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耕す家:不確かな生成

2020-2022 / House 2009- /

数年間使用されてこなかった土地に仮の家を建て、住みながら、投機と回収という高度に産業化した農業とは別のモデルを模索した。本プロジェクトは、以前に行なったものを守谷市の土地の特長を踏まえながら改編したものだ。《耕す家》は道具を置く「納屋」とベッドやコンポストトイレといった「家」としての機能を持つ。壁の一部は、舞台として畑の方へと開かれる。畑では、コンパニオンプランツや草マルチを用いて不耕起栽培という実験的な農法を採用し、一代限りの作物しか実らせないF1種ではなく在来の種を使っての作物栽培を行った。作物の成育する過程を観察し、この場所で拾ったプラスチックやアルミ缶などの人工的な素材に版画として描く。また、土地に自生している竹や葛を利用して、オブジェクトをつくる。農作物を調理して食べ、米ぬかや籾殻を利用し、排泄物を堆肥に変える。産業化した農業の隙間を縫うようにして進められたこのプロジェクトの過程で、版画やフロッタージュ、ドローイング、また収穫物は生まれ、アーカススタジオや近くの畑や小屋で展開された。
 
『耕す家:不確かな生成』
日時:2022年2月2日(水)~3月14日(月)13:00-17:00
場所:茨城県守谷市内
公開内容:
1.《耕す家》内部
2. 農作物(国分鮮紅長人参、青首大根)の収穫
3. 籾殻燻炭で焼いた陶芸作品、竹細工、版画作品、アルミ缶日誌など
4. 大根や人参の葉で作ったお茶
装備:汚れても良い靴、暖かい服装
 
アーカスプロジェクト 2020-2021 いばらき アーティスト・イン・レジデンスプログラム』
参加アーティスト: イエヴァ・ラウドゥセパ(ラトビア)、ミロナリウ[クロディアナ・ミローナ&ユァン・チュン・リウ](アルバニア/台湾)、オル太(日本)
 
https://www.arcus-project.com/assets/pdf/ARCUS_Project_Activity_Report_2020-2021.pdf

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1-3、5、7、9-13、写真:加藤甫
4、6、写真:縣健司

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《耕す家:不確かな生成》公開のお知らせ

/ House 2009- /


 
現在アーティスト・コレクティブ、オル太は、2020年度から2021年度にかけてアーカスプロジェクトのアーティスト・イン・レジデンスプログラムに選出され、今年度からは守谷に滞在して制作を行っています。
 
現在、守谷市内の土地に、小屋を建てて住みながら農耕を行う《耕す家:不確かな生成》を実施しております。
 
《耕す家》は2019年に千葉県北東部の水田にある不耕作地に建て、稲の収穫まで滞在し、農耕と芸術から活動する生を問うプロジェクトとして始動しました。独自で作られた移動可能の仮設建造物には、道具を置く「納屋」とベッドやコンポストトイレといった「家」としての機能を持ち、壁の一部は、舞台として畑の方へと開かれます。今回、使用されていなかった土地に仮設興行場としての建築許可を取得し、2021年4月より不耕起栽培から農作物を育て土壌や環境に合わせた農法を実践しています。また、この場所で拾ったプラスチックやアルミ缶などの人工的な素材を使用した版画、収穫した農作物のフロッタージュ、土地に自生している竹や葛を利用したオブジェクトを制作します。ここでの生活では、農作物を調理して食べ、排泄物を米ぬかや籾殻を利用して堆肥に変えます。空き地を起点として、自然との協同を見出します。
 
《耕す家:不確かな生成》
日時:2022年2月2日(水)~3月14日(月)13:00-17:00
2月25日(金)までの公開の予定でしたが3月14日(月)まで公開を延長致します。
場所:茨城県守谷市内(お問合せいただいた方にお知らせいたします。)
※ご来場の際はメール(mail@olta.jp)にて、ご来場日時をお知らせください。
公開内容:
1.《耕す家》内部
2. 農作物(国分鮮紅長人参、青首大根)の収穫
3. 籾殻燻炭で焼いた陶芸作品、竹細工、版画作品、アルミ缶日誌など
4. 大根や人参の葉で作ったお茶
装備:汚れても良い靴、暖かい服装
 
