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「アートサイト神津島2024 山、動く、海、彷徨う」開催決定!

2024 / INOUE Toru MEGUNINJA SAITO Takafumi

東京の離島、神津島での芸術アート・現象フェノメノン

都市のサイクルとは異なる離島を巡るアート企画。海から山が続く雄大な景観が広がる神津島の自然と対峙し共生することで、感覚をどのように変化させることができるでしょうか。本企画では、アーティストが身体表現や演奏などを行う、ツアー・パフォーマンスを展開します。都会から離れ、『漂流』や『自然の脅威と雄大さ』を意識しながら、独自の鑑賞体験・時間をアーティストと観客とでつくりあげることを通して、私たちの身体を芸術とともに研ぎ澄まします。
 
出演アーティスト
青柳菜摘/だつお、跡の前(嶺川貴子+川口貴大)、上村なおか、宇佐美奈緒、遠藤薫、オル太、角村悠野、カニエ・ナハ、清原惟、小林萌、contact Gonzo、千日前青空ダンス倶楽部、環ROY、テニスコーツ、花形槙、嶺川貴子、山田亮太、U-zhaan
 
●梅若能楽学院会館opening performance
2024年4月28日(日)14:30~20:00
前売り:3500円 当日:4000円
 
●神津島 tour & live performance
昼夜、アーティストが神津島の特設会場や島内を巡り、パフォーマンスや演奏を行います。
A program
2024年5月18日(土)・19日(日)・20日(月)
B program
2024年5月24日(金)・25日(土)・26日(日)

 
チケット申し込み
https://artsite.peatix.com
 
ホームページ
https://s-class-k.com/cate/artsite/
 

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『ニッポン・イデオロギー』第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出

2024 /

YPAMディレクション2023、ロームシアター京都で上演したオル太『ニッポン・イデオロギー』(作:メグ忍者)が第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品に選ばれました。
詳細については白水社のウェブサイトをご覧ください。

>>白水社Website https://www.hakusuisha.co.jp/news/n55915.html

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ニッポン・イデオロギー

2023-2024 / The Japanese Ideology /

第1章 Dreamの意義
第2章 Gestellの解放
第3章 Deathの権利
第4章 Calmの獲得
第5章 Voiceの反乱
第6章 Ideologyの真相
 
作:メグ忍者
演出:Jang-Chi
出演:井上徹、内田結花、小山薫子、菊地侑紀、斉藤隆文、髙山玲子、中川友香、メグ忍者
 
セノグラフィー:オル太
舞台設計:長谷川義朗
音楽:嶺川貴子、井上徹
イラストレーション:斉藤隆文
衣装:井上徹
照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
映像:長谷川義朗、メグ忍者、中川友香、武部瑠人、柴田一秀
プロジェクション:武部瑠人、柴田一秀(神奈川公演)
音響:甲斐宣明 、若月聡作(WHITELIGHT.Ltd)
宣伝美術:ユン・トクジュン
英語字幕:太田恵以
韓国語翻訳:チョ・グナ
演出助手:吉田アミ(神奈川公演)
制作:平岡久美(神奈川公演)、武田侑子(京都公演)
リサーチ協力:林立騎、泉川のはな、上地里佳、仲村祥平、松尾海彦(沖縄)、ユン・トクジュン、チョ・グナ(韓国)
音源提供:筒井潤
 
委嘱・製作:横浜国際舞台芸術ミーティング
共同製作:ロームシアター京都
リサーチ協力:YCAM InterLub 協力:山口情報芸術センター[YCAM]
 
神奈川公演 
YPAM2023
開催日時:2023年12月9日(土)-17日(日)
会場:BankART Station
 
チケット
オーディエンス 1回券:¥1,500
オーディエンス 通し券:¥6,000 ※前売りのみ
プロフェッショナル 1回券:¥1,000
プロフェッショナル 通し券:¥4,000 ※前売りのみ
 
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター、神奈川県民ホール(公益財団法人神奈川芸術文化財団)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
事業名:JAPAN LIVE YELL project 神奈川県アートキャラバンコンソーシアム2023
 
京都公演
開催日時:2024年1月13日(土)、1月14日(日)
会場:ロームシアター京都 ノースホール
Aプログラム(第1~3章)
Bプログラム(第4~6章)
 
チケット
Aプログラム、Bプログラムのみの場合
一般3,000円、ユース(25歳以下)1,500円
A・Bプログラム通し券(前売り販売/一般のみ)
一般4,200円
 
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
事業名:JAPAN LIVE YELL project 神奈川県アートキャラバンコンソーシアム2023

YPAM 2023
BankART Station
撮影:前澤秀登

ロームシアター京都 ノースホール
撮影:松見拓也

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公演『ニッポン・イデオロギー』

2023 /

昨年2022年にワークインプログレスとして上映形式で発表したYPAM委嘱作品『ニッポン・イデオロギー』。本公演をYPAMとロームシアター京都の共同製作として発表します。会場は12月中旬にYPAM2023で横浜にて、2024年1月にロームシアター京都にて。
 
ニッポンのイデオロギーは永久に不滅なのか?
ヴィジュアルアーツ/パフォーミングアーツの制度との折衝、社会学的/民俗学的フィールドワークを重ね、挑発性とユーモアを併せ持つ活動を展開するアーティスト集団「オル太」が、「ニッポンのイデオロギー」がとる日常的形態のパフォーマティブな分析に6つの切り口で取り組みます。
「取り止めのない一つの感情のようなものが、現在の日本の生活を支配しているように見える[…]日本に限らず現在の社会に於けるこの切実で愚劣な大きな悲喜劇のト書きを暴露するのは、吾々にとって、極めてツマラない併し又極めて重大な義務にもなるのだ」(戸坂潤『日本イデオロギー論』、1935年)。
その「ツマラな」さを「面白い」パフォーマンスに変容させるか、あるいは「日本イデオロギイから脱却したと思いこんでいる人の足をひっぱって、おせっかいにも引きもどす」(竹内好『日本イデオロギイ』、1952年)のか——オル太の最新作『ニッポン・イデオロギー』全6章、一挙上演!
第1章 Dreamの意義
第2章 Gestellの解放
第3章 Deathの権利
第4章 Calmの獲得
第5章 Voiceの反乱
第6章 Ideologyの真相
 
YPAM2023
開催日時:2023年12月9日(土)-17日(日)
会場:BankART Station
12月9日(土) 第1章 17:30 第2章 19:00 第3章 20:30
12月10日(日) 第4章 14:30 第5章 16:00 第6章 17:30
12月11日(月) 休演
12月12日(火) 第1章 19:00 第2章 20:30
12月13日(水) 第3章 19:00 第4章 20:30
12月14日(木) 第5章 19:00 第6章 20:30
12月15日(金) 休演
12月16日(土) 第1章 17:30 第2章 19:00 第3章 20:30
12月17日(日) 第4章 14:30 第5章 16:00 第6章 17:30
 
チケットの購入方法:↓以下のサイト(YPAMチケットセンター)より、YPAMディレクション→ニッポン・イデオロギーと進んで頂き、ご希望の公演を選択して下さい。
https://reserva.be/ypam2023
オーディエンス 1回券:¥1,500
オーディエンス 通し券:¥6,000 ※前売りのみ
プロフェッショナル 1回券:¥1,000
プロフェッショナル 通し券:¥4,000 ※前売りのみ
当日券情報は公演日の午前10時にYPAMウェブサイト(https://ypam.jp)のお知らせ欄で告知します。
車椅子席のチケットをお求めの場合はYPAM事務局へお問い合わせください。
YPAM website https://app.swapcard.com/event/ypam2023/exhibitor/RXhoaWJpdG9yXzE0NTU5OTA=
 
京都公演
開催日時:2024年1月13日(土)、1月14日(日)
会場:ロームシアター京都 ノースホール
Aプログラム(第1~3章)
Bプログラム(第4~6章)
1月13日(土) Aプログラム 13:00開演、Bプログラム 18:00開演
1月14日(日) Aプログラム 12:00開演、Bプログラム 17:00開演★
★託児サービスあり
受付開始:各回開演45分前
開場:各回開演30分前
 
チケットの購入方法:ロームシアター京都 Website https://rohmtheatrekyoto.jp/event/108622/
チケット料金
全席自由
Aプログラム、Bプログラムのみの場合
一般3,000円、ユース(25歳以下)1,500円
A・Bプログラム通し券(前売り販売/一般のみ)
一般4,200円
※未就学児入場不可
※ユース(25歳以下)チケットは、公演当日に受付にて年齢が確認できる証明書(学生証、免許書等)をご提示ください。
 
出演・スタッフ
作:メグ忍者
演出:Jang-Chi
出演:井上徹、内田結花、小山薫子、菊地侑紀、斉藤隆文、髙山玲子、中川友香、メグ忍者
セノグラフィー:オル太
舞台設計:長谷川義朗
音楽:嶺川貴子、井上徹
イラストレーション:斉藤隆文
衣装:井上徹
照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
プロジェクション:武部瑠人、柴田一秀(神奈川公演)
音響:甲斐宣明 (WHITELIGHT.Ltd)
宣伝美術:Deokjun Yoon
英語字幕:太田恵以
演出助手:吉田アミ
制作:平岡久美(神奈川公演)、武田郁子(京都公演)
 
委嘱・製作:横浜国際舞台芸術ミーティング
共同製作:ロームシアター京都
リサーチ協力:YCAM InterLub 協力:山口情報芸術センター[YCAM]
 
 
神奈川公演
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター、神奈川県民ホール(公益財団法人神奈川芸術文化財団)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会 事業名:JAPAN LIVE YELL project 神奈川県アートキャラバンコンソーシアム2023
 
京都公演
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会 事業名:JAPAN LIVE YELL project 神奈川県アートキャラバンコンソーシアム2023

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漂白と遍歴

2023 /

伊豆諸島の神様達が集まったとされる神津島を舞台に、様々な立場から島に関わる人とつながり、それぞれの暮らしや考え方を学び合うことを目指したアートプロジェクト「HAPPY TURN/神津島」。「アーティストプログラム in 神津島」の一環として、2022年春からアーティスト集団「オル太」を招聘し、神津島の歴史や風土のリサーチを通じた作品制作を続けてきました。『漂白と遍歴』では、島の空き家「ちょうべえ」を舞台にプログラムの成果発表となる展示、パフォーマンスを行います。島に流れ着く様々な漂流物を神として祀る信仰の逸話から着想を得た本展では、独特の風習が残る神津島の歴史だけでなく、海を隔てた他国との関係まで思い巡らされます。島民へのインタビューや文献調査を繰り返し、実際に島で収集された漂流物などで制作された作品からは、豊かな自然や神話と人々の関わりから現在に至る暮らしとの結びつきを考えるきっかけになるでしょう。
 
展示日時
2023年2月13日(月)-2月19日(日)
 
パフォーマンス
2月17日・18日・19日
 
会場
ちょうベえ(東京都神津島村神津島村818)
 
公演定員
各日程15名
 
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人シマクラス神津島
 
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/56184/
http://happyturn-kozu.tokyo/2023/02/12/olta2/

《戦闘機と筏》
映像

《タンチョウのデコイ》
漂着物、JALの時刻表

《第一列島線と第二列島線のデコイ》
漂着物、木材、プラスティックの皿に油彩

《シチフク》
既製品の木彫に油彩、アメリカ芋

《デイリー・ファウンド・オブジェ 神様》
漂着物、接着剤

《Interview card》
紙にインクジェットプリント、ミクストメディア

《ターナス》
瓶、水、他

《寄物の道》
椰子の実、釣り竿、釣り糸、他

写真:縣健司

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field research

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performance

漂白と遍歴

2023 / TRANSMISSION PANG PANG 2017- /

伊豆諸島の神様達が集まったとされる神津島を舞台に、様々な立場から島に関わる人とつながり、それぞれの暮らしや考え方を学び合うことを目指したアートプロジェクト「HAPPY TURN/神津島」。「アーティストプログラム in 神津島」の一環として、2022年春からアーティスト集団「オル太」を招聘し、神津島の歴史や風土のリサーチを通じた作品制作を続けてきました。『漂白と遍歴』では、島の空き家「ちょうべえ」を舞台にプログラムの成果発表となる展示、パフォーマンスを行います。島に流れ着く様々な漂流物を神として祀る信仰の逸話から着想を得た本展では、独特の風習が残る神津島の歴史だけでなく、海を隔てた他国との関係まで思い巡らされます。島民へのインタビューや文献調査を繰り返し、実際に島で収集された漂流物などで制作された作品からは、豊かな自然や神話と人々の関わりから現在に至る暮らしとの結びつきを考えるきっかけになるでしょう。
 
日時:2023年2月13日(月)~2月19日(日)
※13日、16日、17日は19:00、18日、19日は16:00終了
※2月14日・15日は島の風習、二十五日様のため15:00終了
パフォーマンス日時:17日19:30〜、18日16:30〜、19日16:30〜
 
会場:ちょうベえ(東京都神津島村神津島村818)
※駐車場はございません。
 
公演定員:各日程15名(申し込み優先)
 
料金:無料
 
※展示観覧は申し込み不要。時間内でしたらいつでもご覧いただけます。
※2月17日・18日・19日はパフォーマンス準備のため、開演30分前から展示を観ることはできません。
※開場は開演の10分前からとなります。
※パフォーマンス中、会場外に移動する可能性があります。
 
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/56184/

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Nippon Ideology

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ニッポン・イデオロギー(仮)

2022 / The Japanese Ideology /

「かつては神の国。現世は苦行なのか。私たちはこの国に生まれ、生きている。世界に遅れを取らないために走り続けた神の国、ニッポン。私たちは今の社会をどのように享受し、または耐えなければならないのか。家庭や学校、職場という集団の中で現れてくるイデオロギーの徴発」⸺ジャンルを横断した活動を展開するアーティスト・コレクティブ、オル太が、YPAMで2年間にわたり、「ニッポンのイデオロギー」がとる日常的形態のパフォーマティブな分析に取り組みます。無意識の言葉、不可視の不安と欲望からつくられる感覚の集積。教育から、憲法から、広告から、ブラウザから、あるいはコンビニやファーストフード店やスーパーマーケットから、日々再生産され、動員されているイデオロギー。ニッポンのイデオロギーは永久に不滅なのでしょうか? 今年はワークインプログレスとしての上演。
 
※本公演は初日12.9の公演は出演者に体調不良者が出た為中止、12.10、12.11は映像を中心とした上映形式に変更になりました。
 
作・演出:オル太
ドラマトゥルギー:林立騎
構成:Jang-Chi
出演:オル太(井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者)
ゲスト出演:稲継美保、内田結花、小山薫子、菊地侑紀、武田力、中川友香、捩子ぴじん
ロボット制作:小林椋
楽曲:嶺川貴子、井上徹
照明:武部瑠人、藤本隆行(Kinsei R&D)
映像:武部瑠人
音響:濵田夢花・加登匡敏(MUSA ENTERPRISE)
音響・字幕操作:大北真未(MUSA ENTERPRISE)
映像テクニカル:柴田一秀
協力:松岡真弥、中村圭、時里充
スペシャルサンクス:生西康典、岡田裕子
制作:飯川恭子、柴田聡子
 
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
 
YPAM website:https://ypam.jp/programs/dr80?lang=ja
 
会場
KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
 
日時
12.9(金) 18:00 – 20:50
途中20分の休憩あり
12.10(土) 13:30 – 16:40
途中20分の休憩あり
12.11(日) 13:00 – 16:10
途中20分の休憩あり
 
言語
日本語
翻訳
英語字幕
 
チケット
オーディエンス ¥2,500
プロフェッショナル ¥1,000

撮影:前澤秀登

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YPAM2022ディレクション『ニッポン・イデオロギー(仮)』

2022 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- Land of the Living /

「かつては神の国。現世は苦行なのか。私たちはこの国に生まれ、生きている。世界に遅れを取らないために走り続けた神の国、ニッポン。私たちは今の社会をどのように享受し、または耐えなければならないのか。家庭や学校、職場という集団の中で現れてくるイデオロギーの徴発」——ジャンルを横断した活動を展開するアーティスト・コレクティブ、オル太が、YPAMで2年間にわたり、「ニッポンのイデオロギー」がとる日常的形態のパフォーマティブな分析に取り組みます。無意識の言葉、不可視の不安と欲望からつくられる感覚の集積。教育から、憲法から、広告から、ブラウザから、あるいはコンビニやファーストフード店やスーパーマーケットから、日々再生産され、動員されているイデオロギー。ニッポンのイデオロギーは永久に不滅なのでしょうか? 今年はワークインプログレスとしての試演。YPAM2023で完成作品を初演予定です。
 
会場
KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
 
日時
2022.12.9(金) 18:00 – 21:20
12.10(土) 13:30 – 16:50
12.11(日) 13:00 – 16:20
休憩あり
 
作・演出:オル太
ドラマトゥルギー:林立騎
ゲスト出演:内田結花、小山薫子、菊地侑紀、武田力、中川友香、捩子ぴじん、嶺川貴子、他
ロボット制作:小林椋
照明:武部瑠人、藤本隆行(Kinsei R&D)
映像:武部瑠人
音響:濵田夢花・加登匡敏(MUSA ENTERPRISE)
制作:飯川恭子、柴田聡子
 
