手元に集まった札を自由に並べてみてください。オル太の活動は、そこに、その都度、記録されているでしょう。わたしたちがこのかるたを上演するたびに、オル太の活動は記録され、記録され直し、新しい姿 を浮かび上がらせるでしょう。その空間と時間の中に、声と身体とイメージが描く模様の中に、オル太の、そしてわたしたち自身の、過去、現在、未来が、見えてくるでしょう。
企画者を代表して 林立騎
オル太かるた
価格:3,500円(税別) 限定500部
制作:オル太
企画:桂英史+田中沙季+林立騎
詩:カニエ・ナハ/河野聡子/佐次田哲/関口文子/山田亮太
編集:山田亮太
デザイン:河野聡子
発行:コミュニティデザイン協議会

個展:「カルタナティブスペース」

会期:2016年6月24日(土)ー7月30日(日)

会場:nap gallery、東京

http://napgallery.jp/en/exhibitions/cartanative-space/

この度、nap galleryでは6月24日(金)から7月30日(土)まで、2年ぶりとなるオル太個展「カルタナティブスペース」を開催いたします。
本展では、2009年に結成した当時から現在までのオル太作品をモチーフとしたかるたを展示、販売いたします。
結成当時の貴重なドローイング、映像作品などを展示した中で、かるた大会も開催しますので是非ご高覧ご参加下さい。
トーク
6月24日 18時〜19時 桂英史×林立騎×Jang-Chi(オル太)
桂英史◉東京藝術大学院映像研究教授。専門はメディア研究、 社会芸術論、図書館情報学。著書に「インタラクティブ・マインド」(NTT出版)「東京ディズニーランドの神話学」(青弓社)
林立騎◉翻訳者、演劇研究者。東京藝術大学特任講師(geidaiRAM)、Port観光リサーチセンター所長。訳書にイェリネク「光のない。」(第5回小田島雄志翻訳戯曲賞)。
かるた大会
6月24日 19時〜
7月16日 15時〜
7月30日 15時〜