お問合せ:mail@olta.jp
 
【耕す家:不確かな生成 プレスリリース】
 
 
アーカスプロジェクト2021 いばらき
オンライン・オープンスタジオ特設ウェブサイト公開のお知らせ
【特設ウェブサイトURL】
https://www.arcusprojectopenstudios.com
【期間】
2022年3月5日(土) – 3月27日(日)
 
2020年度から2021年度にかけ、2箇年にわたって実施したアーティスト・イン・レジデンスの成果発表を、本日から3月27日までアーカスプロジェクト特設ウェブサイトにてご覧いただけます!
サイトにて映像作品《耕す家:不確かな生成》を視聴することができます。
また、作品について語るトークも公開されております。

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『耕す家』ドキュメントブック 2019

2019 / House 2009- /

『耕す家』ドキュメントブック 2019 が発売されました。
2019年の7月から9月中旬まで不耕作地に設営された『耕す家』。家の設計図から滞在記録、版画や土器などが収められたドキュメントブック。
BASEにて予約購入いただけます。
 
制作監修:edition.nord consultancy/秋山伸
表紙・扉デザイン:宮原慶子
本文デザイン:メグ忍者
編集、制作:オル太
助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
発行:オル太
発行日:2021年11月8日
特装版:20部
価格:22000円(税込)
購入サイト(BASE) http://https://olta.thebase.in/items/47303356

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アーカス プロジェクト オンライン・レジデンスプログラム活動報告会に参加

2020 / House 2009- /

3ヶ月にわたってのアーカス プロジェクト オンライン・レジデンスプログラムにて、リサーチとその活動をオンラインにて報告発表しました。
参加アーティスト: イエヴァ・ラウドゥセパ(ラトビア)、ミロナリウ[クロディアナ・ミローナ&ユァン・チュン・リウ](アルバニア/台湾)、オル太(日本)
日時:2020年12月12日(土) 15:00-17:00
http://www.arcus-project.com/jp/event/2020/ev_jp201212150000.html

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耕す家

2020 / House 2009- /

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WEB上映《RAM PRACTICE 2020 – Online Screening》に参加

2020 / House 2009- /

RAM Association主催のWEB上映会に参加します。3日間限定で新作《 耕す家でのストーリーズ 》をご覧いただけます。下記のフォームより申し込み下さい。
 
《 RAM PRACTICE 2020 – Online Screening 》
 
|日程| 2020年3⽉27⽇[金]9:00 - 29日[日]26:00
|視聴方法| フォームよりお申込みいただいた方に、配信URLをお送りします。
|お申込みフォーム| https://forms.gle/X1nw9WTiwyDEM9qQ9
|視聴料| 無料
|参加アーティスト|
倉谷卓 / 小林太陽 / 坂本裕司 / ジョイス・ラム / 土本亜祐美 / 大和由佳 / 吉田高尾 /
エルサムニー・ソフィー / かわかみしんたろう / 佐藤未来 / Eclipse Project / 岡田直己 /
青柳菜摘 / オル太 / カニエ・ナハ / 玄宇民 / 潘逸舟
|WEB|http://geidai-ram.jp/rampractice2020/
    http://geidai-ram.jp/rampractice2020/olta/
|主催| 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
|助成| 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
|お問い合わせ| geidairam@gmail.com(RAM Association事務局)