主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
 
YPAM2022ウェブサイト
https://ypam.jp/programs/dr80
 
お問い合わせ(メール)
info@ypam.jp
お問い合わせ(電話)
045-264-6514
 

内田結花
ダンサー、振付家。NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス@神戸」参加を機に、黒沢美香、紅玉、セレノグラフィカ、ジェコシオンポ、チーム・チープロなどの作品に出演、アートプロジェクトに多角的に参画する。近年では、ダンサー中根千枝との協働作品「暮らし」をシリーズ化し、屋内外問わず様々な環境で発表を続ける。シリーズのひとつ『移動する暮らし』は2020年度KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD最終審査会選出。
 

小山薫子
東京都出身。俳優。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。劇団「ままごと」に所属。2018年、俳優2人による演劇ユニット「humunus」(フムヌス)を結成。環境や空間を構成する物質やその肌理などを、声と身体でうつしとる表現を試みている。​2020年よりユニットとして福島県富岡町と東京との2拠点でリサーチと創作を続けている。ツアー演劇「うつほの襞/漂流の景」(2021-2022)、上演+展示企画『〈砌と船〉ーうつつ、揺蕩い』(2022)など。
 

菊地侑紀
茨城県出身。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。音楽劇「夜のピクニック」深作健太演出・古川悦子役としての出演を皮切りに、初恋タロー20周年記念舞台「お笑い家族」「Devil May Cry -THE LIVE HACKER-」PAPALUWA10周年記念特別公演「SUPER SUMMER INTRASQUAD GAME!!」「big the Musical」など舞台を中心に活動。
 
Photo by Kenji Seo
武田力
演出家、民俗芸能アーカイバー。俳優としてチェルフィッチュや飴屋法水氏の作品に参加。3.11を機に演出家に。警察の指導、たこ焼き、小学校の教科書など日常的な素材を扱い、劇場外での演劇作品を多く手掛ける。また、各地の過疎集落に継がれる民俗芸能の復活/継承事業を行なっている。横浜市芸術文化振興財団2016, 17年度クリエイティブ・チルドレン・フェロー。2019年度国際交流基金アジアフェロー。九州大学非常勤講師。
 

中川友香
1999年、松本生まれ。俳優。主な出演作に、関田育子「浜梨」(2019)、新聞家「弁え」(2021)、篠崎誠監督『きみの面影をいまだ夢みる』『ひかりのなかでよむ』(2021)。2022年、俳優2人組のユニット「再演企画」を始動し「ここから発つ」を上演。新聞家「とりで」(2023年2月)、松田正隆「文化センターの危機」(2023年2月)に出演予定。
 
Photo by Kai Maetani
捩子ぴじん
ダンサー・振付家・neji&co. 主宰。2004年まで舞踏カンパニー大駱駝艦に所属。自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。セゾン文化財団セゾン・フェロー。

 

嶺川貴子
1990年頃より歌うことを始める。「Roomic Cube – a tiny room exhibition 」(1996)など、国内外で8枚のアルバムを発表、様々な表現者とのコラボレーション/音楽制作を経て、今に至る。近年では、池田扶美代によるワークショップ&ショーケース『Powewrlessness』(2017) への参加、ギタリストのDustin Wongとの三部作アルバムのリリースや灰野敬二との共演がある。
 

小林椋
1992年東京都生まれ。2017年多摩美術大学大学院修士課程情報デザイン領域修了。2019年京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻専攻修了。ある事物に対して、物理的な装置やオブジェを介入させることで生まれる飛躍や不和を観察しながら作品を制作する。時里充とのユニット「正直」でも活動。

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Public Meeting

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workshop

Safari Firing

2022 / Firing /

東京都の離島「神津島」での1日限りのアートイベント

神津島は人口約1800人、一島一村の離島であり、伊豆諸島の有人島としては最西端の島です。島の形はひょうたん型をしており天上山(標高572m)を中心とした北部と、秩父山のある南部とに大きく分けられ、Safari Firingでは村内から北西部の海岸沿いを中心に開催します。
島名の由来は、伊豆の島々を作るために神々を集めて話し合う場がこの島であったことから「神集島」と言われています。この神々の話し合いとされる場所を舞台とし、概念的に「火を起こす」ことを想像する移動型のパフォーマンスイベントを開催いたします。
公共の場所でどのように火を起こすことが可能かを問う企画「Firing」の3回目の開催である。
Safariの意味は狩猟や探検である。普段Apple製の機器を使用している者にとっては、興味のある言葉を入力し検索することができるウェブブラウザでもおなじみであり、ウェブに漂う情報すらも狩猟・探検の対象となった。
今回の開催地は伊豆諸島の神津島。キリスト教が禁教となった時代では“ジュリアおたあ”という名のキリシタンがこの島にも流された。しかし、流人は島を変革する開拓者でもあった。島流しにあった者はどのように島を開拓し、生き延びようとしたのか。一般とは異なる思想や行動原理を持ち、強制的にゲームチェンジを促すものは火を消されるように、法によって追放させられるアウトローである。
15世紀から19世紀ごろにかけて、ハイウェイマンという、いわゆる追い剥ぎやひったくりのような者が存在した。彼らは突如として馬に乗って現れ、旅行客や通行人を狙い強盗をし、彼らの多くは見物人達のいる最中、斬首台で処刑された。
突然に現れては物事を起こすパフォーマーもまた、通行人の行き先を阻む。火を起こすことを目的とする本企画もまた、アウトローの誕生を促しているとも言える。
 
Participating artists
 
井上徹
オル太
カニエ・ナハ
玄宇民
contact Gonzo
高見澤 峻介
百頭たけし
嶺川貴子
 
「公共の場所でどのように火を起こすことが可能か」を実践し検証するパフォーマンスイベント「Firing」。メグ忍者が構想して始まった本プロジェクトは、多摩川でのアーティストミーティングから始まり、都内某所のキャンプ場にて2回目を開催し、そしてついに離島へと渡る。3回目となる今回は、共同ディレクターに吉田山を迎え実施する。キーワードは「火」であることを前提とするが、実際に火を起こすとは限らない。インターメディアにパフォーマンスが行われる。
 
Information
日時:2022年9月13日(火)
場所:神津島 テラマチ(東京都神津島村998番地)・その地島内
参加費:20,000円(宿つき)
締切先着順で定員に達し次第締切ます。
 
企画:吉田山、メグ忍者、Jang-Chi
運営:オル太
制作:飯川恭子
主催:オルターマイン実行委員会
協力:一般社団法人シマクラス神津島
助成:公益財団法人セゾン文化財団
 
website

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1,3,8 写真:松見拓也
2,4-7,9-11 写真:百頭たけし

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Safari Firing

2022 / MEGUNINJA

公共の場所でどのように火を起こすことが可能かを問う企画「Firing」の3回目の開催である。
Safariの意味は狩猟や探検である。普段Apple製の機器を使用している者にとっては、興味のある言葉を入力し検索することができるウェブブラウザでもおなじみであり、ウェブに漂う情報すらも狩猟・探検の対象となった。
今回の開催地は伊豆諸島の神津島。キリスト教が禁教となった時代では“ジュリアおたあ”という名のキリシタンがこの島にも流された。しかし、流人は島を変革する開拓者でもあった。島流しにあった者はどのように島を開拓し、生き延びようとしたのか。一般とは異なる思想や行動原理を持ち、強制的にゲームチェンジを促すものは火を消されるように、法によって追放させられるアウトローである。
15世紀から19世紀ごろにかけて、ハイウェイマンという、いわゆる追い剥ぎやひったくりのような者が存在した。彼らは突如として馬に乗って現れ、旅行客や通行人を狙い強盗をし、彼らの多くは見物人達のいる最中、斬首台で処刑された。
突然に現れては物事を起こすパフォーマーもまた、通行人の行き先を阻む。火を起こすことを目的とする本企画もまた、アウトローの誕生を促しているとも言える。
 
参加アーティスト:
井上徹、オル太、カニエ・ナハ、玄宇民、contact Gonzo、高見澤峻介、百頭たけし、嶺川貴子
 
Firingについて:「公共の場所でどのように火を起こすことが可能か」を実践し検証するパフォーマンスイベント「Firing」。メグ忍者が構想して始まった本プロジェクトは、多摩川でのアーティストミーティングから始まり、都内某所のキャンプ場にて2回目を開催し、そしてついに離島へと渡る。3回目となる今回は、共同ディレクターに吉田山を迎え実施する。キーワードは「火」であることを前提とするが、実際に火を起こすとは限らない。
「Firing」https://olta.jp/works/firing/
「campfiring」https://olta.jp/works/campfiring/
 
日時:2022年9月13日(火)14:00〜
場所:神津島 テラマチ(東京都神津島村998番地)・その地島内
参加費:20,000円(宿付き)
※島への移動費は含まれません。スケジュール1泊2日のイベントとなります。
 
詳細は特設のウェブサイトまで https://safarifiring.com
 
企画:吉田山、メグ忍者、Jang-Chi
運営:オル太
制作:飯川恭子
協力:一般社団法人シマクラス神津島
助成:公益財団法人セゾン文化財団

「Firing」(2017、多摩川緑地)

「Firing」(2017、多摩川緑地)

「campfiring」(2020、東京)

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《耕す家:不確かな生成》公開のお知らせ

/ House 2009- /


 
現在アーティスト・コレクティブ、オル太は、2020年度から2021年度にかけてアーカスプロジェクトのアーティスト・イン・レジデンスプログラムに選出され、今年度からは守谷に滞在して制作を行っています。
 
現在、守谷市内の土地に、小屋を建てて住みながら農耕を行う《耕す家:不確かな生成》を実施しております。
 
《耕す家》は2019年に千葉県北東部の水田にある不耕作地に建て、稲の収穫まで滞在し、農耕と芸術から活動する生を問うプロジェクトとして始動しました。独自で作られた移動可能の仮設建造物には、道具を置く「納屋」とベッドやコンポストトイレといった「家」としての機能を持ち、壁の一部は、舞台として畑の方へと開かれます。今回、使用されていなかった土地に仮設興行場としての建築許可を取得し、2021年4月より不耕起栽培から農作物を育て土壌や環境に合わせた農法を実践しています。また、この場所で拾ったプラスチックやアルミ缶などの人工的な素材を使用した版画、収穫した農作物のフロッタージュ、土地に自生している竹や葛を利用したオブジェクトを制作します。ここでの生活では、農作物を調理して食べ、排泄物を米ぬかや籾殻を利用して堆肥に変えます。空き地を起点として、自然との協同を見出します。
 
《耕す家:不確かな生成》
日時:2022年2月2日(水)~3月14日(月)13:00-17:00
2月25日(金)までの公開の予定でしたが3月14日(月)まで公開を延長致します。
場所:茨城県守谷市内(お問合せいただいた方にお知らせいたします。)
※ご来場の際はメール(mail@olta.jp)にて、ご来場日時をお知らせください。
公開内容:
1.《耕す家》内部
2. 農作物(国分鮮紅長人参、青首大根)の収穫
3. 籾殻燻炭で焼いた陶芸作品、竹細工、版画作品、アルミ缶日誌など
4. 大根や人参の葉で作ったお茶
装備:汚れても良い靴、暖かい服装
 
お問合せ:mail@olta.jp
 
【耕す家:不確かな生成 プレスリリース】
 
 
アーカスプロジェクト2021 いばらき
オンライン・オープンスタジオ特設ウェブサイト公開のお知らせ
【特設ウェブサイトURL】
https://www.arcusprojectopenstudios.com
【期間】
2022年3月5日(土) – 3月27日(日)
 
2020年度から2021年度にかけ、2箇年にわたって実施したアーティスト・イン・レジデンスの成果発表を、本日から3月27日までアーカスプロジェクト特設ウェブサイトにてご覧いただけます!
サイトにて映像作品《耕す家:不確かな生成》を視聴することができます。
また、作品について語るトークも公開されております。

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Take Don Quijote's cue from a...

2021 /

友人、恋人、同僚との待ち合わせ、居酒屋や風俗などの客引き。ここでは、いつも誰かを待つ人がいる。劇作家サミュエル・ベケットによる戯曲『ゴドーを待ちながら』では、二人の浮浪者が正体不明のゴドーの待ちぼうけを食わされる。この二人は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスによる小説『ドン・キホーテ』に登場するドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャとサンチョ・パンサになぞらえている。妄想癖のある主人公ドン・キホーテは檻の中の二匹のライオンに勝負を挑む。ライオンに戦意はなく、ドン・キホーテは待ちぼうけだ。大きな風車が巨人に見えて突撃する。
かつて演歌の殿堂「新宿コマ劇場」があった「シネシティ広場」。ここにはライオン、ペンギンの2種類の動物が同居している。ライオンズクラブによるライオンの銅像があり、その近くに激安の殿堂「ドン・キホーテ」のマスコットキャラクター、「ドンペン」Tシャツやサンダルを履いている若者がいる。「ドンペン」のブレークのきっかけは、ドン・キホーテ 新宿歌舞伎町店でドンペングッズを1階のコーナー展開で販売を始め、そのドンペングッズを着用した「地雷系」や「量産型」といったファッションやメイクを好むZ世代がSNS上で写真を拡散した。ペンギンは金星にしかない「ホスフィン」という物質を排泄するらしい。「それでも地球は回っている」天文学者ガリレオが聞いたらどう思うだろうか。
 
歌舞伎町のバー兼ギャラリー「デカメロン」の数軒隣りでタロット占いをしてもらった。カードをめくり、出た絵柄をつないでいく。占星術で数字の6は金星であり、金曜日、15〜24歳、パステル調の色を表す。
 
シネシティ広場横に建っている新宿地球会館にはバー「ムーランルージュ」があったらしい。調べてみるとシネシティ広場の新宿劇場(第二次)に風車の看板があった。今もそこで事業展開するヒューマックスグループは、以下のように記している。「その歴史は、戦後復興さなかの1947年、“ムーランルージュ新宿座”の劇場再建から始まります。同じ年に新宿歌舞伎町復興の最初の映画館として「新宿地球座」 を開館しました。」戦後のムーラン・ルージュの復活は、ヒューマックス創業者で台湾人の林以文により本格的なものとなったが、実際には戦後の新宿復興に重要な役割を果たし、戦後の新宿の繁華街は駅東口の角筈から新たに誕生した歌舞伎町へと移る。
歌舞伎町や西新宿は、かつては角筈(つのはず)という同一の地名で、昭和の戦前・戦中までは、この武蔵野通りを含む角筈界隈が最も賑やかな場所であった。
 
新宿駅東南口近くの武蔵野通りに「ムーラン・ルージュ新宿座」という小劇場があり、看板には風車が掲げてあった。ムーランルージュとは、フランス語で赤い風車を意味する。第一回公演(昭和6年12月31日)で装置を担当した吉田謙吉はエとロの書いた紅提灯を舞台一杯に吊り、さらに考現学者として観客についても『レヴユーの見物風俗』と題して身なりなどをレポートし、都市風俗の分析を行った。また、ここで演じられた小市民喜劇の中に、例えば折口信夫に師事した脚本家の伊馬鵜平が都市郊外と住人を描いたものがある。東京の西郊外、中央線で新宿と繋がる荻窪・阿佐ヶ谷界隈での生活から日常の中に豊かな生活感情を漂わせる郊外の生活と見え隠れする虚無や倦怠。共産党員だった村山知義が昭和八年末に出獄された後によく行った劇場としてムーラン・ルージュをあげ、その理由として他の小屋とは違う一種のあどけなさについて言及している。
 
そして現在(2021年10月)、「ムーラン・ルージュ新宿座」があった場所に行くとドン・キホーテ 東南口店がある。
 
展覧会「オカルティック・ヨ・ソイ」
キュレーション:檜山真有
出品作家:オル太、原田裕規
会期
2021年10月29日(金)~2021年12月12日(日)
時間
16:00〜26:00
 
会場
デカメロン(〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-12-4)
http://decameron.jp/
 
作品解説:
オカルティック・ヨ・ソイ:オル太の作品について|檜山真有
 
映像
《Take Don Quijote’s cue from a…》シングルチャンネルカラーサウンド/44min, 19sec.
《The 4 Red Herrings》シングルカラーチャンネル/11min, 24sec.
撮影:山科晃一、オル太
編集:メグ忍者