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耕す家

2019 / House 2009- /

オル太は「collective(英: 集団的、集合的)」であることに極めて自覚的なアーティスト集団です。その活動はメンバーが持ち寄ったアイデアを、ドローイングをもとに描き合わせ、作品コンセプトとして興すことから始まります。そうしてオル太は個性の発揮とは別のところで、個々の身体感覚や経験をベースに社会や歴史と向き合うための器であろうとし続けてきました(《ドグウニンゲン》《GHOST OF MODERN》など)。また土着の祭りの所作を積極的に取材し、制作したボードゲームを様々な国や地域の参加者とプレイし、新たな芸能として立ち上げる近年のプロジェクト《TRANSMISSION PANG PANG》などに見られるように、オル太の制作は仮設の場を立て遊ぶことから、幻想の共同体を構築し、現実社会を捉えなおそうとする点に特徴があります。そんなオル太の作品から今回の展示では、日本のどこか地方で制作と耕作を共に行う場——《耕す家》やそこで行われた「大嘗祭」を踏まえたインスタレーション作品を紹介します。そうして食と社会を支える「農」の営みにオル太の身体感覚に根ざした共同幻想が迫る。そこには根を同じくすると言われる文化(英: culture)と耕すこと(英: cultivate)の網の目からこぼれ落ちる土を養分として、大地を耕そうとするミミズを想起するとともに、米を始めとする様々なモノと連帯しながら生きる人びとという、古く新しい「常民」像を見て取ることができるようです。
(奥脇嵩大、「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」カタログより)
 
レビュー:
・農業から見えるこの国の課題。保坂健二朗評「青森EARTH2019:いのち耕す場所 −農業がひらくアートの未来」|美術手帖
・「ローカル」とは何か:青森県立美術館の二つの展覧会をめぐって|工藤健志|artscape
 
展示「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」
会期:2019年10月5日(土)-12月1日(日)
会場:青森県立美術館、青森
 
http://www.aomori-museum.jp/ja/event/88/#anchor4
 
オープニングパフォーマンス
日時:10月5日(土)13:00~13:45
出演:オル太
集合:エントランスギャラリー
料金無料・申込不要
 
2 連続講座「美術館堆肥化計画」【青森県立美術館サポートシップ倶楽部共催事業】
農業にまつわる思想や社会実践をヒントに、美術館や大地に根ざしたアートの可能性を皆で考えるための連続講座
第5講「ミミズの径行き ー飛び地のヴィジオネールⅡ」
講師=オル太(アーティストコレクティブ/企画展参加作家)、椹木野衣(美術批評家)、山内明美(歴史社会学者)、豊島重之(演出家/故人)
2019年11月30日(土)13:30-16:30
 
 
『耕す家』ドキュメントブック 2019
 
農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(Cultivate House)と題した自作の家を、2019年の7月から9月中旬まで千葉県北東部農村地域の不耕作地に設営した。山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく住民は田んぼよりも上の土地に居を構えている。その土地の一角で2つの建造物(母屋と離れ)を設営した。母屋には居間と3段ベッドがある。離れは便所であり、二つのコンポストイレと三角コーンを用いた小用便器、便の重量を測る秤が設置されている。この場所で滞在しながら、手作業での稲刈りや足踏み脱穀機、唐箕、風選を駆使して稲作の工程を進めて、土器や版画制作、竹簡日 、定点撮影、便の記録などによりこの場所での活動を記述した。家の壁や床に本プロジェクトのコンセプトや稲作の工程をソリッドマーカーなどで描き、木版リトグラフの版にした。些細な事から大きな出来事まで、様々な変化の中、農と芸術の作業を繰り返す不耕作地での日常の記録をここに纏める。家の設計図から滞在記録、版画や土器などが収められたドキュメントブック。(日英テキスト入り、限定20部)
 
制作監修:edition.nord consultancy/秋山伸
表紙・扉デザイン:宮原慶子
本文デザイン:メグ忍者
編集、制作:オル太
助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
発行:オル太
発行日:2021年11月8日
特装版:20部
価格:22000円(税込)
購入サイト(BASE) http://https://olta.thebase.in/items/47303356

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1,4,6-8 写真:大西正一 / 2,3,5,9-12 写真:オル太
展示『青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来』青森県立美術館 2019年

『耕す家』ドキュメントブック

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耕す家(千葉)

2019 / House 2009- TRANSMISSION PANG PANG 2017- Walking Cascade 2016 /

農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(英:Cultivate House)と題した自作の家を、2019年の7月から9月中旬まで千葉県北東部農村地域の不耕作地に設営した。山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく住民は田んぼよりも上の土地に居を構えている。その土地の一角で2つの建造物(母屋と離れ)を設営した。母屋には居間と3段ベットがある。離れは便所であり、二つのコンポストイレと三角コーンを用いた小用便器、便の重量を測る秤が設置されている。この場所で滞在しながら、手作業での稲刈りや足踏脱穀機、唐箕、風選を駆使して稲作の工程を進めて、土器や版画制作、竹簡日誌、定点撮影、便の記録などによりこの場所での活動を記述した。稲の収穫後には、参加者を集い独自のボードゲームを用いた上演『TRANSMISSION PANG PANG 大嘗祭』を3日間開催した。
 

 
耕す家ーオープンハウス
会期:2019年8月30日(金) ー9月16日(月)
※9月6日(金)は見学不可
時間:12:00-18:00
予約制、見学無料
場所:千葉県香取市、某所
助成:公益財団法人 アイスタイル芸術スポーツ振興財団
協力:青森県立美術館、東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association
 
【見学内容】
1.『耕す家』内部
2. 農作業:稲刈り、乾燥、脱穀
3. 制作:土粘土での立体物の制作、野焼き、木版リトグラフによる版画など。
4. 食事:かまどでの食事作りや湧き水で淹れた冷たいお茶やコーヒー。
5. トイレ:水を使わず土に還すシステム。
6. 公開ミーティング
装備:汚れても良い服装、日よけ、虫除け対策、長靴(雨天時)
 
Web掲載:
農耕と芸術から生を問う。オル太のプロジェクト「耕す家」のオープンハウスが千葉県で開催中 美術手帖

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オル太 かるた

2016 / City 2014-2016 Future Primitive 2012-2014 GHOST OF MODERN 2013- House 2009- KOREA-JAPAN Organella 2013 Soil 2010-2012 /

このかるたは、アーティストコレクティブ「オル太」の活動のドキュメンテーションとして制作されました。読札はヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーを中心に現代詩の詩人たちが書き下ろし、絵札はオル太自身が担当しています。しかしなぜ、芸術の記録が「かるた」というかたちをとったのでしょうか?
パフォーマンス、インスタレーション、観客によるまちの移動など、様々な形態をとるオル太の作品では、パフォーマーと観客の身体、そしてそれが位置する空間と時間が、重要な要素になっています。
ある枠組みの中でしか成立しない、特別な空間、時間、身体を、どのように記録し、伝えることができるでしょうか? この問いへの一つの試みとして、わたしたちは、空間と時間の中にある身体的な芸術表現を、別の空間と時間をもつ別の身体表現へと翻訳する、 という方法を採りました。インスタレーションが置かれていた空間 と時間が、パフォーマーの身体が、わたしたちがこのかるたで遊ぶ空間、時間、身体へと、変容します。オル太の作品群を開く詩は、 そこに含まれていたものたちを、あらたな質感で伝えます。
このかるたは、オル太と企画チームの構想から始まり、そこにTOLTAが加わりました。広く記録の可能性は、すでに完結した内 容や価値を社会に伝達することにとどまりません。記録を残す場が 人々の集まるプラットフォームとなり、記録するプロセスそのもの が表現になり、記録の受容もまた表現行為に近づくとき、オリジナ ルとしての作品を縮小再生産するのではない、豊かなドキュメンテーションが生まれるのではないでしょうか。
オル太の活動から詩 が生まれ、かるたができあがりました。それが声になり、札が何度も散らばります。手元に集まった札を自由に並べてみてください。オル太の活動は、そこに、その都度、記録されているでしょう。わたしたちがこのかるたを上演するたびに、オル太の活動は記録され、記録され直し、新しい姿 を浮かび上がらせるでしょう。その空間と時間の中に、声と身体とイメージが描く模様の中に、オル太の、そしてわたしたち自身の、過去、現在、未来が、見えてくるでしょう。
企画者を代表して 林立騎
オル太かるた
価格:3,500円(税別) 限定500部
制作:オル太
企画:桂英史+田中沙季+林立騎
詩:カニエ・ナハ/河野聡子/佐次田哲/関口文子/山田亮太
編集:山田亮太
デザイン:河野聡子
発行:コミュニティデザイン協議会

個展:「カルタナティブスペース」

会期:2016年6月24日(土)ー7月30日(日)