《金星の移動》
キュー、ビリヤードボール、その他

《A bird in the hand is worth tow in the bush.》
インクジェットプリント、その他

《Don Quijiote and Sancho Panza》
インクジェットプリント、その他

《Donpen》
インクジェットプリント、その他

《シネシティ広場、ライオン像横》
紙、水彩

《サンスターのトランプ》

《ライオンの広告》

《シネシティ広場、Game Panic前》
紙、水彩

《シネシティ広場のためのドローイング》
紙、水彩

写真:光岡幸一

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オカルティック・ヨ・ソイ

2021 /

オカルティック・ヨ・ソイ
 
オル太、原田裕規
キュレーション:檜山真有
 
会期 2021年10月29日~12月12日
会場 デカメロン
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-12-4 2F
開館時間 16:00~02:00(土13:00~02:00、日13:00~20:00)
休館日 月 ※臨時休業の可能性あり。最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
観覧料 500円
助成 公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人小笠原敏晶記念文化財団
 
http://occulticyosoy.com
https://decameron.jp
 
東京を拠点に活動するアーティスト集団・オル太と、原田裕規の新作展を開催いたします。
オル太は都市や街に根付く土着の空気感を綿密にリサーチし、演劇やゲームなどの親しみやすい形式で発表してきました。また、原田は心霊写真やオープンワールドゲームなどをモチーフに、作家自身の身体や認知の限界に挑みながら、「イメージの倫理」を模索する作品を発表してきました。
新作の制作にあたり、オル太は新たに都市のリサーチを行い、演劇とインスタレーション・アートの形式を踏襲した新しい形の作品を制作・発表いたします。また、原田はあらゆるコミュニティ、欲望、歴史からも見捨てられた市井の人々の写真群を用いて、情報を再結晶化させる「One Million Seeings」シリーズの新作映像を制作・発表する予定です。
 
本展は以上2組による新作展となります。会場であるデカメロンは、ボカッチオの小説である『デカメロン』になぞらえ2020年7月に誕生したギャラリーで、1階にバーを併設しており、本展に合わせたオリジナルモクテルを販売予定です。
 
「オカルティック・ヨ・ソイ」という展覧会名はキュレーターの檜山真有がつくった造語です。オカルトはラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とし、目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味します。ヨ・ソイ(Yo Soy)はスペイン語で「私は(I am)」という意味です。
自分の輪郭というのはヨソ(余所)からの見えと、ソイ(素意)により出来上がる。そこに偶然性や超自然的現象などの目で見たり、触れて感じることのできない現実と想像のはざまを往来して立ち現われるものから自分の輪郭を見出す、という意味が込められています。

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『Artist Inter-view Project いつかの驚きに触れる』に掲載されました

2021 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

井上徹&斉藤隆文(オル太)インタビュー「都市の身振りを再演するー「超衆芸術スタンドプレー」について」、下記URLよりご覧になれます。
https://note.com/itsukano_odoroki/n/n45806e715966

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県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト「たよりをつむぐ」

2020 / TRANSMISSION PANG PANG 2017- /

 
参加アーティスト:青木真莉子、オル太、進藤冬華
会期: 2020年10月15日ー2021年2月8日(オル太滞在制作:1月9日ー2月8日、展示期間:Webサイトをご参照ください)
会場: 茨城県 県北地域(オル太会場:Webサイトをご参照ください)
 
Webサイトhttps://kenpoku.info
 
本年度の県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクトでは、「たよりをつむぐ」というテーマのもと、茨城県北地域を舞台に3組の現代アーティストが地元地域に根ざしたアート表現を制作・発表します。今回参加するのは進藤冬華、青木真莉子、オル太の三組。各アーティストは県北の各地域にそれぞれ1ヶ月間滞在し、地元住民たちと手紙、掲示板、回覧板等の間接的なコミュニケーションを重ねながら、相互の交流を深め、強い繋がりとともに「たよりを通してしか作り上げることのできない形」を紡ぎ出していきます。本プロジェクトは、新型コロナウイルスが世界中を覆い尽くす中、「これから」の「交流型アート」を模索する試みでもあります。オンラインという即時のコミュニケーションをあえて使うことなく、手紙や掲示板、回覧板等の時間と距離をともなう手段だからこそ導き出せる”古くて新しい”表現をアーティストは地域の人々と共に考え作り上げていきます。「たよりをつむぐ」とは、手紙等の間接的コミュニケーション手段を介したアート表現であると同時に、「信頼関係」=「たより」を紡ぐプロジェクトでもあります。
 
『TRANSMISSION PANG PANG』
アーティストコレクティブ、オル太は、ボードゲームのプレイを通して、現代における伝承や伝達のあり方を考察するプロジェクトを日立市で展開。現地の人々から、地域に伝わる祭りや風習を手紙のやり取りをとおして教えてもらい、そこから独自のボードゲームを制作する。伝承や風習がゲームとなって現在に立ち現れる瞬間を、その土地に生きる人々と遊びながら共有する。
 
主催: 茨城県
キュレーター: 小川 希
コーディネーター: 飯川恭子
■問い合わせ先
茨城県政策企画部県北振興局 TEL:029-301-2727

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〈Daily drawing, Daily page vol.35〉「東京史/詩」

2020 / Daily drawing Daily page /

『Daily drawing, Daily page vol.35』をフェスティバル/トーキョー20プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』にて開催します。
 
日時| 2020年10月24日(土)13:00~16:00(参加者は12:45集合)
会場| 東京芸術劇場前広場、オンライン(Periscope on Twitter)
朗読本| 東京にまつわる歴史と詩より、複数篇を選取
参加費| 無料
定員| 10名程度
※ご観覧は予約不要で自由にしていただけますが、朗読とドローイングにご参加いただくには事前予約が必要です。
[〆切:10月23日(金)23:59, 定員10名]
予約フォーム→ https://forms.gle/YwaVhtppPjxBhVPu7
 
本を朗読しあい、同時にその声や言葉を手がかりにドローイングを描く、参加型のドローイング・パフォーマンスです。
コレクティブとしてパフォーマティブな作品制作を続けるオル太と、本屋を拠点に構えアート・プロジェクトを実践するコ本や honkbooksの共同企画として、2016年より継続して開催しています。
今回はフェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』に参加し、Pop-up 印刷トラックが出張する東京芸術劇場 劇場前広場にて開催します。
朗読するのは、東京にまつわる出来事を元にした、いくつかの詩や、体験記、日記など。関東大震災の起こった1923年頃から現代までの歴史を辿る文章を選取します。都市としての東京を見守ってきた”広場”に、オル太によってつくられた鉄の小舞台を設置し、朗読しながら描く様子をオンラインで配信します。ご来場いただけない方も、オンライン配信を聞きながら描いた絵をメールで送ることができますので是非ご参加ください。会場でリソグラフ印刷をし、その場でドローイングに加えていきます。
イベント終了後には、ガリ版印刷発信基地にて一冊の本としてまとめます。
 
▶︎参加方法|要予約【申込期限:10月23日(金)23:59まで】
イベント当日、12:45に東京芸術劇場前広場に直接お越しください。鉄製の小舞台が目印です。
朗読本、画材等はこちらで用意しますので、持ち物はとくにありません。
新型コロナウィルス感染予防対策は万全の上、汚れても良い服装でお越しください。
▶︎参加条件|下記項目について同意いただける方
・Periscopeよりオンライン生配信を行い、映像記録も行います。
・記録したものに関して、後日作成される〈Daily drawing, Daily page〉の作品へ使用する可能性があります。
・参加に際してご記入いただいた名前は、公開する可能性があります。
 

フェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』
https://www.festival-tokyo.jp/20/program/hand-saw-press.html

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performance

Public Meeting

campfiring

2020 / Firing / MEGUNINJA

小宮麻吏奈、メグ忍者が企画するパフォーマンス『campfiring』。
  
スーザン・ソンタグによる「《キャンプ》についてのノート」に書かれた58のテキストを観客と共に朗読し、アーティスト、詩人、キュレーターによるハプニングの要素を伴ったパフォーマンスが繰り広げられる。また、撮影は行わず、その痕跡を新聞として発表する。コロナ禍においてキャンプの需要が増えている。グローバルなインターネット空間から離れ、ローカルな身体を闇の中に置く。その場で、またはオンラインなどの遠隔で各々の想起された火を起こす。その様子は実際に見ることによってのみ知ることが可能。
 
出演:青木彬、うらあやか、カニエ・ナハ、記録係(関真奈美+玉木晶子)、黒田大スケ、小宮麻吏奈、田上碧、武本拓也、メグ忍者、山内祥太、山本悠、Ad Mornings(苅部太郎、土本亜祐美、大和由佳、Zoé Schellenbaum、Jang-Chi、他)
※記録係、 黒田大スケは会場には不在。
 
日時:2020年9月17日(木)22:30ー翌5:00 ※雨天決行、荒天中止
場所:都内某所(野外) ※ご予約後詳細をメールにてお知らせ
参加費:2000円(ブルーシート、フード付き)、予約制(オンラインでのみ販売)
入場制限:50人
企画: 小宮麻吏奈、メグ忍者 (オル太)
運営:オル太
 
都会の真ん中に埋め立てられた人工の島には「夢」や「平和」など、聞こえの良い言葉がつけられていた。かつてはゴミの臭いで蝿が飛び回っていたり、もう一方では捕虜や戦犯の一次収容所だった。そして戦争の遺構は茂みの中に隠された。キャンプ場では何人かの少数のグループがBBQをしていた。
スーザン・ソンタグは『《キャンプについてのノート』の中で、「キャンプ」的な文化について58の項目の中で記述していた。人工的で都会的な感覚としての「キャンプ」を。
感覚を——とりわけ生きていて力強い感覚を——言葉でからめ取るためには、われわれは断定を避け、柔軟にふるまわねばならない。(スーザン・ソンタグ『《キャンプ》についてのノート』、高橋康也、出淵博、由良君美、海老根宏、河村錠一郎、貴志哲雄訳)
その後に続く58の項目から、何を絡めとることができるのか。少しずつ動いていく。誰かの声が聞こえる。反応は朝まで連鎖し続ける。止まっているのか動いているのか分からない。何かが起きているようで起きていない。時は少しずつ進む。見えない場所で見えない何かが行われている。
シャレク あたくし、とうとうやりとげたわ、ここまでやっと来たのだわ。ここでもあたくしの興味をひくのは、なんと言っても総体的な人間性、これ一つ。でもこれ、この情景、これが一体、文化だろうか?これを見ていると焼き打ちをうけたウィーンの下町の商店街を思い出すわ、破壊されたのも当然じゃないかしら。この哀れなことといったら、写真ではとっても出せない代物だわ。……(カール・クラウス『人類最期の日々』、池内紀訳)
国家や都市がもたらす画一化や整備された社会の秩序の中においていかに異変に気付くことができるか。カール・クラウスが1899年から1912年まで創刊した評論雑誌「Die Fackel(炬火)」は当時の社会を諷刺によって伝えていた。投書や街の声から記事化し、のちに演劇として『人類最期の日々』に集約された。
そこに集まった人々が起こそうとする火は、どのように闇に灯るだろうか。詩性やアイロニカルな批判、同化への抵抗における炬火が立ち現れる。
 
campfiring開催中、出演者のパフォーマンスを版画を用いて記録した。
1 パフォーマンス開始前
来場者には養生ブルーマットを身長程の長さに切って配られた。焚火のまわりを囲うように、来場者はマットの上に横たわっていた。
 
2 記録係
記録係
記録係は会場にはおらず遠隔からパフォーマンスが作られた。23:00,2:00,4:00の三回異なったものが観客達によって演じられた。他の作家との偶然的な繋がりが幾度か発生していた。
私は三回のパフォーマンス後、一枚の版に三回画を彫った。スマートフォンの中に映される文字、出演者の山本悠、赤いベスト、燃焼の仕組みの手紙、火のついた細い棒をモチーフにした。
 
3 うらあやか(1)
粘土に関する自身の記憶やその場で感じたことをつぶやきながら陶土が参加者に手渡される。参加者は粘土を指先でこねながら中央の焚き火とユラユラ動く作家の動きを眺めていた。
 
4 田上碧
キーという鳴き声が聞こえた。焚き火の近くでパフォーマンスが終わって間もない時で、火の近くで来場者が会話を楽しんでいた。キーという鳴き声は猿のような鳴き声で、ここにいるはずのない生き物だ。耳を澄まして声のする方へ行く。焚き火から離れ、あまり光の当たらない一本の木に辿り着いた。木の上から声がする。ラバー軍手を付けた手が、一瞬、幹に手を回すのが見える。耳を澄ませばキーという声と一緒に、ピピピピやビビビビのような虫の声も聞こえた。フォーという鳥の声も聞こえた気がしたが、もはやどの声が田上碧の発する声なのかは分からなくなっていた。光の少ない暗闇の中に、無数の音が聞こえてきた。
 
5 Ad Mornings(1)
焚き火の周りには短形のキャンバスが一周置かれていた。キャンバスには番号が振られていて、時間が描かれていた。Ad Morningsはcampfiringを記録する。それらのキャンバスに記録していた。三人が、そのキャンバスにしゃがみ並んで書いていた。中心の焚火はパフォーマンスを行ううらあやかを照らしていたが、同時に記録するその人達も照らされ、大きな影が伸びていた。
 
6 青木彬
青木は「You must talk campy. client」と書かれたステッカーを公園の看板に貼り、clientについてうらあやかと話始めた。キャンピーに話してと言う青木に、うらは「キャンピーに話すのは難しい、パーキーになってしまう。」と言った。
 
7 黒田大スケ
作家は終始、存在感を消しパフォーマンスを行っていた。観客は渡された食べ物を中央の焚き火に入れるよう指示された。実は私はそのパフォーマン中に会話を遮るように手を叩く役を演じさせられていたのだが、誰も気づいていないようだった。
それを観て中央の火、手のひら、きのこを画面に彫った。
数時間後「あれは本当の黒田さんじゃなくて全然違う人なんだよ」という会話が聞こえてきた
 
8 武本拓也
動いているのか止まっているのか分からないような速度で会場を行き来する武本拓也のパフォーマンスは風景と一体となっているため、見失ってしまうことがあった。ようやく見つけたと思った時に、遠くの稲光で周囲の木立と作家のシルエットが同化する瞬間に立ち会った。
 
9 うらあやか(2)
木の棒を焚き火にかざしながら進行する語りの中で「火と手をつないでいる」とうらあやかが言ったように、火の動きに誘導されながらぐるぐると周囲を歩き回っていた。握った木の先からは煙が立ち昇っていた。
 
10 山内祥太
山内は、華氏451をキャプチャーし、そのキャプチャー写真を1枚1枚燃やす様子をプロジェクターでスクリーンに投影した。次々燃えていく華氏451のキャプチャーの燃えかすとなった写真があたりに散らばっていった。
 
11 小宮麻吏奈
服のような布のようなものを纏ってやって来た。やがて首を布の中へ引っ込め、頭も隠れる。布の内側から照明が照らされた。光は身体の線を仄めかすように曖昧に服(布)の表面に映し出していた。着るものについて、裸について、膜について、穴について、川について、境界について語られた。溶け合うのではなくて、増えるのだという言葉が印象的だった。
 
12 山本悠
山本悠のオールナイトゆうゆうワイド大放送は最後、誰もいない炊事場で放送を終えた。オンライン会議を、終える時、ゆっくりフェードアウトしながら切断できる機能がzoomにあったら良い。そのような事を最後言っていた。
 
13 カニエ・ナハ
中央でうらあやかが焚き火を起こしていていた。作家はその焚き火のすぐ横に寝た。火との距離をじっくり決めているように見えた。会場でカセットテープに録音され、貯められた音声を聞きながら手話を始めた。テープの音声が一番新しい音を再生し終わり作家が目を開け起き上がる頃には空は少し明るくなり始めていた。
私はうらあやかの足元と細い棒、実際の火はではなく炎のようにも見えるカニエ・ナハの手を版画に彫った。
 
14 Ad Morning(2)
全てのパフォーマンスが終わると、Ad Morningが新聞を配りにやって来た。彼らは、今、起きていることを常に記録し続けていたので、今さっきの出来事さえも含めて、今印刷し終わりここへ来たのだと思う。地面に養生ブルーマットを敷いて、その上に三つに分けられた紙の束が置かれた。よく見ると、印刷されている内容がどれも異なるようだった。三つの束から一枚ずつをAd Morningは手に取り、筒状に丸めて糸で結んで閉じた。そのうちに、来場者も同じように新聞を三枚とって同じようにした。筒状の新聞が来場者に配られた。

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Daily drawing, Daily page vol.34

2020 / Daily drawing Daily page /

『Daily drawing, Daily page vol.34』を開催します。webミーティング「zoom」を通し島崎藤村『破戒』を朗読しながら、お絵かきチャット「MagicalDraw」でドローイングします。
 
日時:9月21日(月・祝)21:00-23:00頃(20:30開場)
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
朗読本:島崎藤村『破戒』
参加費:オンライン投げ銭制
定員:20名程度
企画:オル太, コ本や honkbooks
参加方法:要予約【申込期限:9月21日(月・祝)15:00まで】
必ず事前にこちらのフォームからお申込みください
https://forms.gle/VBpv8oaT2AYWqjhs8
 
詳細はこちら↓
https://https://honkbooks.com/dddp-34/
 
Daily drawing, Daily pageとは
アーティスト・コレクティヴの「オル太」、プラクティショナー・コレクティヴの「コ本や」との2つのコレクティヴによる共同企画の参加型イベントです。一冊の本をめぐって、順に参加者は朗読しあい、同時にその言葉を手がかりにドローイングを描きます。文字を読み、音を聞き、線や形に表して、本の世界に入り込んだり、少し離れてみたり、一冊の本との関係性を開いていくことで、新しい余白を立ち上げていきます。何に描くかは、古本や木片、石といったマテリアルにも描くこともあり、画材選びから始めていきます。自分が描いたドローイングがいつの間にか他の手に渡り筆が重ねられ、新しいかたちになって戻って来る。朗読で本が巡るように絵も巡る。誰でも参加可能。