会場:nap gallery、東京

http://napgallery.jp/en/exhibitions/cartanative-space/

この度、nap galleryでは6月24日(金)から7月30日(土)まで、2年ぶりとなるオル太個展「カルタナティブスペース」を開催いたします。
本展では、2009年に結成した当時から現在までのオル太作品をモチーフとしたかるたを展示、販売いたします。
結成当時の貴重なドローイング、映像作品などを展示した中で、かるた大会も開催しますので是非ご高覧ご参加下さい。
トーク
6月24日 18時〜19時 桂英史×林立騎×Jang-Chi(オル太)
桂英史◉東京藝術大学院映像研究教授。専門はメディア研究、 社会芸術論、図書館情報学。著書に「インタラクティブ・マインド」(NTT出版)「東京ディズニーランドの神話学」(青弓社)
林立騎◉翻訳者、演劇研究者。東京藝術大学特任講師(geidaiRAM)、Port観光リサーチセンター所長。訳書にイェリネク「光のない。」(第5回小田島雄志翻訳戯曲賞)。
かるた大会
6月24日 19時〜
7月16日 15時〜
7月30日 15時〜

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workshop

ARTIST WORKSHOP @KCUA

2016 / House 2009- /

ARTIST WORKSHOP @KCUA 成果発表展/パヴェウ・アルトハメル+アルトゥル・ジミェフスキ
展示:House of Day, House of Night(昼の家、夜の家)
会期:2016.1.9 (Sat) – 2.7 (Sun)
会場:KYOTO CITY UNIVERSITY OF ARTS ART GALLERY @KCUA
アーティスト:パヴェウ・アルトハメル、アルトゥル・ジミェフスキ、オル太、西山裕希子、丹羽良徳、増本泰斗、松田壯統、水無瀬翔
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20160109_id=7860#ja 
 
京都市立芸術大学では、平成25年より文化庁委託事業「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」として、「アーティストの招聘による多角的なワークショップなどを通じた新進芸術家育成事業」を実施しています。本展は、本年度に実施する3つのワークショップのうち、ポーランドよりパヴェウ・アルトハメルとアルトゥル・ジミェフスキ(ともに美術作家/映像・パフォーマンス・インスタレーション)を講師に迎えた「House of Day, House of Night(昼の家、夜の家)」(2015年7月開催)の成果発表展となります。
ヨーロッパと日本の伝統芸術を巡る、言葉によらない対話をテーマとした10日間のセッションは、その場にいた誰もが、芸術だけではなく、自然、歴史、社会、モラルなどさまざまな問題について、根底から考えさせられるようなものとなりました。
ワークショップ終了後、講師2人は「これまで手掛けてきたワークショップの中で、最も刺激的だった」と評し、いつか京都で「真のアカデミー」を開講したいと言い残してポーランドへ帰国しました。
本展では、ワークショップを題材にした、パヴェウ・アルトハメルとアルトゥル・ジミェフスキの共作による新作映像作品を展示すると同時に、参加者たちによる成果発表として、作品の展示ならびに「真のアカデミー」の名の下に新しい教育機関のあり方を模索する実験を行います。
そして、展覧会の最終週には、講師が再来日します。参加者たちが展開する「真のアカデミー」を目の当たりにして、彼らはどのようなリアクションを起こすのでしょうか。
目撃者として会場を訪れるもよし、「真のアカデミー」形成に主体的に関わるもよし、鑑賞のスタイルも自由です。会期の最後まで何が起こるかわからない、「真のアカデミー」に、ぜひご注目ください。
―–
展覧会最終週には講師2人が再来日の予定でしたが、講師の都合により来日が中止となりました。代わりに、出品作家、オル太のメンバーのうち3人がポーランドへ行き、講師への接触を試みます。会場では、随時その状況を反映していくことになります。

 
『パンの磔』
小麦粉を捏ねて、竹にくっつける。京都、鴨川の河原で簡易竈に火をおこして小麦粉を焼き、案山子にも見える「パンの磔」を制作する。嵐山から空也の滝まで、それを持ち行進して、滝に打たせる。
 