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Public Meeting

campfiring

2020 / MEGUNINJA

小宮麻吏奈、メグ忍者が企画するパフォーマンス『campfiring』。
 
スーザン・ソンタグによる「《キャンプ》についてのノート」に書かれた58のテキストを観客と共に朗読し、アーティスト、詩人、キュレーターによるハプニングの要素を伴ったパフォーマンスが繰り広げられる。また、撮影は行わず、その痕跡を新聞として発表する。コロナ禍においてキャンプの需要が増えている。グローバルなインターネット空間から離れ、ローカルな身体を闇の中に置く。その場で、またはオンラインなどの遠隔で各々の想起された火を起こす。その様子は実際に見ることによってのみ知ることが可能。

出演:青木彬、うらあやか、カニエ・ナハ、記録係(関真奈美+玉木晶子)、黒田大スケ、小宮麻吏奈、田上碧、武本拓也、メグ忍者、山内祥太、山本悠、Ad Mornings(苅部太郎、土本亜祐美、大和由佳、Zoé Schellenbaum、Jang-Chi、他)
※記録係、 黒田大スケは会場には不在。

日時:2020年9月17日(木)22:30ー翌5:00 ※雨天決行、荒天中止
場所:都内某所(野外) ※ご予約後詳細をメールにてお知らせ
参加費:2000円(ブルーシート、フード付き)、予約制(オンラインでのみ販売)
入場制限:50人
予約:https://olta.thebase.in/items/33354933
企画: 小宮麻吏奈、メグ忍者 (オル太)
運営:オル太
お問い合わせ:campfiring58@gmail.com

都会の真ん中に埋め立てられた人工の島には「夢」や「平和」など、聞こえの良い言葉がつけられていた。かつてはゴミの臭いで蝿が飛び回っていたり、もう一方では捕虜や戦犯の一次収容所だった。そして戦争の遺構は茂みの中に隠された。キャンプ場では何人かの少数のグループがBBQをしていた。
スーザン・ソンタグは『《キャンプについてのノート』の中で、「キャンプ」的な文化について58の項目の中で記述していた。人工的で都会的な感覚としての「キャンプ」を。
感覚を——とりわけ生きていて力強い感覚を——言葉でからめ取るためには、われわれは断定を避け、柔軟にふるまわねばならない。(スーザン・ソンタグ『《キャンプ》についてのノート』、高橋康也、出淵博、由良君美、海老根宏、河村錠一郎、貴志哲雄訳)
その後に続く58の項目から、何を絡めとることができるのか。少しずつ動いていく。誰かの声が聞こえる。反応は朝まで連鎖し続ける。止まっているのか動いているのか分からない。何かが起きているようで起きていない。時は少しずつ進む。見えない場所で見えない何かが行われている。
シャレク あたくし、とうとうやりとげたわ、ここまでやっと来たのだわ。ここでもあたくしの興味をひくのは、なんと言っても総体的な人間性、これ一つ。でもこれ、この情景、これが一体、文化だろうか?これを見ていると焼き打ちをうけたウィーンの下町の商店街を思い出すわ、破壊されたのも当然じゃないかしら。この哀れなことといったら、写真ではとっても出せない代物だわ。……(カール・クラウス『人類最期の日々』、池内紀訳)
国家や都市がもたらす画一化や整備された社会の秩序の中においていかに異変に気付くことができるか。カール・クラウスが1899年から1912年まで創刊した評論雑誌「Die Fackel(炬火)」は当時の社会を諷刺によって伝えていた。投書や街の声から記事化し、のちに演劇として『人類最期の日々』に集約された。
そこに集まった人々が起こそうとする火は、どのように闇に灯るだろうか。詩性やアイロニカルな批判、同化への抵抗における炬火が立ち現れる。

《注意事項》
開催場所について
・ご予約後、メールにて場所の詳細をご連絡いたします。

感染症対策について
・手指の消毒用アルコール除菌などは用意しています。
・野外での観覧となるため、マスク着用は個人の判断にお任せしますが、他の方との距離が近い場合はマスク着用をお願いいたします。

飲食について
・フードをご用意しておりますが、持ち込みは自由です。

SNS、撮影について
・パフォーマンスの撮影、SNSなどでの場所の公開は禁止とさせていただきます。

※38度以上の高熱が継続している方、体調の優れない方はご予約をお控えください。

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board game

performance

Youtube

TRANSMISSION PANG PANG

2017-2020 / TRANSMISSION PANG PANG 2017- /

TRSNSMISSION PANG PANG とは
ボードゲームのプレイを通して、現代における伝承や伝達のあり方を考察するプロジェクト。2017年より韓国ソウルを拠点に活動する「OPEN CIRCUIT」とオル太が共同で企画を立ち上げ、各地で祭りや民謡を観察してきた。口伝から伝わってきた行為や歌から古代インドで親しまれた「蛇と梯子」を元に独自のボードゲームを制作し、募集した観客とボードゲームのプレイを通じた即興の上演をする。ゲームで用いるカードには、祭りや民謡の身振りや、祭りに用いる道具、飲酒などの行為が記されており、プレイヤーは引いたカードに描かれた身振りや道具を組み換えながら実際に演じる。
 
過去の上演
『TRSNSMISSION PANG PANG along 荒川』(BRÜCKE coffee、東京、2020年)
『TRSNSMISSION PANG PANG 大嘗祭』(耕す家、千葉、2019年)
『TRSNSMISSION PANG PANG in ITAEWON』(5%、ソウル、2019年)
『TRSNSMISSION PANG PANG in OKINAWA』(BARRAK、沖縄、2018年)
『TRSNSMISSION PANG PANG』(ELEPHANT SPACE、ソウル、2017年)
『伝承 PANG PANG(ν)』(Tokyo Wonder Site 渋谷、東京、2017年)
 
 
『TRSNSMISSION PANG PANG along 荒川』
2020. 7. 24(金), 25(土), 26(日)
集合時間:12:30(ゲーム終了まで、途中退場可)
展示(BRÜCKE coffee):13:00 – 19:00
集合場所:BRÜCKE coffee(東京都足立区小台2-17-11)、その後荒川河川敷に移動
参加費:¥1500 +1 Drink
オンライン配信:oltavideo(YouTube)
実況中継
7月24日:https://youtu.be/V9SSboTNRxM
7月25日:https://youtu.be/DeyhHvc1uEY
7月26日:https://youtu.be/tUSQNuHbNwA
 
『TRANSMISSION PANG PANG along 荒川』では、COVID-19により移動や集まることが困難となる中で、BRÜCKE coffeeと荒川の路上をインターネットで中継し、プレイを試みます。参加者は追跡機能でどこにいるかがわかるようマッピングされ、カフェ内での実況がオンライン配信されます。また、BRÜCKEの店内では、『TRANSMISSION PANG PANG 大嘗祭』の新作版画の展示がされます。
開催方法:
参加者は最初に3〜4名ずつに分かれて、外でプレイしていきます。カフェではボードゲームやそれぞれの場所でのプレイの様子が中継され、ゲームを進行します。また、勝者を予想し当たると、オル太米をもらうことができます。
 
 
『TRSNSMISSION PANG PANG 大嘗祭』
日時:2019年9月14日(土)、15日(日)、16日(月) 14:30-17:30
予約制
各日:定員10名
場所:千葉県香取市下小野付近
参加費:2000円(東京からの送迎、お土産付き)
送迎集合場所:品川駅高輪口(12:00)
9月16日(月) ゲスト:安藤礼二
今回は、オル太が稲作をしている『耕す家』のフィールドを使い、いままで制作したカードに加え、「大嘗祭の本義」(折口信夫)から引用した文を読み、そこから身振りを導きます。
 
 
『TRSNSMISSION PANG PANG in ITAEWON』
Collaboration with OPEN CIRCUIT
多国籍の人々が集まる街、ソウルの梨泰院でインタビューを行い、そこに移り住んだ人々が持つ文化や歴史、日常を聞く。韓国で年末に行われる伝統的なボードゲームであるユンノリをモデルにインタビューの内容がカードに書かれ、プレイヤーがそこに生活する他者の話を物語り、ゲームが進行する。
Date: 2018 December  31th, 2019  January 5th
Venue: 5%, 90, Usadan-ro 10-gil, Yongsan-gu, Seoul
 
 
『TRSNSMISSION PANG PANG in OKINAWA』
Collaboration with OPEN CIRCUIT
『TRANSMISSION PANG PANG』は、かつての沖縄や木浦(韓国)で男女が夜な夜な集い、即興で歌の掛け合いを行った文化「モーアシビ」や「サンダイ」に着目して制作された。3日間の展示/公演はインディペンデントスペース「BARRAK」で開催され、供物や衣装が置かれた祭壇やテーブルはBARRAKが制作した。沖縄公演では、Youtubeで見た沖縄民謡の身振りやワークショップで制作された三線、沖縄にある「工房 ろく」の店主が伝承から自作した獅子舞が新たに加えられ、最終日には実際に「モーアシビ」が営まれていたであろうビーチで上演が行われた。
 
○ワークショップ (公演に用いる道具を制作します。)
2018年4月21日(土)14:00-
 
○ 公演(プレイ)
2018年4月27日(金)18:30-21:00
28日(土)18:30-21:00
29日(日)16:00(集合)、17:00-19:00(ビーチに移動)
会場:BARRAK、ほか
参加方法:プレイヤーのみ事前申込制
※公演にご参加の方は一品持ち寄りでお願いいたします。
※プレイヤーとしての参加ご希望の方は下部添付の申し込みフォームよりお申し込みください。
申込フォーム( https://goo.gl/forms/B9TAJfDcbxjIfjkq2 )
 
○関連イベント
1.レクチャートーク
日時:2018年4月28日(土)14:00-16:00
出演:遠藤美奈(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員〈伝統芸能部門〉)、林立騎(翻訳者、演劇研究者)、オル太、OPEN CIRCUIT
会場:BARRAK
参加費:500円、申し込み不要
 
2.アーティストトーク
日時:2018年4月29 日(日)公演終了後
出演:オル太、OPEN CIRCUIT、BARRAK
司会:木村奈緒
メイン会場:BARRAK(沖縄県那覇市大道 35-5)
 
主催・制作:オル太、OPEN CIRCUIT
共催・会場構成:BARRAK
ファシリテーター:木村奈緒
助成:公益財団法人 テルモ生命科学芸術財団
 
 
『TRSNSMISSION PANG PANG』
Collaboration with OPEN CIRCUIT
会期:2017年12月16日、17日
会場:ELEPHANT SPACE , Seoul
 
 
『伝承 PANG PANG(ν)』
Collaboration with OPEN CIRCUIT
 
日本と韓国における祭りや芸能を通じて、現代における伝承や伝統を再考するプロジェクト。2017年11月のソウルでの上演に先駆けて、韓国からOPEN CIRCUITのメンバーが来日し、パフォーマンス作品『伝承 Pang Pang ν(ニュー)』をトーキョーワンダーサイト渋谷のクロージングで発表した。日韓の伝統的な振る舞いとして、即興で歌をかけあう琉球や韓国、木浦の文化「モーアシピ(琉球)」や「サンダイ(韓国、木浦)」、口に紙を咥える「ハミ」、食べ物を投げる「コジュレイ」、地面を踏む踊り「チシンバッキ」、農民たちが豊作を祈願する音楽や踊りである「農楽(プンムル)」や八重山諸島の祭りで行われるいくつかの身振りを独自の様式で模倣する。
 
https://vimeo.com/239200010
 
TWS渋谷 クロージング・イベント
会 期:2017年09月17日(日) 19:00 – 20:30
会 場:トーキョーワンダーサイト渋谷、東京
取材リンク:
https://tokyoartnavi.jp/event_report/index053.php
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/event/2017/20170917-4698.html
 
 
“Transmission Pang Pang” Document Book
 
2017 年より韓国、ソウルを拠点に活動するキュレーティング・ユニット「OPEN CIRCUIT」とオル太が同時代の伝承のあり方をテーマに共同で立ち上げたプロジェクト『TRANSMISSION PANG PANG』のドキュメントブック。
プロジェクトでは、各地で祭りや民謡を観察し、古代インド発祥の「蛇と梯子」や韓国の「ユンノリ」から新たに独自のボードゲームを制作し、プレイされた。その軌跡とナ・スンマン、 ヤン・ミリブへのインタビュー、林立騎、木村奈緒、キム・シスプ、ノ・へナによるレビュー、遠藤美奈、今福龍太、安藤礼二によるトーク、解説などを掲載。
 
デザイン・ディレクション:edition.nord consultancy
デザイン:田岡美紗子
表紙デザイン:秋山伸/edition.nord
デザイン協力:宮原慶子、阿部泰大、諏訪知優、井元友香
印刷・製本:poncotan w&g
発行:オル太
1260ページ
価格:22000円(税込)
 
購入サイト(base)
NY ADC 99th Annual Awards、Publication Design部門でMERIT Awardを受賞
NYADCサイト

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1-4、写真:縣健司

『TRSNSMISSION PANG PANG along 荒川』(BRÜCKE coffee、東京、2020年)

写真:金川晋吾

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5-8、写真:倉谷卓
『TRSNSMISSION PANG PANG 大嘗祭』(耕す家、千葉、2019年)

『TRSNSMISSION PANG PANG in ITAEWON』(5%、ソウル、2019年)

『TRSNSMISSION PANG PANG in OKINAWA』(BARRAK、沖縄、2018年)

『TRSNSMISSION PANG PANG』(ELEPHANT SPACE、ソウル、2017年)

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『伝承 PANG PANG(ν)』(Tokyo Wonder Site 渋谷、東京、2017年)
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9-12、写真:千賀玲奈

“Transmission Pang Pang” Document Book

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performance

超衆芸術 スタンドプレー

2020 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

滑稽かつ批判的な眼差しから日常を切り取り、都市における無意識の振る舞いを人・物になって自在に演じてきたオル太が、2020年東京オリンピックを目前に、京都で初となるスタンドプレーを上演します。
『超衆芸術 スタンドプレー』は、2017年から展開し、パイロン*やペットボトル、賭け事などの集団における行為、信号機や防災無線などの機能やそれらの環境での人々の身振りと会話によって物語を創出するvol.1、競技とメディアを通じてつくられるイメージの模倣を映像とパフォーマンスで構成するvol.2、そして観客と大阪此花区の路上観察を行いスタンドプレーを収集するvol.3と続いてきました。
新国立競技場の構造モデルから設計したスタジアムを劇場に再現し、「自らが演じること」と「演じることを観ること」が演者と観客、都市と劇場のなかで入れ子構造で立ち上がり、人間の共存に結びついてきた行為を問いかけます。
 
*パイロン:(商標名の「カラーコーン」の名で呼ばれることが多い。)
 
*新国立競技場の構造モデル:(東京オリンピック2020に向けて建設された新国立競技場の構造モデルを参照している。同心円・同断面のフレームユニットの繰り返しによってつくられた構成は、同じ作業の繰り返しにより短期間で合理的に工程が進む様に設計されている。)
 
超衆芸術 スタンドプレーとは
日常の中で出会う笑いを引き起こす現象を調査し、都市生活の中で生まれる無意識の身体の動きや人為的に仮設された街頭のオブジェがもたらす無作為の状況について明らかにしていくプロジェクトである。群衆と物質や情報を含めた集合を「超衆」を名付け、都市の環境や機能によって私たちが演じていると気づく事柄や場所をシミュレーションする。
 
レビュー:
・「円環・回転・ループ」 が支配する醒めた熱狂空間で、「スペクタクルに耐ええない身体」を提示する |高嶋慈
・グッドラックと偶然が交差する都市のスタンドプレーヤーたち−オル太『超衆芸術スタンドプレー』|能勢陽子
・超衆芸術 スタンドプレー|奥脇 嵩大
 
会場:ロームシアター京都 ノースホール
日時:2月8日(土)15:00-/9日(日)18:30-/10日(月)19:00-/11日(火)14:00-
 
出演・スタッフ
 
作・演出:オル太
演出統括:Jang-Chi
出演:新井麻弓、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、長谷川義朗、メグ忍者、山本悠
クリエーション協力:新井麻弓、タカハシ ‘タカカーン’ セイジ、玉木晶子、山本悠
舞台美術、衣装:オル太
舞台設計:井上徹、長谷川義朗
CGデザイン:長谷川義朗
サウンドデザイン:井上徹
映像編集:メグ忍者
イラストレーション(映像):井上徹、斉藤隆文
キャラクターデザイン(映像):斉藤単勝
チラシデザイン、イラストレーション:山本悠
衣装協力:南野詩恵
制作:上村絵梨子
テクニカルスタッフ
照明:藤本隆行
音響:加登匡敏
映像:武部瑠人
映像技術協力:時里充
アシスタント:大和由佳
 
告知動画

 
「スタンドプレー イントロダクション」 
日時:1月26日(日)14:30〜17:00
場所:京都芸術センター 制作室1
公演前に、出演者(オル太、新井麻弓、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、山本悠)によるそれぞれの活動のプレゼンテーションを行います。

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写真:田村友一郎

イラストレーション、デザイン:山本悠

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field research

performance

workshop

スタンドプレーvol.3, 5, 6, 7

2019-2020 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

『スタンドプレーvol.7 的屋の輪投げ』
 
アーティストたちが売り買いを通じて、オルタナティブな交換の場を立ち上げていく試み「野良くまモール」が、コ本やで開催された。路上における仮設の場が観察対象でもある『超衆芸術 スタンドプレー』では、パイロンを用いた「的屋の輪投げ」を開き、輪投げが入った人には四コマ漫画『億ちゃん』の原画が一コマずつ当たる。
 
「野良くまモール #閏」
会場:theca(コ本や honkbooks内)
日時:2020年2月29日(土)12:00-20:00
 
コ本や
 
 
『スタンドプレー vol.6 サンドイッチマンによる新春初売り』
 
京都、大阪市内でサンドイッチマンに扮して、斉藤隆文とタカハシ ‘タカカーン’ セイジが公演『超衆芸術 スタンドプレー』のチケット路上販売を試みる。
 
日時:2020年1月4日(土)、5日(日)
順路
4日:(京都)京都駅、東九条、祟仁地区、京都駅、四条烏丸、京都芸術センター、@KCUA、ロームシアター京都前ロームスクエア
5日:(大阪)此花区、新今宮、釜ヶ崎、新世界、萩之茶屋南公園、釜ヶ崎
 
協力:タカハシ ‘タカカーン’ セイジ、上村絵梨子
 
 
『スタンドプレー vol.5 Uber Eatsで届ける』
 
Uber Eatsのリュックを背負った配達員がOLTA FARM KITCHEN/sheep studio(墨田区)の食事を依頼人の元に届ける。
食事は炊き込みご飯、豚汁、茶葉のお浸しなど『耕す家』で採れた野菜や米を中心に調理され、配達する様子をライブでスクリーニングした会場でも同じ料理が振る舞われた。
配達員はスカイツリーにほど近い橋から隅田川を渡り、靖国神社を通り過ぎ、四ツ谷のビル群を抜けて依頼人のいる大学病院へ到着する。
依頼人は自身の「幻肢」の体験をもとに書いたテキストとドローイングが描かれた包帯を食事の代金として配達員に渡した。
日時:2019年12月14日(土) 17:30-19:30
協力:青木彬
 
「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」
滞在期間:2019年11月20日(水)~12月20日(金)
 
オープンスタジオ日程:
2019年11月23日(土)10:00~17:00
2019年12月6日(金)13:00~20:00
2019年12月14日(土)10:00~17:00
会場:sheepstudio(東京都墨田区京島3-20-9)
料金:無料
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人うれしい予感
協力:sheepstudio AIR
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/39904/
 
ラーニング・ラボ#05
「墨田のまちの“しらべもの”」
日時:2019年12月21日(土)15:00~17:00
料金:無料
定員:15名
 
 
『スタンドプレー vol.3』
 
観客と大阪市此花区周辺をタカハシ ‘ タカカーン’ セイジの案内で歩き、スマートフォンでの撮影や状況の記述から、共に「超衆芸術 スタンドプレー」を収集する。
 
日時:2019 年1 月12 日(土)19:00~22:00 / 14 日(月)12:00~15:00
会場:世界/大阪市此花区四貫島2-2-9(此花S-229 内)
出演者:オル太( 井上徹、川村和秀、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi)、タカハシ ‘ タカカーン’ セイジ
◇時間の流れ< 世界にて>オル太によるプレゼンテーションスタンドプレーについての説明ー30~45 分↓<街への移動>此花巡りー約1 時間半振り返りー約45分~1 時間
 

『スタンドプレーvol.7 的屋の輪投げ』theca(コ本や honkbooks内)2020年

『スタンドプレー vol.6 サンドイッチマンによる新春初売り』 京都、大阪 2020年

『スタンドプレー vol.5 Uber Eatsで届ける』sheep studio 2019年

『スタンドプレー vol.3』世界、大阪市此花区 2019年

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book

drawing

painting

performance

workshop

Daily drawing, Daily page

2020 / Daily drawing Daily page /

アーティスト・コレクティヴの「オル太」、プラクティショナー・コレクティヴの「コ本や」との2つのコレクティヴによる共同企画の参加型イベントです。一冊の本をめぐって、順に参加者は朗読しあい、同時にその言葉を手がかりにドローイングを描きます。文字を読み、音を聞き、線や形に表して、本の世界に入り込んだり、少し離れてみたり、一冊の本との関係性を開いていくことで、新しい余白を立ち上げていきます。何に描くかは、古本や木片、石といったマテリアルにも描くこともあり、画材選びから始めていきます。自分が描いたドローイングがいつの間にか他の手に渡り筆が重ねられ、新しいかたちになって戻って来る。朗読で本が巡るように絵も巡る。誰でも参加可能。
 
 
Daily drawing, Daily page vol.35
フェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』に参加し、Pop-up 印刷トラックが出張する東京芸術劇場 劇場前広場にて開催。出村紳一郎『虹蜺譚100話』を朗読しながら、広場に設置された鉄の小舞台で、透明シートに描画する。
日時| 2020年10月24日(土)13:00-16:00
朗読本| 出村紳一郎『虹蜺譚100話』
会場| 東京芸術劇場前広場、オンライン(Periscope on Twitter)
https://https://honkbooks.com/dddp-35
 
「東京史/詩」アーカイブZIN
フェスティバル/トーキョー20主催プログラム『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』にてオル太×コ本やで開催した〈Daily drawing, Daily page vol.35〉「東京史/詩」のドキュメントZIN。全ドローイング と当日の会場風景を掲載。
印刷・製本:Hand Saw Press(リソグラフ)
発行:オル太、コ本や honkbooks
18ページ、A3、ホチキス綴じ
価格:2500円(sold out)
 
 
Daily drawing, Daily page vol.34
日時:2020年9月21日(月・祝) 21:00-23:00
朗読本:島崎藤村『破戒』
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
https://https://honkbooks.com/dddp-34
 
 
Daily drawing, Daily page vol.33
日時:2020年5月23日(土) 16:00-18:30
朗読本:中原中也『山羊の歌』
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
https://https://honkbooks.com/dddp-33
 
 
Daily drawing, Daily page vol.32
日時:2020年4月26日(日) 16:00-17:30
朗読本:夏目漱石「夢十夜」
会場:オンライン(Zoom、MagicalDraw)
https://honkbooks.com/dddp32-2
 
 
Daily drawing, Daily page vol.31
蝋燭の光のもと、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』を朗読しながら黒の画用紙に白の描画道具でドローイングします。
日時:2020年2月24日(月)14:00-16:00
朗読本:メアリー・シェリー(著) 森下弓子(翻訳) 『フランケンシュタイン』
会場:コ本や(東京都豊島区池袋2-24-2メゾン旭2F)
https://honkbooks.com/dddp31
 
 
Daily drawing, Daily page vol.30
尹 東柱『尹東柱詩集 空と風と星と詩』を朗読し、短冊の色紙に鉛筆でドローイングをする。
日時:2019年12月15日(日) 18:00ー20:00
朗読本:尹 東柱(ユン・ドンジュ)『尹東柱詩集 空と風と星と詩』
会場:コ本や(東京都豊島区池袋2-24-2 メゾン旭2F)
https://honkbooks.com/post/dddp30
 
 
Daily drawing, Daily page vol.29
土方巽『病める舞姫』を読みながら、紙に土粘土、木炭、石、木、水などで描画する。
 
「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」
日時:2019年9月6日(金)-8日(日)*東京藝術大学藝祭期間中
DAY1 9月6日(金)13:00–19:00
DAY2 9月7日(土)10:00–17:00
DAY3 9月8日(日)10:00–17:00
朗読本:土方巽『病める舞姫』
会場:東京藝術大学附属図書館B棟(東京都台東区上野公園12-8)
企画:東京藝術大学附属図書館, 東京藝術大学大学院映像研究科, RAM Association, コ本や honkbooks
助成:2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
http://geidai-ram.jp/geidaibiblioscape2019/
 
 
Daily drawing, Daily page vol.28
「アート/ブックのとても大きな部屋:読む・作る・考える」に合わせて開催。新潟県で生まれた坂口安吾著作『石の思い』『桜の森の満開の下』『白痴』を朗読しながら、紙に水彩、クレヨン、ペン、雪など、素材を用いてドローイングする。順番に参加者による読み方や書き方の指示がされ、屋内から雪の積もる屋外へ移動したり、声の大きさや読む速さ、拘束のある描画法や全身を使ったものなどが交わされる。開催後、まつだい「農舞台」でリソグラフを用いて製本される。
 
日時:2019年3月21日(木)13:30-17:00
朗読本:坂口安吾著作(『石の思い』『桜の森の満開の下』『白痴』)
会場:まつだい「農舞台」(新潟県十日町市松代3743-1)
https://honkbooks.com/dddp28
 

Daily drawing, Daily page vol.35、東京芸術劇場前広場

<Daily drawing, Daily page vol.35>「東京史/詩」アーカイブZIN

Daily drawing, Daily page vol.34、オンライン(MagicalDraw)

Daily drawing, Daily page vol.32、オンライン(MagicalDraw)

Daily drawing, Daily page vol.31、コ本や(東京)

Daily drawing, Daily page vol.30、コ本や(東京)

Daily drawing, Daily page vol.29、東京藝術大学附属図書館B棟(東京)

Daily drawing, Daily page vol.28、まつだい「農舞台」(新潟)

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performance

『超衆芸術 スタンドプレー』の公演

2020 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU” 『超衆芸術 スタンドプレー』を2020年2月8日〜2月11日にロームシアター京都ノースホールにて公演します。前売券、発売中です。
 
開催日時
2020年2月8日  (土)     14:30開場 15:00開演
        2月9日   (日)    18:00開場 18:30開演
        2月10日(月)     18:30開場 19:00開演
        2月11日     (火・祝) 13:30開場 14:00開演
 
会場:ロームシアター京都ノースホール
 
出演・スタッフ
作・演出:オル太
クリエーション協力:新井麻弓、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、山本悠
テクニカルマネジメント:藤本隆行
舞台美術:オル太
チラシデザイン:山本悠
制作:上村絵梨子
 
出演者
オル太、新井麻弓、タカハシ ’タカカーン’ セイジ、玉木晶子、山本悠
 
主催:オル太
共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市文化芸術協会)、京都市
協力:東京藝術大学大学院映像研究科、RAM Association
レジデンス協力:一般社団法人HAPS、常松庵
 
チケット料金
全席自由(日時指定)
前売一般:2,999円
前売りユース(25歳以下):2,499円
高校生以下:999円(前売・当日共通)
 
※一般・ユースは、当日各500円増
※ユース、高校生以下は入場時証明書をご提示いただきます。
※車椅子でご来場のお客様は事前にオル太までご連絡ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
 
チケット購入
http://olta.thebase.in
 
website
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/56645/

写真:井上佐由紀

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耕す家

2019 / House 2009- /

オル太は「collective(英: 集団的、集合的)」であることに極めて自覚的なアーティスト集団です。その活動はメンバーが持ち寄ったアイデアを、ドローイングをもとに描き合わせ、作品コンセプトとして興すことから始まります。そうしてオル太は個性の発揮とは別のところで、個々の身体感覚や経験をベースに社会や歴史と向き合うための器であろうとし続けてきました(《ドグウニンゲン》《GHOST OF MODERN》など)。また土着の祭りの所作を積極的に取材し、制作したボードゲームを様々な国や地域の参加者とプレイし、新たな芸能として立ち上げる近年のプロジェクト《TRANSMISSION PANG PANG》などに見られるように、オル太の制作は仮設の場を立て遊ぶことから、幻想の共同体を構築し、現実社会を捉えなおそうとする点に特徴があります。そんなオル太の作品から今回の展示では、日本のどこか地方で制作と耕作を共に行う場——《耕す家》やそこで行われた「大嘗祭」を踏まえたインスタレーション作品を紹介します。そうして食と社会を支える「農」の営みにオル太の身体感覚に根ざした共同幻想が迫る。そこには根を同じくすると言われる文化(英: culture)と耕すこと(英: cultivate)の網の目からこぼれ落ちる土を養分として、大地を耕そうとするミミズを想起するとともに、米を始めとする様々なモノと連帯しながら生きる人びとという、古く新しい「常民」像を見て取ることができるようです。
(奥脇嵩大、「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」カタログより)
 
レビュー:
・農業から見えるこの国の課題。保坂健二朗評「青森EARTH2019:いのち耕す場所 −農業がひらくアートの未来」|美術手帖
・「ローカル」とは何か:青森県立美術館の二つの展覧会をめぐって|工藤健志|artscape
 
展示「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」
会期:2019年10月5日(土)-12月1日(日)
会場:青森県立美術館、青森
 
http://www.aomori-museum.jp/ja/event/88/#anchor4
 
オープニングパフォーマンス
日時:10月5日(土)13:00~13:45
出演:オル太
集合:エントランスギャラリー
料金無料・申込不要
 
2 連続講座「美術館堆肥化計画」【青森県立美術館サポートシップ倶楽部共催事業】
農業にまつわる思想や社会実践をヒントに、美術館や大地に根ざしたアートの可能性を皆で考えるための連続講座
第5講「ミミズの径行き ー飛び地のヴィジオネールⅡ」
講師=オル太(アーティストコレクティブ/企画展参加作家)、椹木野衣(美術批評家)、山内明美(歴史社会学者)、豊島重之(演出家/故人)
2019年11月30日(土)13:30-16:30
 
 
『耕す家』ドキュメントブック 2019
 
農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(Cultivate House)と題した自作の家を、2019年の7月から9月中旬まで千葉県北東部農村地域の不耕作地に設営した。山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく住民は田んぼよりも上の土地に居を構えている。その土地の一角で2つの建造物(母屋と離れ)を設営した。母屋には居間と3段ベッドがある。離れは便所であり、二つのコンポストイレと三角コーンを用いた小用便器、便の重量を測る秤が設置されている。この場所で滞在しながら、手作業での稲刈りや足踏み脱穀機、唐箕、風選を駆使して稲作の工程を進めて、土器や版画制作、竹簡日 、定点撮影、便の記録などによりこの場所での活動を記述した。家の壁や床に本プロジェクトのコンセプトや稲作の工程をソリッドマーカーなどで描き、木版リトグラフの版にした。些細な事から大きな出来事まで、様々な変化の中、農と芸術の作業を繰り返す不耕作地での日常の記録をここに纏める。家の設計図から滞在記録、版画や土器などが収められたドキュメントブック。(日英テキスト入り、限定20部)
 
制作監修:edition.nord consultancy/秋山伸
表紙・扉デザイン:宮原慶子
本文デザイン:メグ忍者
編集、制作:オル太
助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
発行:オル太
発行日:2021年11月8日
特装版:20部
価格:22000円(税込)
購入サイト(BASE) http://https://olta.thebase.in/items/47303356

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1,4,6-8 写真:大西正一 / 2,3,5,9-12 写真:オル太
展示『青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来』青森県立美術館 2019年

『耕す家』ドキュメントブック

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スタンドプレー vol.4 多摩ニュータウンでのアクティビティ

2019 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

多摩ニュータウンは1960年代から開発が進められ、当時は新しい市街地として東京の郊外に建設された「非都市化地域に計画的に建設される都市」である。現在では、住民の高齢化や建物の老朽化が進む。ニュータウンという場所の広がりの中で、長い遊歩道、歩車分離の橋、団地、公園の人工的な丘や木々、車侵入防止のポールなどの都市やモノの機能を用いてツアー・パフォーマンスを行う。
ビニールシートや、ベルト、酒のカップなど様々なモノに、農家の声や団地に住む主婦のコミュニティによる出版物、酒屋やデイサービスで働く人々へのインタビューなど、ニュータウンに関連した記述、書籍の抜粋、リサーチが書かれている。参加者は、それらを演者と共に場所の機能を用いながら、読み、聞き、歩き、「テキストを読む」行為を通して、身体を介した即興的な公共の場をつくり、変わりゆくニュータウンを新たな郊外として読み込む方法を探る。
 
劇中文献詳細
「歩車分離 多摩ニュータウンの開発(歩行者専用道の整備)」
「農業の崩壊と抵抗」薄井清(1977)、株式会社三一書房
「蜘蛛とニュータウン」メグ忍者(2019)
「マジックサウンドルームと自動演奏楽器について」
「トポフィリア」イーフー・トゥアン(1992)、 せりか書房
「多摩ニュータウンのなんでもないこと」斉藤隆文(2019)
「ニュータウンの女たち」(1991)女性セミナー多摩市公民館
「団地のをんな」(1987)
「大塚東公園と鹿島団地商店街」メグ忍者(2019)
「酒店とデイサービスの話」長谷川義朗(2019)
「燃えつきた地図」安部公房(1968)、新潮社
 