『Untitled』
無為の形象として何枚もの折り紙を繋ぎ合わせて仏陀の座像を制作する。それを京都の節分祭のお炊き上げに持参して、燃やし、供養する。

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蓑虫工房

2011 / House 2009- /

木板で覆われた大きな手作りの立体「蓑虫工房」の中に、一人、二人が代わる代わる入り、毎日プラ板絵やサイコロ、マッチに絵を描き制作する。
 
展示「黄金の郷愁 ーGolden Nostalgiaー」
会期: 2011年11月23日(水)~2011年12月25日(日)
オープニングレセプション: 2011年11月23日(水)15時30分~19時
会場:nap gallery、東京
http://napgallery.jp/en/artists/olta/
日本の農家にお馴染みのかかし、蓑虫、茄子、猪が登場。
都会の日常の中で時間と共に錆びれゆく田舎への郷愁が黄金に輝く。

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

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芋の心臓

2011 / House 2009- /

東日本大震災の余震が続く東京で、その振動から芋を大地の心臓に見立てる。芋が鼓動し、地中には血管のように蔓がのびる。パフォーマンス「二藤が流し、オル太が固まる」では、二藤建人が石膏をかけて流木と共にオル太を固める。
パフォーマンス:「二藤が流し、オル太が固まる」
コラボレーション:二藤建人
 

 
展示:「NEXT-TWS 10!年」
会期:2011年7月7日(木)ー10月2日(日)
会場:トーキョーワンダーサイト渋谷
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト

写真:©Tokyo Wonder Site

写真:©Tokyo Wonder Site

写真:©Tokyo Wonder Site

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萌える山田とねこまんま

2010 / House 2009- /

インスタレーション『萌える山田とねこまんま』
 
会期:2010年6月19日(水)〜7月25(日)
時間:12:00〜19:00(金・土は20:00まで)
会場:アキバタマビ21・3331Arts Chiyoda、東京
 
関連イベント
オープニングパーティー「本気・CLUB☆稲作」
日時:6月19日(土)18:00〜20:00
 
シンポジウム「ごきげん☆YOU」
日時:7月3日(土)17:00〜19:00
パネリスト=さといも先輩(堀浩哉・多摩美術大学教授)×ねこまんま山田(椹木野衣)×オル太
 
http://www.akibatamabi21.com/exhibition/100725.htm

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1-12 写真:神宮巨樹

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installation

オル太の田

2010 / House 2009- /

田舎っぺに扮して、廃れた郊外の稲作をリメイクする。会場で育てられる作物(作品)は、雨乞いや奉納などの儀式を通じて、豊穣を願い、収穫されていく。稲作音頭では、田舎から都会に出てくる若者の心情を唄う。
 

 
第4回展覧会企画公募入選(トーキョーワンダーサイト)
会期:2010年3月6日(土)ー4月25日(日)
会場:トーキョーワンダーサイト本郷、東京
https://tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2010/20100306-5066.html
会期中不定期
■パフォーマンス・イベント  「雨乞い☆儀式」
稲作には欠かせないのが雨です。展示会場内にもその雨(スプリンクラー)を降らせようとオル太が試みるパフォーマンス・イベントです。
※オル太はほぼ毎日ギャラリーに滞在し、日々田植(制作)に励みます。
3月6日(土)17:00-19:00
■オープニングイベント 「CLUB☆稲作」
田舎のはちまき姿の親父達に扮した オル太が日本酒を飲みながら演歌またはポップスのカラオケを行います。
3月13日(土) 16:00-18:00
■アーティストトーク( 3 企画合同)
4 月25 日(日)  17:00-19:00
■クロージング・イベント  「奉納☆night」
最終日、展覧会会期中に育てた(制作された)作品を奉納袋に入れ、奉納(来場者にプレゼント) したり、神楽などの踊りを舞いながら、来場者と共に豊作を祝い、楽しみます。
 

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1-9: 写真: 加藤健 ©Tokyo Wonder Site

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Youtube

オイリーオル太 〜丸太プロジェクト〜

2009 / House 2009- /

WEB上で公開しているオル太の初期作品。ホームセンターで購入した丸太を、神奈川県相模原市橋本から相模原市青根まで、約25kmかついで運び、山奥に突き立てる。共同して太い柱を立てることを目的に移動する。
 
日時:2009年8月18日、19日
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