日程:10月19日/20日 13:00-14:00、16:30-17:30
場所:多摩ニュータウン、松が谷周辺
協力:青木彬
 
NEWTOWN 2019
美術展「Precious Situation」
会場:デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(東京都八王子市松が谷1)
日程:2019年10月19日(土)、20日(日)
時間:11:00-19:00
参加作家:dear Me、今井さつき、オル太、ABEBE
キュレーション:青木彬

美術展『Precious Situation』


 
トーク「交歓する場はいかに創造されるか」
日時:10月20日 15:00〜16:00
会場:『NEWTOWN』学校エリア、チャットパーク
登壇者:青木彬(本展キュレーター)
    参加アーティスト
ゲスト:黒石いずみ(青山学院大学総合文化政策学部教授)

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1-10 写真:北沢美樹/ 11,12 写真:オル太

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「青森県立美術館企画展 青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」に参加 連続講座「美術館堆肥化計画」に登壇

2019 /

「青森県立美術館企画展 青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」に『耕す家』を出品しています。また会場内にて『TRANSMISSION PANG PANG DOCUMENT BOOK』をご覧いただけます。

関連企画
1:オープニングパフォーマンス(終了しました)
出演:オル太
日時:10月5日(土)13:00~13:45(予定)
集合:エントランスギャラリー
料金無料・申込不要
 
2:連続講座「美術館堆肥化計画」
農業にまつわる思想や社会実践をヒントに、大地に根ざしたアートのあり方を皆で考える連続講座です。オル太は講座⑥(11/30)に登壇します。

連続講座「美術館堆肥化計画」日時
10月13日(日)①10:00~12:00 ②13:30~16:30
11月16日(土)③13:30~16:30
11月17日(日)④11:00~12:00 ⑤13:30~16:30
11月30日(土)⑥13:30~16:30←オル太が参加するのはこの日のみ

講師
①石渡博明(安藤昌益の会事務局長) ②⑤安藤昌益勉強会(※)
③東 千茅(農耕者/雑誌『つち式』主宰)、森 元斎(哲学者) 他
④山内輝雄(農家/「昌益村」村長)
⑥オル太、椹木野衣(美術批評家)、山内明美(歴史社会学者)、豊島重之(演出家/故人)

集合
エントランスギャラリー 料金無料・申し込み不要
 
「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」
会期:2019年10月5日(土)-12月1日(日)
休館日:10月15日(火)、28日(月)、11月11日(月)、25日(月)
開館時間:9:30 - 17:00 *入館は閉館の30分前まで
観覧料:9:30 - 17:00 *入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,500円(1,300円)、高大生1,000円(800円)、小中学生無料
※( )内は前売券及び20名以上の団体料金
※障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料
website:http://www.aomori-museum.jp/ja/event/88/

《耕す家》/2019

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Public Meeting

新作『耕す家』公開、『TRANSMISSION PANG PANG DAIJOSAI』の開催

2019 / TRANSMISSION PANG PANG 2017- /

農耕と芸術から活動する生を問うために、『耕す家』(英:Cultivate House)と題した自作の家を千葉県北東部の農村地域に設営しプロジェクトを進めています。期間は8月30日から9月16日です。オープンハウス期間中の9月14日から16日には、収穫を祝い来場者と共にボードゲームを上演する『TRANSMISSION PANG PANG 大嘗祭』を開催します。
皆様のご訪問を心よりお待ちしております。
 
【『耕す家』プロジェクト内容】
山と田んぼに囲まれた土地には、他に家はなく、住民は田んぼよりも上の土地に居を構えています。本プロジェクトを通じて、以前は田んぼだった住むことに適さない土地( 不耕作地) で住みよい生活を整えることや農作業、野焼きや版画などの制作を行い、日々記録し、土の上での営為を探ります。
本プロジェクトの今後の展開としましては、今秋に開催される青森県立美術館での展覧会「青森 EARTH2019 いのち耕す場所ー農業がひらく土地とアートの未来」(会期:2019年10月5日-12月1日)に出品する予定です。
 

『耕す家』ーオープンハウス

2019 年8 月30 日(金) ー9 月16 日(月)
※9月6日(金) は見学不可
12:00-18:00
予約制、見学無料
場所:千葉県香取市、某所
助成:公益財団法人 アイスタイル芸術スポーツ振興財団
協力:青森県立美術館、東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association
 

【見学内容】
1.『耕す家』内部
2. 農作業:稲刈り、乾燥、脱穀
3. 制作:土粘土での立体物の制作、野焼き、木版リトグラフによる版画など。
4. 食事:かまどでの食事作りや湧き水で淹れた冷たいお茶やコーヒー。
5. トイレ:水を使わず土に還すシステム。
6. 公開ミーティング
装備:汚れても良い服装、日よけ、虫除け対策、長靴(雨天時)
 
『TRANSMISSION PANG PANG 大嘗祭』
2019 年9 月14 日( 土) ー9 月16 日( 月)
14:30-17:30
予約制、各日:定員10 名
参加費 2000 円( 東京からの送迎、お土産付き)
耕す家シャトルバス
集合場所:品川駅高輪口(12:00)
 
『TRANSMISSION PANG PANG』とは
ボードゲームのプレイを通して、現代における伝承や伝達のあり方を考察するプロジェクト、TRANSMISSION PANG PANG を稲の収穫と掛け合わせた上演。2017 年より韓国ソウルを拠点に活動する「OPEN CIRCUIT( 開放回路)」とオル太が共同で企画を立ち上げ、各地で祭りや民謡のリサーチを行い、その成果と古代インドで親しまれたボードゲーム「蛇と梯子」を元に独自のボードゲームを制作しました。ゲームで用いるカードには、祭りや民謡の身振り、祭りに用いる道具、飲酒などの行為が記されており、プレイヤーは引いたカードに描かれた様々な身振りや道具を組み換えながら実際に演じていきます。これまでに『TRANSMISSION PANG PANG』(ELEPHANT SPACE、ソウル、2017)、『TRANSMISSION PANG PANG in OKINAWA』(BARRAK、沖縄、2018)、『TRANSMISSION PANG PANG in ITAEWON』(5 %、ソウル、2018-2019) を開催しています。
 
【参加方法】
以下の内容を記載し、前日までにこちらのメール(mail@olta.jp)にてご予約ください。
件名:「耕す家訪問希望」または、「TMPP 大嘗祭参加希望」
本文:名前、訪問日時、人数、交通手段、電話番号
 
【来場方法】
公共交通機関をご利用の場合は、JR 小見川駅、もしくはJR 佐原駅にて下車。その後、バス、またはタクシーに乗り換え。ご来場方法により、バス停、または近くの住所をお知らせします。車でのご来場の際は、駐車場所をご連絡します。

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波ものみこむ手

2019 / SAITO Takafumi

東日本大震災以降、自身が考え続けてきた「海」を題材に個展「波ものみこむ手」を開催。個展では、大森海岸(東京)や九十九里浜(千葉)でマイクロプラスチックを採取し、作品の素材に用いて、サーフボードやかまぼこなど、「海」を連想させる立体作品を製作した。マイクロプラスチックは大量生産されたプラスチックが廃棄物として海に流出し、波に揉まれ粉末状になり、食物連鎖の中で生命の内部に蓄積されていく。このサイクルを、フェデリコ フェリーニの映画「カサノバ」で、主人公のカサノバや参加者が、作り物の鯨の中で映写機を使った胎内めぐりをするシーンから新たに構想し、マイクロプラスチックによる無機物があらゆる物や生命の胎内めぐりをテーマに作品を製作した。大小の単位が入れ替わり、刻まれたものの拡散を回収しながら、海の動かなくなった生物に息を吹き込み、もう一度生き返らせる物語である。
 
個展:「波ものみこむ手」
会期:2019年1月30日(水)-2月10日(日)
会場:Art Center Ongoing、東京
協力:オル太
http://www.ongoing.jp/ja/artcenter/gallery/index.php?itemid=685
 
アーティストトーク「Pre Ongoing School」 
日時:2月3日(日)15:00-
場所:Art Center Ongoing 会場
 
トークイベント
出演:片岡香(川崎市岡本太郎美術館 学芸委員)斉藤隆文
日時:2月9日(土)19:00-
場所:Art Center Ongoing 1F
 
斉藤隆文は1986年千葉県生まれ。2012年に多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了し、現在国内外の様々な展覧会で発表を続ける美術家です。個人とは別に、2009年に結成したアーティスト・コレクティブ「オル太」のメンバーとしても活動しています。
今回の個展「波ものみこむ手」では、サーフボードやかまぼこなど、「海」を連想させるオブジェクトが会場に並びます。東日本大震災以降、斉藤が考え続けてきたテーマの一つである「海」。海水浴場のすぐ近くで幼少期を過ごしたこともあり、「海」とは、斉藤にとって身近な存在でしたが、震災を機に、改めてその大きな存在について考え始めたといいます。
本展覧会のきっかけの一つに、マイクロプラスチックという素材との出会いがありました。マイクロプラスチックとは、海に捨てられたプラスチック製の廃棄物が波に揉まれ粉末状になったもので、近年、海の環境を悪化させるとして大きな問題となっています。人間が日常生活の中で使用する洗剤に含まれる粒子や、メラミンスポンジもその原因の一つです。海中に大量に含まれているマイクロプラスチックは、食物連鎖の長いサイクルの中で人間の体内へと取り込まれ、人体にも影響を及ぼすことが分かっています。
ではここで環境問題を斉藤がテーマにしているのかというと、必ずしもそうではありません。むしろマイクロプラスチックの素材としてのおもしろさに着目しているのです。もともとは製品として人々に扱われていたものが、長い時間をかけて粉末状になり、巡り巡って人の身体に取り込まれていく…。そうした移り変わる素材の存在が斉藤を魅了します。
マイクロプラスチックは、一般的な議論のなかでは「有害なもの」としてのイメージが固定されています。斉藤はそのマイクロプラスチックに「素材としてのおもしろさ」という解釈を加えました。そこには、事実だと信じられていることに対して、もう一つの視点をそっと提案するような、発想の自由さがあります。
斉藤は、過去の作品から続くテーマに「わからないことを考える」ことをキーワードに挙げています。彼にとって、作品を作ることとは、わからなさを受け入れつつも、それについて考えることを諦めないことでもあります。マイクロプラスチックが元々どこにあったのか? どのような経緯を経てここへたどり着いたのか? それにはどれくらいの時間がかかったのか? それらは簡単に答えを出すことができない「わからない」問いですが、想像すること、考えることの地平は無限に広がっていきます。
おもしろさを伴う「素材」と、そこから導き出される個々の立体作品が作り上げる「物語」。斉藤隆文が浮かび上がらせる詩的な連関による「わからなさ」を、ぜひこの機会に多くの方々にご体験いただければと思います。 Art Center Ongoing 高橋萌香

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スタンドプレー vol.2

2018 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

古代オリンピックの競技であるスタディオン走やディオニューシア祭での様子が描かれたギリシャの壺の絵、20世紀初頭にアメリカやイギリスの新聞に掲載された記事や写真、風刺画、広告をピックアップし、人々が集い熱狂する競馬場やスタジアム、市場などで撮影した映像を再生する。三角コーンや仮面、ゆりかごを人型で表したスポンジ製のオブジェを用いて、メディアを通じてつくられるイメージの模倣から情報に操作される人間の身体を顕にする。
 
Date : 2018.10.19.  17:30-(Duration : about 40min.)
Venue : BWA Awangarda, Wroclaw, Poland
https://bwa.wroc.pl/?tf_events=performans-stand-play-vol-2
 

 
超衆芸術 スタンドプレーとは
日常の中で出会う笑いを引き起こす現象を調査し、都市生活の中で生まれる無意識の身体の動きや人為的に仮設された街頭のオブジェがもたらす無作為の状況について明らかにしていく。群衆と物質や情報を含めた集合を「超衆」を名付け、都市の環境や機能によって私たちが演じていると気づく事柄や場所をシミュレーションする。
 
Exhibition: Limited Vision
Duration: October 2018
Venue: National Forum of Music(Wroclaw, POLAND)
https://limitedvision.weebly.com
 
Exhibition: 땅!DDang!
Venue: 5%, 90, Usadan-ro 10-gil, Yongsan-gu, Seoul
Curator: Kahyun Song, Hyunin Lee
Period: 2018.12.21.(FRI)-2019.02.16.(SAT)

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スタンドプレー vol.1

2018年 / Hyper Popular Art Stand Play 2017- /

「スタンドプレー」は、オル太が日常の中から笑いを生む事物や状況を記述、記録し、都市の機能やメディアと身体が作り出す関係性を考察する試みである。都市におけるパイロンやペットボトルなどの簡易的に用いられる物、賭け事などの集団における行為、信号機や防災無線などの機能やそれらの環境での人々の身振りと会話に着目し、笑いがもたらす社会的な役目を能楽堂で演じる。
 
ゼウス神殿の聖なる社地(アルソス)は、古くからアルティスと呼ばれていた。ピンダロスも、オリンピック競技の優勝者にささげた頌詩の中で、これをアルティスと言っている。(呉茂一『ギリシア神話』1994年、新潮社)
 

 
脚本、演出、出演、制作:オル太
映像撮影:飯岡幸子、村田萌菜
映像編集:飯岡幸子、メグ忍者(オル太)
 
日時:2018 年7 月23 日(月)
開場:18:30 開演:19:00 終演:20:30( 予定)
会場:川崎能楽堂
住所:川崎市川崎区日進町1-37
企画:オル太、Drawing lab Wroclaw
 
超衆芸術 スタンドプレーとは
日常の中で出会う笑いを引き起こす現象を調査し、都市生活の中で生まれる無意識の身体の動きや人為的に仮設された街頭のオブジェがもたらす無作為の状況について明らかにしていく。群衆と物質や情報を含めた集合を「超衆」を名付け、都市の環境や機能によって私たちが演じていると気づく事柄や場所をシミュレーションする。

写真:井上佐由紀

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Visible breath

2017 / INOUE Toru

複数のスピーカーによるサウンドインスタレーションとマイクを用いたライブパフォーマンス。
会場には卓球台やモーターなどが設置されており、それらの音やそこで行われる行為の音をレコーディングしライブで再び複数のスピーカーによって発音させ、マイクパフォーマンスの音と混ぜ合わせた。
Vimeo : https://vimeo.com/332844583
 
イベント:Draw!The Party!From White!
会期:2017年12月23日
会場:The Cave.(Yokohama,Kanagawa)

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Walking Cascade

2016 / Walking Cascade 2016 /


鉄、ビデオフィルム、容器、ベル、紙、木、モーター、他
 
《Walking Cascade》は、身体とデジタル・メディアの記録による行為と鑑賞の交換に介入する試みである。新たに考案された舞台では、滝に見立ててビデオテープのフィルムがまわり続ける。滝が持つ二つの要素、流れ落ちる時の水の反射と流れ落ちた後の沈殿をネットワークにおける情報の拡散と累積に喩えた。作品では、六斉念仏踊り(ろくさいねんぶつおどり)に着想をえて、ビデオカメラやスマートフォン、ベルやリール、プラスチックなどで新たに作られた楽器と自身の声による念仏が奏でられ、舞いが展開する。パフォーマーは、踊り手(3名)と記録者(3名)に分かれ、記録したテープはその場で再生し、巻き戻しや早送り、またテープの交換による編集の操作を行い、二つのスクリーンで再生される。そして、2本のHDVテープが展覧会の会期中再生される。身体を媒介した実践と繰り返し、映像による記録と再生、そしてこれらに対峙する鑑賞者の身体の介在により、意味の絶え間ない変換と更新がインスタレーションという場で繰り広げられる。本作品は、映像を生み出す身体、それを受容する身体、そしてその記録を伝える媒介にかかる蓄積と変化を視覚化する。
 
Exhibition : BUSAN BIENNALE 2016 Hybridizing Earth Discussing Multitude
Project 2- F1963
Exhibition Period : 2016. 9. 3. – 2016. 11. 30.
Exhibition Venue : Busan Museum of Art, F1963(KISWIRE Suyeong Factory), KOREA
http://www.busanbiennale.org/BBOCen/index.php?pCode=MN2000154&pg=3&mode=view&idx=2090
 
 

『Walking Cascade-Reconstruction』 
『Walking Cascade-Replay』 
『Walking Cascade-Retrospective』
 
 
Exhibition : Expanded Memory
Exhibition Period: 2017. 11. 4. – 2017. 11. 18.
Exhibition Venue: Sansumunhwa, Seoul, KOREA
http://sansumunhwa.com/expanded_m/
 

 

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1-7 『Walking Cascade』BUSAN BIENNALE 2016 Hybridizing Earth Discussing Multitude
Project 2- F1963 2016年
8 Exhibition『 Expanded Memory』Sansumunhwa 2017年
9 『Walking Cascade-Reconstruction』
10-13 『Walking Cascade-Replay』
14-16 『Walking Cascade-Retrospective』

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オル太 かるた

2016 / City 2014-2016 Future Primitive 2012-2014 GHOST OF MODERN 2013- House 2009- KOREA-JAPAN Organella 2013 Soil 2010-2012 /

このかるたは、アーティストコレクティブ「オル太」の活動のドキュメンテーションとして制作されました。読札はヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーを中心に現代詩の詩人たちが書き下ろし、絵札はオル太自身が担当しています。しかしなぜ、芸術の記録が「かるた」というかたちをとったのでしょうか?
パフォーマンス、インスタレーション、観客によるまちの移動など、様々な形態をとるオル太の作品では、パフォーマーと観客の身体、そしてそれが位置する空間と時間が、重要な要素になっています。
ある枠組みの中でしか成立しない、特別な空間、時間、身体を、どのように記録し、伝えることができるでしょうか? この問いへの一つの試みとして、わたしたちは、空間と時間の中にある身体的な芸術表現を、別の空間と時間をもつ別の身体表現へと翻訳する、 という方法を採りました。インスタレーションが置かれていた空間 と時間が、パフォーマーの身体が、わたしたちがこのかるたで遊ぶ空間、時間、身体へと、変容します。オル太の作品群を開く詩は、 そこに含まれていたものたちを、あらたな質感で伝えます。
このかるたは、オル太と企画チームの構想から始まり、そこにTOLTAが加わりました。広く記録の可能性は、すでに完結した内 容や価値を社会に伝達することにとどまりません。記録を残す場が 人々の集まるプラットフォームとなり、記録するプロセスそのもの が表現になり、記録の受容もまた表現行為に近づくとき、オリジナ ルとしての作品を縮小再生産するのではない、豊かなドキュメンテーションが生まれるのではないでしょうか。
オル太の活動から詩 が生まれ、かるたができあがりました。それが声になり、札が何度も散らばります。手元に集まった札を自由に並べてみてください。オル太の活動は、そこに、その都度、記録されているでしょう。わたしたちがこのかるたを上演するたびに、オル太の活動は記録され、記録され直し、新しい姿 を浮かび上がらせるでしょう。その空間と時間の中に、声と身体とイメージが描く模様の中に、オル太の、そしてわたしたち自身の、過去、現在、未来が、見えてくるでしょう。
企画者を代表して 林立騎
オル太かるた
価格:3,500円(税別) 限定500部
制作:オル太
企画:桂英史+田中沙季+林立騎
詩:カニエ・ナハ/河野聡子/佐次田哲/関口文子/山田亮太
編集:山田亮太
デザイン:河野聡子
発行:コミュニティデザイン協議会

個展:「カルタナティブスペース」

会期:2016年6月24日(土)ー7月30日(日)

会場:nap gallery、東京

http://napgallery.jp/en/exhibitions/cartanative-space/

この度、nap galleryでは6月24日(金)から7月30日(土)まで、2年ぶりとなるオル太個展「カルタナティブスペース」を開催いたします。
本展では、2009年に結成した当時から現在までのオル太作品をモチーフとしたかるたを展示、販売いたします。
結成当時の貴重なドローイング、映像作品などを展示した中で、かるた大会も開催しますので是非ご高覧ご参加下さい。
トーク
6月24日 18時〜19時 桂英史×林立騎×Jang-Chi(オル太)
桂英史◉東京藝術大学院映像研究教授。専門はメディア研究、 社会芸術論、図書館情報学。著書に「インタラクティブ・マインド」(NTT出版)「東京ディズニーランドの神話学」(青弓社)
林立騎◉翻訳者、演劇研究者。東京藝術大学特任講師(geidaiRAM)、Port観光リサーチセンター所長。訳書にイェリネク「光のない。」(第5回小田島雄志翻訳戯曲賞)。
かるた大会
6月24日 19時〜
7月16日 15時〜
7月30日 15時〜

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FAKE BONES

2015 / City 2014-2016 /


OLTA & Leif Holmstrand
 
人一組で漕ぐ巨大なゆりかごは、二つの上半身が合体した形状。そのゆりかごに、スポンジや縄で即興的につくった骨や乳母車の残骸、それらを組み合わせた料理が加わり、石膏や粘土で固められる。パフォーマンスの進行とともに、ゆりかごの構造物は崩壊と再構築を繰り返し変容する。
犬の餌やおもちゃとして作られる偽物の骨をモチーフに、石膏やスポンジなど大小様々な素材で制作し、複製する。FAKE BONESは、労働や貨幣の代替物として運搬、消費、交換、生産される。互いに同じおむつを共有、結合し、這いずり回る。床に落ちている食べ物や残骸、滓などを運び、会場に新たな循環を生み出す。
 
Performance: FAKE BONES
Date: Sep 17th – 26th, 2015
Duration: 2h
Place: Lilith Performance Studio, Bragegatan 15, Malmo, SWEDEN
Review of FAKE BONES in Sydsvenskan (in Swedish)
www.sydsvenskan.se/kultur–nojen/scenkonst/scenrecensioner/utflippat-verk-om-sokandet-efter-ben/
In FAKE BONES, magic rituals around eating, physicality, birth and death are faked.
Here ritual cooking, cooking shows, oracle activities and dissolution of both time and personality are faked in an ongoing process. Plastic bones, rawhide bones for dogs and boned strollers are present.
For several weeks, they will on site create an universe with common interests related to biology, shamanism, radioactive mutations, fantasies of the body, eating, dissolve the ego boundaries, bio-politics and an open eye for beauty and reproduction of weirdness, where Holmstrand’s imagery melts together with OLTA’s.
The visitors are invited to their common organism in which Leif carefully disassembles several prams and cook them, fry, boil, bake them with more possible food. The pram food is served to the audience and to OLTA, that builds and improvises along with Holmstrand in a long fragmented collage like cycle where sound, voice and poetry becomes a central element.
In his art, Leif Holmstrand (born in 1972, lives and works in Malm?) combines traditional textile art with a fascination for horror movies and burlesque popular culture. In crochet and knitting, Holmstrand creates objects, covers and clothing impossible to wear. He coats and wraps objects and bodies in rope, yarn and cord. His works are characterized by an abnormal and paranoid corporality with a dark relation to sexuality and the surrounding world. The themes in his works are similar irrespective of mode of expression: a dreamlike dissolution of gender, where he tries to find and stretch the cultural and biological boundaries of the body. 
In OLTA’s work the man’s relationship to nature, the primary conditions of existence and the Japanese culture and pop culture are recurring starting points. 
OLTA consists of seven artists born in the 80s, which all lives and works in Tokyo.
The Art Collective was formed in 2009 and since then the group have made a series of solo exhibitions and group exhibitions in Japan.
 
Lilith Performance Studio
lilithperformancestudio.com
Leif Holmstrand
www.leifholmstrand.se

写真:Lilith Performance Studio

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Korea-Japan 2013-2015

2014 / KOREA-JAPAN /

『私は日本/韓国が好き、韓国/日本も私が好き』
東京とソウル(韓国)で同時刻に開催された反ヘイトスピーチのパレードにて、ヨーゼフ・ボイスの作品タイトル「I Like America and America Likes me」から、「私は韓国が好き、韓国も私が好き」と描いたプラカードを掲げる。その後、プラカードの両面に日本と韓国へ向けた同様のメッセージを双方の言語で描き、クァンジュ(韓国)や大阪の鶴橋を歩く。
 
『We won’t do it without the rose』
ソウル(韓国)のイテウォンにて、現地の作家とラブアンドピースを込めて壁画を描くが、その壁画は住民の非難を受ける。2日後に壁を新たに白く塗り直して、バラを描く。ヨーゼフ・ボイスがドクメンタ5(1972年)で、観客と直接民主主義について討論した「バラなしに我々はそれをしない」からバラをモチーフに選ぶ。
 
『KOGI Man』
韓国の巫女である巫堂(ムダン)の儀式では、供物として一頭の豚や生きた鶏が扱われ、巫堂の手で私達の知るコギ(肉)に変わる。「KOGI Man」は市場で魚や野菜を購入し、その食材を豚の皮で衣装に括り付ける。
 
『Tiger Alive』
『Tiger Alive?』は、ナム・ジュン・パイクの作品『Tiger lives』と『Paper TV Show 1974』から引用している。ソウルで南山から日本による朝鮮統治時代(1910年-1945年)の建物へ四分割した虎の置物を背負い訪れ、キスをする。Killの象徴として虎を解体しKissをする。日本に帰国後、国会議事堂にキスを試みるが、警備員に制止される。キスが出来ない代わりに、「Tiger Alive!」と咆哮する。
 
『12等分するサーキュレーション』
韓国では12巨里(祭次)で行われる儀式「クッ」がある。十二支の最後は鶏、犬、豚であり、儀式のシャーマンである巫堂(ムダン)が神霊を憑依させようと回転する様と、十二支の最後の動物を加え12等分された円を重ねた。このドローイングをもとに、『DEGI Shaman』の衣装を制作する。
 
『Camp: Space became Lion』
: Lion Dance X Gipeun Zam(Big Sleep)
オル太 X Miwangsung project
 
韓国の演劇集団、Miwangsung project(未完成プロジェクト)との共同作品『Camp:Space become Lion』。ソウル(韓国)のカリボンドン市場で韓国の民族音楽を鳴らして観客と練り歩く獅子舞「Lion Dance」と演劇「Gipeun Zam(Big sleep)」が廃ビルにて行われる。
 

 

 
16th Seoul Marginal Theater Festival
Performance Date: 15th – 17th July, 2014 19:30-21:30
Venue: Garibong-dong Seoul KOREA
Video:  65min.31sec.
Duration:July 15th – July 17th, 2014 19:30 – 21:30
 
Artist in Residence
SeMA Nanji Residency, Seoul, KOREA
Duration : April – August 2014
sema nanji artist residency
 
Exhibition : Crossing Distances
Date : June 19(Thu) – June 22(Sun). 2014
Venue : SeMA Nanji Residency hall(ソウル、韓国)
Artist:Alfred Lenz, OLTA, Cristiano Tassinari
 
Exhibition:OLTA Drawing Research Exhibition
Duration : 14. 7.21. ~ 14. 8. 5.
Venue:OPEN CIRCUIT, Seoul, KOREA
http://www.opencircuit.co.kr/?page_id=40
DESCRIPTION : OPEN CIRCUIT AND OLTA HELD THE EXHIBITION OF OLTA’S UNRELEASED DRAWINGS ABOUT RESEARCH FOR THEIR WORKS. OLTA USUALLY MAKE MANY DRAWINGS AND USE THEM TO COMMUNICATE WITH MEMBERS, BUT WHICH ARE NOT  THEIR FINAL WORKS. EVEN THOUGH THE DRAWING ARE NOT FINAL WORKS, WE, OPEN CIRCUIT AND OLTA, THOUGHT THAT THE DRAWINGS SHOW THE PROCESS OF WORKS WHICH GIVE UNDERSTANDING AND IMPRESSION OF THEIR WORKS TO PEOPLE . SO, WE SELECTED THE DRAWINGS TOGETHER AND HELD EXHIBITION. ADDITIONALLY, WE HAD ARTIST TALK WITH ART LOVING PEOPLE THAT GIVES CHANCE TO UNDERSTAND OLTA’S WORK.
 
上映会:COVERED TOKYO : Hikarie, 2014
2014.10.29.Wed – 11.10.Mon
Shibuya Hikarie 8F 8/
http://coveredtokyo.com/ja/

『私は日本/韓国が好き、韓国/日本も私が好き』

『We won't do it without the rose』

『KOGI Man』

『12等分するサーキュレーション』

『Tiger Alive』

『Camp: Space became Lion』

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GHOST OF MODERN

2013- / GHOST OF MODERN 2013- /


 
近代社会におけるイデオロギーから生まれた様々な廃墟を舞台に、亡霊が街から街へと移動し、西洋が成し得た近代化の背景にある歴史的な問題やひずみを表す。各地で起こりえた事象から人々の在り処を問う。
 
Artist in Residence:
Tokyo Wonder Site Exchange Residency Program(Delegation) / Kunstraum Kreuzberg /Bethanien, Berlin 2013-2014
Place: Kunstraum Kreuzberg/Bethanien, Berlin, Germany
Performance: PLATEROWKA and GHOST OF MODERN
Collaboration with Natalia Szostak
Date: January 5th, 2014
Place: KANA Theater, Szczecin, Poland
http://www.nataliaszostak.com/olta.html
 
Exhibition: Distant Observations Fukushima in Berlin
Date: March 8th – April 27th, 2014
Place: Kunstraum Kreuzberg/Bethanien, Berlin, GERMANY
 
トーキョー・ストーリー 2014 第2期
会期:2014年06月14日(土) – 2014年07月21日(月)
会場:トーキョーワンダーサイト本郷|トーキョーワンダーサイト渋谷
 
Exhibition: FAKE HIKERS
Date: Oct 27th – Nov 3rd, 2014
Place: MMCA Residency Changdong, Seoul, KOREA
https://stampsy.com/stamp/16719
 
展示「ニンゲンと歩く」
1920年に明治神宮が建てられ、翌年その参道にはケヤキが植えられた。1945年、大日本帝国陸軍の練兵場であった代々木の原は、敗戦とともに連合国軍に接収され米軍住宅ワシントンハイツとなり、後に1964年東京オリンピックの選手村、競技用地として日本に返還された。代々木公園のワシントンハイツを目指して、表参道に散らばる近代の痕跡を辿る。
会期:2015年5月2日ー5月16日
会場:sorama gallery、東京
パフォーマンス「GHOST OF MODERN in OMOTESANDO」
日程:2015年5月16日
場所:表参道、代々木公園、東京
 
パフォーマンス「目覚め(GHOST OF MODERN)」
アウシュヴッツ=ビルケナウ強制収容所や他の強制収容所にいた人間は、寝ている時にみる悪夢で現実と虚世界が混合してしまう時がある、と言われるエピソードからインスタレーションを制作する。門や狭い三段ベットは、内と外を行き来する境界線への入り口として、オシフェンチムで見た仔鹿がパフォーマンスに登場する。
 
展示「タデウシュ・カントル生誕100周年記念事業「死の劇場 – カントルへのオマージュ」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都) 2015」
会期:2015年10月10日(土)–11月15日(日)
会場 : @KCUA1, 2
参加作家:パヴェウ・アルトハメル、石橋 義正、オル太、アルトゥル・ジミェフスキ、丹羽 良徳、ミロスワフ・バウカ、松井 智惠、ヨアンナ・ライコフスカ
企画 : 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、加須屋明子(京都市立芸術大学美術学部教授)
主催 : 京都市立芸術大学
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
https://gallery.kcua.ac.jp/archives/2015/2469/
パフォーマンス「目覚め(GHOST OF MODERN)」
日程:2015年10月11日(日)
会場 : @KCUA1, 2
 

パフォーマンス『PLATEROWKA and GHOST OF MODERN』
写真:Andreas Greiner

展示『GHOST OF MODERN』フライヤー

ドローイング『目覚め(GHOST OF MODERN)』

パフォーマンス『目覚め(GHOST OF MODERN)』
写真:大島拓也

パフォーマンス『GHOST OF MODERN in OMOTESANDO』
写真:tatsuhisa33

展示『トーキョー・ストーリー 2014 第2期』トーキョーワンダーサイト本郷

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performance

sculpture

workshop

オルガネラ

2013 / Organella 2013 /

本展ではこれまでの集大成として、作品『オルガネラ』が当館の中庭に出現し、オル太のパフォーマンスによって命が吹き込まれる。古代からの生命、記憶、リズムを想起させつつ、現代の廃棄物の断片ものぞく土層とともに、巻貝からミジンコ、鶏や牛などの生命体と内臓などの体内モチーフが互いに独立しつつも関係し合う様が、渦巻きのようにねじれ伸びるフォルムでダイナミックに表現される。(キュレーター 吉岡恵美子、「内臓感覚ー遠クテ近イ生ノ声」展カタログより)
 
オルガネラと呼ばれるそのオブジェは、内と外が地層と内臓として表現され、大きな波のようにうねり捻れている。細胞小器官を意味するこの語を、細胞が共生する為の一つの器と捉えて、自らが一つの細胞となり、オルガネラの周縁で新たな身体の予感を感じて蠢めく。
 
オルガネラ。
地層と内臓は表裏一体。
大きく波のようにうねりねじれている。
オルガネラ。
アリストテレスは、動物の体壁を「オルガノン」と呼んだ。
オルガネラ。
細胞小器官を意味する語。
オルガネラ。
細胞が共生する為の一つの「器」。
オルガネラ。
その「器」に、細胞が集まり蠢いている。
 
オルガネラのパフォーマンスは雨の中でも行われる。その日の光景は、生命の進化をうねるように表現された立体、オルガネラが大海を泳ぐようだった。ドローイングは「胎海を泳ぐ」(2013)。ミジンコの中に体をはめ込んだ人物は胎児の記憶を遡り生命の起源を夢想する。
 
特設webサイト:http://www.olta.jp/organella/
 
展示「内臓感覚 ー 遠クテ近イ生ノ声」
会期:2013年4月27日(土) ー2013年9月1日(日)
会場:金沢21世紀美術館、金沢
 
オル太パフォーマンス:「オルガネラ」
会期:2013年4月27日(土) ー2013年9月1日(日)、会期中の金、土、日、祝日
会場:「内臓感覚 ー 遠クテ近イ生ノ声」会場内光庭
 
ライブ・イベント:「オルガネラナイト ー14歳のインセクト」
日時:2013年8月22日(木)
会場:Kapo-Kanazawa Art Port
時間:19:00~21:00(Open:18:30)
主催:オル太
ゲスト:たんきゅん、だつお
Adv:¥1000Yen/Door:¥1500
※Adv=オル太宛に「8月22日行きます!」などのメール(mail@olta.jp)、またはtwitter(@olta_jp)宛にリプライで1000円!
 
ワークショップ:「オルガネラワークショップ」
日時:8月8日(木)10:00~17:00
8月9日(金)9:00~12:30
対象:小学生以上で両日参加できる方
定員:10名
講師:オル太
参加料金:2,000円
金沢21世紀美術館:2日間連続オル太『オルガネラワークショップ』
 
木埜下大祐とのコラボレーションパフォーマンス:「オルガネラ管」
日時:2013年8月11日(日)
フルート奏者としての活動のみならず、作曲家としてアートとのコラボレーションも手がける木埜下大祐を《オルガネラプロジェクト》のコラボレーターとして招き、展覧会場内光庭にて特別パフォーマンスを展開します。
時間:開場時間中随時
会場:オル太の作品が展示されている光庭
2013年7月下旬頃
 
川久保ジョイとのコラボレーション作品公開開始「オルガネラと特異点の音」
写真家・川久保ジョイとのコラボレーションによるこの企画では、「バイノーラル録音」といわれる特殊な録音技術を用いて収録したパフォーマンス時の音声から、《オルガネラ》と鑑賞者が交錯する新たな視点を提示します。《オルガネラ》をめぐって身体の外と内とで響く二つの音が極めて高い臨場感をもって再現されます。
公開開始日:7月下旬予定
会場:展示室11横休憩スペース
 
2013年4月28日(日)
「内臓感覚 ー 遠クテ近イ生ノ声」
アーティスト・トーク
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
トーク内容はこちらでお聞きになれます。
金沢21世紀美術館のポッドキャスティング まるびぃ on the RADIO

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1-4: Photo: 安齊重男

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5-6: Photo: 本城直季
7-8: Photo: 牧野智晃、本城直季

オルガネラドローイング:胎海を泳ぐ
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H20.2×W28.7cm

オルガネラドローイング:Cell's performance
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H17.8×W25.7cm

オルガネラドローイング:アンモナイトを中心に反時計まわり渦中へ吸い込まれる
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H25.7×W18cm

オルガネラドローイング:稲と電柱に扮する
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H17.9×W25.6cm

オルガネラドローイング:スカラベの転がすあれ
2013
素材・技法 色鉛筆、ペン/紙
サイズ H25.6×W18cm

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performance

sculpture

綴りおる、太く編む

2012 / HASEGAWA Yoshiro INOUE Toru Jang-Chi KAWAMURA Kazuhide MEGUNINJA SAITO Takafumi

当時のオル太メンバー8名とゲルオルタナメンバー3名(栗原一成、小林丈人、田中良太)の計11名により、ある設定された架空の人物(著者)を装い、自由に書き綴り交換し続けた物語を制作。また、そのコンセプトに基づいた展覧会をゲルオルタナにて行う。
 

展示:「綴りおる、太く編む」

会期:2012年7月22日 ー8月5日

ゲルオルタナ

オル太:Jang-Chi、長谷川義朗、川村和秀、梅田豪介、斉藤隆文、井上徹、高木真希人、メグ忍者

direction:栗原一成、小林丈人、田中良太

Opening Reception「オル太全員パフォーマンスやる。」7/22(日) 18:00~

「梅田豪介 公開制作」 7/31(火)、8/1(水)8/2(木)8/3(金)12:00~20:00

Closing event「オル太誰もパフォーマンスやらない」8/5

写真:加藤健

One picture a day
2010
Painting

写真:加藤健

Talking head
2012
Performance, Sculpture
2000×500×500mm
wood, speaker, enamel paint

写真:加藤健

写真:加藤健

写真:加藤健

写真:加藤健

写真:加藤健

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ゲンシニンゲンードグウニンゲン

2012-2014 / Future Primitive 2012-2014 /

原子(アトム)からニンゲン以後の世界を未来に想起する『ゲンシニンゲン』。自然と人間が溶け合い、描写や踊り、埋葬といった身振りをプリミティブな想起から描く。
 
 
映像『ゲンシニンゲンードグウニンゲン』
2012年 – 2013年
25分
 
展示:「Distant Observations Fukushima in Berlin」
会期:2014年3月8日ー4月27日
会場:クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエン 、ベルリン、ドイツ
http://www.pj-fukushima.jp/info/docs/%C2%83x%C2%83%C2%8B%C2%83%C2%8A%C2%83%C2%93Flyer_Fuku%20shima_final.pdf
 
展示:「Hibino on side off side-日比野克彦展」
会期:2013年7月20日(土)ー10月6日(日)
会場:川崎市岡本太郎美術館、川崎
http://www.taromuseum.jp/index.htm
 
展示:「アートがあればIIー9人のコレクターによる個人コレクションの場合」
会期;2013年7月13日(土)ー9月23日(月)
会場:東京オペラシティアートギャラリー、東京
http://www.operacity.jp/ag/exh154/
 
 
パフォーマンス『ミライゲンシ FUTURE PRIMITIVE』
日時:2014年3月7日 20:00-20:30
ライブ・イベント:「COVERED TOKYO: PARK NIGHT, 2014」
パークホテル東京 25Fロビー
〒105-7227 東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー 25F 都営大江戸線・新交通ゆりかもめ「汐留駅」直結
COVERED TOKYO (KAYOKOYUKI / TALION GALLERY / nap gallery / HAGIWARA PROJECTS) 美術出版社 / パークホテル東京 / アートフェア東京 サントリー酒類株式会社 / 日本経済新聞 電子版
ARATANIURANO / Take Ninagawa / NANZUKA / MISAKO & ROSEN
HEAVEN HUG DESIGN / 20TN!
 http://www.coveredtokyo.com
 
 
インスタレーション『大地の消化不良』
コラボレーター:アリシア・キング(オーストラリア)、アンドレアス・グレイナー(ドイツ)カシミロ・ヴァレンティム・ペレイラ・ザカルノ(東ティモール)
津波により福島で散見した家屋の基礎部分から着想し、風景を歯の躯体として表す。水が循環し、紙おむつなどに使用される吸収剤のポリアクリレートやクリスタルが展示期間中に繁殖する。会場の窓は外され、粘菌が窓ガラスを用いて培養される。
 

 
展示:「トーキョー・ストーリー2013 第一章『今、此処』TWSクリエーター・イン・レジデンス・オープン・スタジオ」
会期:2013年03月09日(土) – 2013年04月29日(月)
会場:トーキョーワンダーサイト本郷、東京
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2013/20130309-4700.html
 
 
パフォーマンス『ドグウニンゲン』
 

 
日時:2012年10月26日(金)
会場:国連大学前広場、東京
トーキョーワンダーサイト青山・クリエーター・イン・レジデンス
 
 
パフォーマンス、展示『ゲンシニンゲン.Cave』
 

 
会期:2012年6月3日(土)ー7月3日(日)
会場:シャトー2F、東京
主催:アートフル・アクション、オル太
https://artfullaction.net/gallery-event/ゲンシニンゲン-cave/
描く表現の起源と身体表現を重ねあわせたパフォーマンスが繰り広げられ、原始から現代、近未来へと時間が交錯する。3月渋谷WOMBで行われた「ゲンシニンゲン」の続編。
入場料:400円/パフォーマンス1000円(セレクトティー付き)
オープニングパーティー6月2日(土)18:00~参加費:1000円(軽食+ワンドリンク付き、入場料含む)
パフォーマンス日時
1日(金)19:00~パフォーマンス
2日(土)18:00~ オープニングパーティー/19:00~パフォーマンス
3日(日)19:00~ 
パフォーマンス/アフタートーク:ゲスト 佐々木敦氏(批評家/HEADZ主宰)
9日(土)19:00~パフォーマンス/アフタートーク:ゲスト 松井みどり氏(美術批評家)
10日(日)19:00~パフォーマンス
16日(土)19:00~パフォーマンス/アフタートーク:ゲスト 安齊重男氏(アートドキュメンタリスト/多摩美術大学客員教授)・O JUN 氏(画家/東京芸術大学准教授)
17日(日)20:30~パフォーマンス
 
 
パフォーマンス『ゲンシニンゲン』
 

 
ライブ・イベント:「弁慶 VS ゲンシニンゲン」
日時:2012年3月31日
会場: 渋谷 WOMB, 東京
LINE UP : オワリズム弁慶 , オル太 , 川染喜弘 , ディスク百合おん 
SONTON+ケンジル・ビエン +MS5SICK(浮舌大輔+TARO David)
OPEN:16:30 CLOSE :21:00 21:00
ADV : 2000¥2 DOOR :2500 ¥2,500
※入場時、別途ドリンク代500円頂きます
~タイムテーブル~
16:30 OPEN
17:15 川染喜弘
17:45 ディスク百合おん
18:15 SONTON+ケンジルビエン+MS5SICK (浮舌大輔+TARO David)
18:45 オル太
19:30 川染喜弘
20:00 オワリズム弁慶
21:00 CLOSE
音楽、アート、祭り、身体表現、ノイズ、サブカル・・・、ジャンルにとらわれない、クロスオーバーなアーティスト達による圧巻のライブパレード。
サウンドアクトが怒濤の空間をつくり出すこの合戦にジャンル無し。
最後にステージにたつのはだれなのか??

『ゲンシニンゲン、貝爺、ドグウニンゲン、ドキニンゲンの図』
2014
acrylic on canvas
1250 x 1250mm

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ドローイング『大地の消化不良』
2013
watercolor on paper
210 x 297mm

ドローイング『大地の消化不良』
2013
watercolor on paper
210 x 297mm

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ドローイング『ドグウニンゲン』
2012
watercolor on paper
210 x 297mm

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1-8:映像『ゲンシニンゲンードグウニンゲン』
2012-2013
9-12:インスタレーション『大地の消化不良』
2013/トーキョーワンダーサイト本郷 11-12 写真:安齊重男
13:パフォーマンス『ドグウニンゲン』
2012/国連大学前広場 写真:牧野智昇
14-16:パフォーマンス、展示『ゲンシニンゲン.Cave』
2012/シャトー2F 写真:安齊重男
17:パフォーマンス『ゲンシニンゲン』
2012/渋谷 WOMB


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performance

日本の絶景

2012 / SAITO Takafumi

木材、よしず、水、ホース、単管パイプ、他
(H)4500×(W)4300×(D)20200mm
2011年、海に流れてはいけないものが大量に流れ出た。 「今、海に着水しようものなら…」 千葉県の海水浴場から徒歩3分の場所で育った私は、震災以降なにかと海の事を考えていた。 2011年夏、海水浴客が激減するのではないか。学生時代アルバイトしていた海の家には人が入らないのではないか。 海の家と、観光地の忍者屋敷にあるからくり部屋(勾配がついていて平衡感覚を失い正常に歩くことが困難となる)からヒントを得て製作した歪んだ装置。そこに自ら沈み、歪んだ日常を眺め、思考する。
 
展覧会:2011年度多摩美術大学美術学部卒業制作展・大学院終了製作展
会期:2012年3月20日(火)ー3月23日(金)
会場:多摩美術大学八王子キャンパス、東京
 
展覧会:「日常の変容」展
会期:2012年3月26日(月)ー3月31日(土)
会場:BankART Studio NYC、横浜
https://sites.google.com/site/nichijounohenyou/home

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顔ギャラリー

2011 /

6名の顔を寄せて、移動可能なギャラリーをつくる。2011年から様々な場所で行い、2014年のアートフェア東京では唇に土偶をつけて発表する。
 
「アートフェア東京」(東京)2014
 
グループ展示:「わくわく渋谷」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)2011
 
パフォーマンス:「顔ギャラリー」美学校、island laputa(東京)2011
 
 

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蓑虫工房

2011 / House 2009- /

木板で覆われた大きな手作りの立体「蓑虫工房」の中に、一人、二人が代わる代わる入り、毎日プラ板絵やサイコロ、マッチに絵を描き制作する。
 
展示「黄金の郷愁 ーGolden Nostalgiaー」
会期: 2011年11月23日(水)~2011年12月25日(日)
オープニングレセプション: 2011年11月23日(水)15時30分~19時
会場:nap gallery、東京
http://napgallery.jp/en/artists/olta/
日本の農家にお馴染みのかかし、蓑虫、茄子、猪が登場。
都会の日常の中で時間と共に錆びれゆく田舎への郷愁が黄金に輝く。

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

写真:本城直季

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指彫刻

2011 / Soil 2010-2012 /


 
公開彫刻
2011年9月23日(金・祝)・9月24日(土)・9月25日(日)
時間:10:15~12:00/13:00~17:45
 
作品・映像展示
9月28日(水)~10月3日(月)
会場:青山岡本太郎記念館、東京
http://www.taro-okamoto.or.jp

写真:日比野武男

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つちくれの精霊

2011 / Soil 2010-2012 /

大通りに面したガラス張りの劇場のエントランスに巨大な灯籠祠や灯籠馬を制作。その内外でつちくれの精霊(埴輪、土偶、シャーマン、鈴人、繋ぐ人、閃光、間、茄子の精霊)が揺らぎ、生と死のはざまを表現する。
 

 
会期:2011年8月7日ー8月21日
会場:NHK横浜放送局/KAAT アトリウム
岡本太郎生誕100年『人間・岡本太郎』展関連企画、ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム
 
パフォーマンス『古墳の精霊』
 

 
「代官山アートストリート:NOT AUTHORITY,BUT ART」
開催日時:2012年8月20日(月)~ 8月26日(日)9:30~21:00
※一部のプログラムは、開始時間/終了時間が異なりますのでご注意ください。
<パフォーマンス日程>
8月25日(土) 12:30/15:00/17:30
8月26日(日) 12:30/15:00/17:30
開催場所:旧山手通り周辺施設
(ヒルサイドテラス・代官山 蔦屋書店・デンマーク大使館・みどり荘・M・Aloha Table
その他代官山地区の協力施設等)
主催:代官山アートストリート実行委員会 http://d-art-street.org/
特別協賛:株式会社トヨタマーケティングジャパン

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1-5: NHK横浜放送局/KAAT アトリウム 写真: 安齊重男
6-10:NHK横浜放送局/KAAT アトリウム  写真: 神宮巨樹
11-12:猿楽塚古墳

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芋の心臓

2011 / House 2009- /

東日本大震災の余震が続く東京で、その振動から芋を大地の心臓に見立てる。芋が鼓動し、地中には血管のように蔓がのびる。パフォーマンス「二藤が流し、オル太が固まる」では、二藤建人が石膏をかけて流木と共にオル太を固める。
パフォーマンス:「二藤が流し、オル太が固まる」
コラボレーション:二藤建人
 

 
展示:「NEXT-TWS 10!年」
会期:2011年7月7日(木)ー10月2日(日)
会場:トーキョーワンダーサイト渋谷
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト

写真:©Tokyo Wonder Site

写真:©Tokyo Wonder Site

写真:©Tokyo Wonder Site

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つちくれの祠

2011 / Soil 2010-2012 /

土や藁、木、竹など日本の土俗的な材料を用いた壮大なインスタレーション。8人のメンバーが、兎、狗、鶏、茄子、隕石、穴、打つ人、生け贄美女としてお供え物になり、祠に奉られ、踊り、原始の祭り「一生供物」が行われる。
 
たゆたう怒りが世界を浸食する。土と藁に覆われたやぐらがお尻のつちくれを囲う。祠の「穴」をくぐると、やぐらの上から「打つ人」の音に「隕石」が共鳴する。祠を守る「狗」と「兎」が、走り、飛び跳ねる。お尻のつちくれには、お供え物に扮した「茄子」、「鶏」、そして「生け贄美女」が捧げられる。大地の怒りを沈めるために、オル太はお供え物や祠を守る万物に扮して秘かに踊り始める。
 
第14回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞
 

 
展示:「第14回岡本太郎現代芸術賞展」
会期:2011年2月5日ー4月3日
会場:川崎市岡本太郎美術館、神奈川
http://www.taromuseum.jp/index.htm
主催:川崎市岡本太郎美術館、岡本太郎記念現代芸術振興財団

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1: 写真提供: 川崎市岡本太郎美術館
2-6: 写真: 神宮巨樹

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萌える山田とねこまんま

2010 / House 2009- /

インスタレーション『萌える山田とねこまんま』
 
会期:2010年6月19日(水)〜7月25(日)
時間:12:00〜19:00(金・土は20:00まで)
会場:アキバタマビ21・3331Arts Chiyoda、東京
 
関連イベント
オープニングパーティー「本気・CLUB☆稲作」
日時:6月19日(土)18:00〜20:00
 
シンポジウム「ごきげん☆YOU」
日時:7月3日(土)17:00〜19:00
パネリスト=さといも先輩(堀浩哉・多摩美術大学教授)×ねこまんま山田(椹木野衣)×オル太
 
http://www.akibatamabi21.com/exhibition/100725.htm

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1-12 写真:神宮巨樹